2016年11月16日水曜日

さようなら! 一番果。こんにちは、二番果。

冬が近づくにつれ、たたずんでいるカマキリが目にとまる季節となりました。

























小春日和となった週末、夜間の温度が30℃以上にあがり、メロンが暴走しました。あっというまに大きく肥大した〜! やった〜!!! あれ???




















ぱっくり・・・「アケビを育てていたんだっけな?」水分の吸いすぎで実ったメロンが割れていました。





















私の大きすぎる期待をしょいこみすぎて、一番果は割れてしまいましたが、今朝雌花がひとつ受粉していました・・・メロンは温度と湿度にビンカンです。

















2016年11月11日金曜日

アドバンスド・ハイドロポニックのスターターキット! キャップをプレゼント中です。

だれでも失敗なく育てて収穫できる。

レシピがシンプルで覚えやすい、使いやすい。

高濃縮だから、希釈率が高くてコストパフォーマンスが高い、お得なチョイス!








お買い上げの方にいま、オフィシャルのキャップをプレゼント中!!!
(なくなり次第、終了させていただきます。)






ハイドロポニックは、はじめてでなにを買ったらよいかわからないけど、

品質が高くて、値ごろ感があるものがいい!

買うのは、最低限の量でいい!!!




というハイドロ・ビギナーにおすすめの、

ダッチフォーミュラ肥料3本と有機活力剤250ml4種類がセットになった

ミニマムなキットです。




ホップ・グロワーに朗報! お根出とうございます。

「先日いただいたホップのツル、花瓶に活けておいたら、根がブワッと出てたのよ〜!!!」

「それが、見たことないくらい根がびっしりいっぱい出てたの。ホントびっくりしたわ! うれしくて、庭に植えたのよ!!! 」

ホップでリースをおつくりになるとのことで、チヌークホップの花付きの良いツルをバッサバッサとカットして差し上げたのが、9月のことでした。10月に制作されたホップのリースのお写真と共に、こんなご報告をいただきました。

え〜、花瓶の水にさしておくだけで、挿し木ができちゃうの?
ホント? ホントにホント???

試しに5mm以上の太めのツルを雑にセレクトして、ビーカーに活けておくと・・・

ホントに発根しやがりました。10月から今日まで、3週間ほど水に浸けておいただけです。

























と、いうことでホップの繁殖は、早春におこなう根茎の株分けを待たずとも、春の新芽の挿し芽・・・

























そして今回の、夏から秋にかけてのツルによる挿し木、どれでも増やせる、というステキな事実がGETできました。それもこれも、オトナリのステキなマダムのおかげです。



















ホップのツルは、寿命が一年なので発根ホルモンとして働くオーキシンが十分含まれているため、水に浸しておいただけでも発根したんだと思います。

ハーブなど多年草で、挿し木に使える枝も、その年の春にのびた緑枝とよばれる若い枝や、それからやや成熟した一年以内の半熟枝など発根しやすい ものでおこないますが、それも、1年以上たった熟枝よりもオーキシンが多く含まれるから、という理由があります。

ただ、エアロポニック・システムを使って挿し木とりをすると、発根する部分と、根の量はこんなに違います。
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2011/09/blog-post_09.html



























挿し木とりつながりで、挿し木で増やした沈丁花、もう来春のツボミがでています。

























やっと発根して植えつけたのが3年前でした。こんなにちっちゃかったのに〜、とシミジミしました。











沈丁花と同じプランターにむりやりねじ込んで植えたユーフォルビアのプルプレア。
沈丁花よりもでかく大きく育ってますが、お互い仲良くやってるようです。
ユーフォルビアが花を咲かせましたが、よく見ないと咲いていることに全く気づかないほどちっちゃな花です。




























今年あらたに産み付けられたカマキリのたまごをよく見つけるようになりました。




























「穫れたてのマンゴーが、くいて〜!!!」と衝動的にGETしたマンゴーの 木を、簡易温室に避難させました。本当ならグロウルームにいれて、HPSランプで育てたいところですが、今年はメロンとトマトを育てねばなりません。
外に置いたこの温室ですが、いまのところ1日の最低温度を7℃までで止めてくれています。


























木漏れ日が、日に日にやわらかくなってきました。もう冬はすぐそこですね。

2016年11月2日水曜日

メロンの花が咲き始めました。

いよいよ11月です。月めくりカレンダーの残り枚数が、
いちだんとサビしい頃となりました。

と、いうことで、今年も 「タマ・プラントフード」の、
ルナ・カレンダー2017年 配布はじまりました。



オンラインショップで、お買い上げの方に、プレゼントでっす!!!
(数にかぎりがあるので、お一人様、おひとつまでとなります。)



さて、フラッド&ドレイン・システムで育てているメロンのみなさま。




















いよいよ大きな雌花が咲き始めてくれました。
が、メロン栽培ビギナーとしては、見た目がまだキュウリやカボチャと見分けがつかないです。



















これも雌花ですが、付け根の幼果となる部分のふくらみが葉っぱで隠れています。




















夏栽培用のメロン品種をセレクトしてしまったので、「なんとか本格的な冬になる前に大きくせねば」、とあせるあまり、光強度や肥料濃度など、なにかと食い気味で栽培管理をしてもらっていますが、それでちょうど良いほど、メロンは生長の展開が早いです。
そのため、フラッド回数を日に4回に増やしてみると、ネットポットの底から根っこどもがグングンと伸び出してきました。

























勝手に育つ感がいちじるしい、フラッド&ドレイン・システムですが、先月の夏日が続くと、リザーバータンクの培養液に多少オリが発生しました。培養液がひんぱんに動かないタイプのハイドロポニック・システムなので、活力剤などの有機成分はココ培地のようには、たっぷりとは入れられません。

























あっ、ミニトマトもやっていたんだ!  昼間の日照時間を長くしすぎたのに加え、夜間の温度が高い日が何日かつづいたせいか、軟調+徒長ぎみに育ってます。

2016年10月25日火曜日

メロンのフラッド&ドレイン栽培、誘引ネットを設置しました。

メロンのハイドロニポック栽培、順調にいけば年末には初収穫となりますが・・・

ツルはどんどん伸び、葉は日に日にでかく広がるので、1段目の誘引ネットをセットしました。メロンの実は大きくなると重たくなるので、垂れ下がりすぎを防ぐためにネットを木枠ではめ込みました。





















栽培ランプは、生長から開花までマルチにカバーできるようになった、
ニューバージョンの「GIB FlowerフラワースペクトラムXTreme HPS600W」を50%ディミングで点灯させています。


























フラッド回数はセッティング時〜1週間の間、ランプ点灯から30分後。夏日が続いたので、最近1日に2回に増やしました。

















メロンは、わりと強い培養液を好むので、クレイペブルス全体を定期的にリフレッシュする必要がありそうです。

というわけで、ネットポットの3/4の高さまでフラッドさせ、毎回フラッドさせるたびにクレイペブルス全体に新しい培養液が浸るようにしています。また、週に一度ほどリザーバータンク内の培養液をカップで汲んで、ネットポットの上面から培養液をかけて流しています。こうすると、クレイペブルス上面で、肥料が白く固まって析出してしまうことを防げます。






さて、今年ももちろんミニトマトの秋冬栽培やってます。夏日が多かった10月上旬。18時間点灯のせいで、苗が少し徒長気味になってしまいました。
この苗が徒長してしまう一番の原因は、気温が高く日が長いことなので、点灯時間をへらしました。ランプは、GIBライティング グロウ・スペクトルMH400Wを50%ディミングしています。

2016年10月24日月曜日

ガーデニング。夏の片づけとリフレッシュの頃です。

秋が深まるにつれ、野のタヌキたちが姿を見せはじめました。毛並みがフサフサとしていて、まだ若いようです。ひょっとして、去年近所で生まれた5匹の仔ダヌキのうちのひとりかもしれません。




















さてさて、ガーデニング作業には過酷すぎる夏が終わり、多肉の寄せ植えやら、テラリウムやらをリフレッシュする頃となりました。多肉どもは南関東なら外で冬を越せるので、これから花の種類が少なくなる季節、手入れをほとんど必要とせず庭や玄関先に色をそえることができて重宝します。



























一方、これから室内で植物を楽しむのにベリーベストなシーズンとなります。


ガラス・テラリウム内部は、高温多湿になる夏を過ぎた今、植物の墓場と化していました。苔は黒くムレ腐り、多肉はベロベロとツル化して、まったく原型をとどめておりませんでした。

ところがフィカス・プミラと山苔だけは、青々とハッピーに過ごしていました。というわけで、夏が過ぎて生き残った植物はどんどん奥へ押しやられ、色や形がくずれやすい多肉や苔を手前に置いて、手がすぐ届くところだけポイポイッと入れ替えれば、リフレッシュできる、という手抜きワザを習得いたしました。




















下手の横好き・・・とは、まさに私のためにあるようなコトワザ。
我が家のキャツらにあらされないよう、蓋つきのガラスジャーをチョイスし、高さを生かせるモサモサとした苔のテラリウムを創作いたしました。


























苔どもは、適度な環境を保てれば、わりと面白いように繁殖するので、これからどんなふうに変化していくのか、楽しみです。


2016年10月20日木曜日

収穫の秋と、欧州の庭を変えた日本の原種

カボチャの大変良いところは、ある程度の広い地面さえあれば、テキトーにペロペロッと種をまいても、秋にはほぼ確実に収穫ができるところです。

ということで、収穫できました。ヘチマかぼちゃです。


















「スクナかぼちゃ」が本名で、岐阜県高山市丹生川地域で昔から育てられてきた、珍しいカタチをしたかぼちゃです(これはロングかぼちゃという名前で種が売られていました)。地面いっぱいにモリモリと 葉とツルをのばして、実が大きくなってきたころから、「これ、ヘチマでしょ?」、または、その見た目から「これ食べられるの?」とよくたずねられました。
はたしてその味は・・・・ほんっっっとうにオイシイ!!! ホックホクしていながら果肉がしまっていて、とてもあまくオイシイかぼちゃです。
煮くずれることもなさそうで、煮物でもテンプ〜ラ〜でも、半分に割って数分レンジでチンしてからチーズとベーコンの細切りをのせてオーブンでこんがりと焼いても、普通のかぼちゃ同じように調理してオイしく食べられます。

これは在来種なので、たんまりと残った種を大切にとっておいて、また来年蒔こうと思います。



ということで、在来種、固定種というのは、非常に長い年月をかけて交配と選別をくりかえし、その土地と気候に最適な性質をもつ遺伝子が確立された品種をさします。

それとともに、大昔からその土地に存在する植物やその種類を「固有種」ともいうそうですが、先日訪れたシーボルト展を通して、日本は固有種天国だったことを知りました!


























シーボルトが日本を訪れた19世紀当時、ヨーロッパの庭は多様性に乏しく、ユリやアジサイをはじめ、さまざまな固有種に恵まれた日本の植物たちを生きたまま持ち帰ったそうです。ユリやアジサイ以外にも、日本固有だった「ギボウシ」は耐陰性が高く「日当たりの悪い庭の救世主」として今日のヨーロッパでも大変重宝されているそうです。

日本の固有種の数は、日本とほぼ同じ面積を持つドイツで約2,600種に対して日本は約7,500種に及ぶそうです。そのなかの約2,600種は日本にしか分布していない植物もあり、来日したシーボルトは、日本の植物の多様性にハマってしまったそうです。




















ちなみに、東京科学博物館で開催されていたシーボルト展に伺いましたが、常設もまた大変面白いものがありました。
日本の人口累計は、約1億5千万年前の縄文時代からカウントして平成の現在で約5億人だそうです。今日の日本の人口が約1億2千万人ということを考えると、昭和からの人口が全体の25%を占めるという、ものすごいものがあります・・・今日の人口密集地の住宅事情のきびしさにもナットク・・・

























日本の地層の展示にあった北海道のピート レイヤー=泥炭層の高位ピートの様子。長繊維で保水性と酸度が高く、色が白っぽいホワイトピートとされる層です。