2016年9月5日月曜日

ハナ、ヒラク。生きてる看板

多肉どもを植栽した「TAMAプラントフード」のアルファベット看板のハナヅルソウに花が咲き始めました。



























多肉の種類は、おまかせでGETしましたので、どの多肉がどんな風に育つかはよくわかってませんでしが、しだれてくれたうえに花までつけてくれて、うれしい気分です。





















2016年8月23日火曜日

梅干し完成と、オオミヤシとの思わぬ再会。

ところで、今年の関東の夏は熱帯夜というものがありませんでした。海に直行したくなるほどのギラギラしたお天気の日も数えるほどしかなく、なんとなく〜夏が〜終わっていく〜、といった感じでしまりのない8月でしたので、漬けた梅干しを天日干しするベストなチャンスがなく困り果てました。


 突然の雨振りで、あわてて室内に取り込んだり、とバタバタでしたが、やっと自家製の「無農薬国産梅干し」 の完成です。


















あとに残った、しょっぱ・すっぱい梅酢はフルーティーな香りで、ドレッシングにしたり、魚のフライや唐揚げの甘酢あんにしたり、使い道いろいろ。

























食べ忘れて、思わず地植えした紫色のジャガイモからは、その後こんなにたくさん収穫できました。

























先日「川崎市農業技術支援センター」に伺いました。さすが川崎市です、なんと梨のパーゴラ仕立てが! 梨のパーゴラは生まれて初めて見ました。


















パーゴラには、梨が実ってました。水はけの良い多摩川河川のおかげで、川崎市は江戸時代からつづく梨の名産地なんだそうです。



























川崎市農業技術支援センターの展示スペースで、驚くべき再会が!
知りませんでした、オオミヤシ(フタゴヤシ)が常設されていたなんて!!! 世界中のプラントマニアが、喉から手が出るほど欲しがっているオオミヤシです。絶滅危惧種のオオミヤシはセイシェルから外への持ち出しが厳禁で、ほぼ100%流通しない植物です。
だからといって、これを奪って植えても、もう芽は出ないことでしょう。

















と、いうことで思いの外楽しむことができた、川崎市農業技術支援センターでした。

2016年8月1日月曜日

収穫しました。Top of the Hops

梅雨は明けたものの、にわかに空がかき曇り、強い風といっしょに夕立・・・というよりゲリラ豪雨が通り過ぎていきました。「これは虹も連れてきそうな雨雲だな!」とおもっていた矢先、ラッキーなことに、小さな虹を見つけました。

























さて、先週に引き続き、今週末は本腰を入れてカスケードホップのツルを下げて収穫をしました。

ホップのトップ、つまりツルの最先端についた毬花は、ことごとくでっかく玉伸びします。




















ツルの中間についた毬花のサイズと比べると、トップのホップは、あっぱれな肥大ぶりです。



























開花期用の液体肥料の培養液を水やり=ファーティゲーションで管理すると、グイグイでかくなります。今回は、オリジナルのPK肥料も与えた株が大きな毬花をつけました。




















今回の収穫では、2株のカスケード・ホップから1Kgの毬花がとれました。ツルをすべてカットするわけではないので、初秋まで何度か収穫ができます。

























ツルのトップでは、毬花がツルに変化しやすくなります。





















ブラクトの数が多く、いくつか茶色く熟しはじめた毬花は、アロマが強くて好きです。


















2016年7月20日水曜日

梅雨から夏へ。今年初のホップの収穫

まだ梅雨があけない関東です。



























とはいえ野を歩けば、そこかしこにセミの抜け殻が見つかります。

























雨が2日降らなかった週末を選んで、今年初のカスケードホップ収穫をしました。今年は、春に新芽をたくさん摘んでツルの数を少なくしたおかげか、大きなホップが穫れました。























ホップのグリーンカーテンを内側から見ると、こんな感じです。

























2週間前、収穫直前のホップ

























↓今朝の同一人物です。熟すにつれガクがふわっと広がり、内側のルプリン量も増えていきます。



























開けっぱなしにしておいた、倉庫の高窓から、カスケードホップのツルが侵入してしまい、そこにひときわ大きなホップが!
「高くて手が届かない、穫れない!」、
となると、ますます何が何でも収穫したくなるのが不思議です。高枝切りバサミを持ち込んでワクワクしながら、いざ収穫!










































わ〜い! やっとこさのGETです!  ホップのツルは、地上6メートルくらいまで伸びてまして、トップにいくほど、大きな花穂(かすい)が実ってます。

























「さわるな危険!!!」 さわると強烈に痛い、イラガの幼虫がちんまりとくっついてました。
























このように、無農薬でも元気に育つし収穫もできるほど丈夫なホップですが、イモムシ、毛虫は、よくつきます。ホップのお手入れや収穫の時は、長袖と軍手がマストアイテムとなります!

エンジョイ! ホップハーベスト2016!

2016年7月12日火曜日

DIF。昼夜温度差でいろいろ変わる。

・・・ということで、24時間前からの 最高 | 最低 温湿度 がわかる温湿度計が、一回り大きくなって帰って来ました!



















本日より、オンラインショップで合計一万円以上お買い上げの方 

または、

TamaPlantfoodの製品どれかをお買い上げの方、

差し上げますので、単4電池ふたつをご用意して、到着をお待ちください!!!
(数量に限りがあるため、お一人様ひとつまでとさせていただきます。)





なぜ温度は大切なのか、といえば・・・

ホップの毬花を大きくしたり、おウチで育てているトマトや夏野菜を甘くおいしくしたりするために、役立つ栽培のコツはイロイロイロイロありますが、そのひとつに

「昼夜温度差=DIF」

という処理方法があります。


「DIF」= 昼の温度 - 夜間の温度

ということで、「DIF」Differentの略というシンプルな由来です。

昼間の温度と夜間の温度の差が、植物の生長や果実の品質に大きく影響する、という作用を利用した栽培技術です。昼の温度よりも、夜の温度が高くなると草丈が伸びるのを抑えるので、コンパクトな苗に育ったほうが有利な花き施設栽培で利用されてます。
これはとくに、春に育つ花で効果が大きいそうで。
http://www.greenhousegrower.com


より10℃気温が低い = -10℃ DIF

の気温が同じ = ℃ DIF

より10℃気温が高い = +10℃ DIF

こんな言い方をするそうです。


とはいえ、DIFの反応は植物の種類や品種で、反応がマチマチな部分があるようで、DIFをうまく応用するには、正しい知識と経験が必要だと思います。

ということで、夏野菜など収穫目的の栽培でDIFを応用するには、昼の平均温度より夜の温度を低くしたほうが、果実が大きくおいしくなる、ということはハッキリしてます。





〜 昼間に、葉っぱの光合成運動でつくられた糖類が、夜間の温度が下がると、葉っぱから花や果実へと送られるんだけど、夜間の温度が下がらないと、葉っぱでつくられた糖類が、収穫物に送られる量が少ないから、肥大しににくなるよ。

ところで生長期のはじめだけ夜間温度を高くすると、草丈が徒長しにくくなってコンパクトになるよ。〜

かなりバックリ意訳すると、そういうことを説明してくれています。


昼夜温度差の理想は、一般的に室内栽培なら10℃までで、それ以上夜間温度を低くすると結露がたくさん出てくるので、「夜を寒くすると、糖度が上がってもっとおいしくなるかもしれないけど、結露はカビ病が出そうで心配だよね」、ってことになります。

そんなこんなで、夜間温度を下げられる環境でも、そうでなくても、いずれにしても夜間も送風をつづけたほうが、非常にベターです。



2016年6月30日木曜日

ハイドロポニックスでも使える肥料過剰のソリューション。

梅雨ならでは、です。
昔使われていた、排水塩ビ管を撤去したあとに苔が現れました。
苔が青々としているだけで、なんとなくその場の景色が際立つのが不思議です。

























仕込みはじめた完熟梅干しは、梅酢がすっかり上がりました。完熟した梅でつくる梅干しは、皮が薄くて果肉たっぷりのフワフワ梅干しになります。この状態で一ヶ月ほど寝かせます。


























今年で1年目のイチジクです。一年目の苗は、果実の収穫は期待せず、株を充実させることに集中させるべき年だそうです。













生長させたいあまり、たくさん肥料をあげすぎてしまいました。葉っぱが肥料焼けを起こしています。「肥料あげすぎの失敗は、ガーデニング好きなら誰もが通る道」と、言い訳したい気分です。





























ということで、肥料を与えすぎてトラブルが起きた時の、ソリューションを紹介します。
CANNA FLUSHは、肥料オーバーのためのフラッシング剤です。


























今回の私のように、肥料過剰で葉っぱが焼けてしまったり、くたっとしてしまった時に、CANNA FLUSHの希釈液を使って、アンバランスになった植物内部をリセットします。

または、濃い肥料濃度の培養液を与えつづけて、残った肥料が白く固まり、培地の表面にこびりついたり、ドリップのチューブやドリッパーを詰まらせてしまった時に、この白く固まった肥料を溶かしてフラッシングしてくれます。

CANNA FLUSHは、天然の有機酸が主成分なので、有用菌などをつかった自然栽培でも菌を殺したりしません。

ココ栽培やハイドロポニック栽培では、定期的に CANNA FLUSH を培地やシステムに流すと、固まった肥料が起こすさまざまざまなトラブルを防ぐことができます。

CANNA FLUSHは、基本的には、肥料焼けを起こした植物のリセットや、培地や土壌に析出した肥料塩類を溶かすためのレスキュー用製品です。というのも、CANNAの肥料は品質がしっかりとしたピュアな原材料を使っているので、廉価品の肥料のような有害金属の心配がないのですが、過剰な肥料がひきこ起こすトラブルへのソリューションとして、CANNA FLUSH は、考案されました。

収穫前の風味改善や糖度アップをねらう場合のCANNA FLUSHの使い方は、収穫準備期間に週に一度CANNA FLUSHを使用し、それ以外の水やりは、水だけか、CANNA BOOSTCANNAZYMのコンビネーション、ココ培地や土壌栽培ならBIO BOOSTを与えて、仕上げていきます。



2016年6月21日火曜日

梅雨におすすめ、その3。「梅干しづくり」

自分でお味噌をつくるようになってから、早5年。
てづくり味噌は、できあがりのクオリティーはさておき、力とやる気と殺菌のコツさえあれば、ニッポンに住んでいる以上、ご近所のスーパーで見つけられる、ごくありふれた材料でつくれてしまう手軽さです。

そしてさらに、「買うとお高いから、国産無農薬の梅干しづくり。」へと発展しました。

無農薬栽培の完熟紀州梅 が昨日とどきましたので、さっそく夜のうちに梅干しを仕込みました。無農薬の国産完熟梅、というだけで相当な貴重品ですが、届いた梅たちはほんとうに美しく、生産者さんの愛情を感じました。「あれ? これはプラムか?」と思うほど、それはそれはよい香りがただよい、さっと洗っただけで仕込みに入れるコンディションのよさでした。


密閉ビンを熱湯とアルコールで殺菌し、水切りした梅たちに対して20%量ほどの粗塩をまぶし、ビンに詰めていき、最後に、重石として二重にしたビニールに水をいれて、梅酢があがってくるのを待ちます。ベリーイージーです!

















一晩たって、底に梅酢が溜まってきました。一瞬「ビニールに穴があいて、水がもれたか? 」とハラハラします。そんな私のようなチキンハートのためのマスト事項として「ビニールは二重にすべし」、なのでしょう。梅酢が梅酢に浸った状態になったら、そこから一ヶ月ほどおいて、天日干しステップへ移ります。

























さて、植物たちの生長いちじるしい梅雨の時期です。追肥にくわえて週に一度ほど、カキガラ石灰やカリウム肥料などをパラパラとまいてます。トウモロコシのゴールデンバンタムも大きくなってきました。




















ところで、身重なからだで、フラッと迷いこんできた我が家のネコ。
当時は、手にさわるだけでもシャ〜シャ〜いっていたのに、今では便通改善のためのお腹と肉球マッサージをみずから要求するほどの変わりようです。


























子どもたちとも仲良しです。























ということで、ネコ画像で失礼します。
エンジョイ! 梅雨ライフ!!!