2022年2月22日火曜日

SANlight EVOシリーズ新発売、CANNA 10の水やりルールと植物の水やりについて

SANlight EVOシリーズ、新発売です。

https://www.daikage.net/home/lighting/evo/


 




CANNA TERRA エコバック・プレゼントキャンペーンにあわせて、CANNA JAPANオフィシャルサイトでは、「10の水やりルール」と「植物の水やりについて

が公開されています。



「水やりで失敗しないためのルールやポイント」


つぎに、難解な文章が多く、やや解説が必要かもしれない「植物の水やりについて」


「生長の四面体」


「生長の四面体」は、植物を育てるとき抑えておくべきポイント、4つの要素が面になってできたピラミッドです。「どれかひとつの要素が欠けても、ピラミッドは崩れてうまく育たないよ。だから、この4つの面はどれも同じくらい重要なんです」ということです。


面ひとつひとつの内容は、そんなに難しいことではなく、「そりゃ、そうだろう」と納得することばかりなのです。





2022年2月16日水曜日

秋冬室内栽培GoGroのミニトマトと梅が咲く古民家

 「大雪になるかも」という天気予報は、準備を万端にして待ちかまえるほど、たいして積もりもせず終わるものです。雪かきせずに済んで何よりですが。室内栽培のミニトマト。第5花房まで満開になりました。



秋冬室内栽培は、気温が低いせいで生長は遅いのですが、夏とはちがい糖類を酸素呼吸で消費しにくいので、確実に結実して、甘く、おいしく、大きく育ちます。



この冬トマトがあまりにおいしいので、市販のトマトを買う気がまったく起こらないほどです。

赤く登熟するのが、待ち遠しい今日この頃。




さて、早春になると足を伸ばす横浜三渓園。例年は梅が咲ききらないうちにフライング気味に来てしまっていましたが、今年はたくさんの梅の花を楽しめました。



「赤、白、黄色、どの花見てもキレイだな〜。あ、これはチューリップの歌か・・・」



1970年に寄贈された茶室、林洞庵(りんどうあん)のせせらぎ沿いには、フキノトウが芽を出していました。


旧矢箆原家住宅 (きゅうやのはらけじゅうたく)



「おいえ」入り口の直線美。だからこそ、生け花の有機的な曲線がいっそう引き立つのだと思いました。




水辺で暮らす水鳥たちは、春の訪れを感じているようです。

蓮池の中で微動だにしないアオサギは、きっとザリガニを探しているのだと思います。





三渓園南門の池では、コガモたちが春の北への旅立ちに向けて、しきりに羽ばたいていました。




2022年2月7日月曜日

梅が咲く頃。植えかえで春を先取り

 日が暮れて、あたりが暗くなっていても、ただよう香りで梅が咲いていることに気付かされる2月です。





ハンノキが植えられた公園の池で、大きなカメラを構えた人たちが一斉にレンズを向けていたその先には???



カワセミです。



市街地の公園の落葉した枝に止まっているカワセミを見られなかった年はありません。近所の川沿いのよう壁にへばりつくカワセミを目にすることもよくあるので、「コサギより、ちょっと珍しい程度の野鳥になってきたな。」と感じます。



この時に見つけたカワセミは、クチバシが上下とも黒っぽいのでオスだったようです。

カワセミのメスは、下のクチバシにの黄色い部分が多いそうです。




さて、2月4日の立春もすぎ、枯れ葉だらけの景色にも飽きてきました。昨年の春にニギニギしく植えた多肉たちも、年をこすと茎をニョロニョロとヘビのように伸ばし、プランターはスカスカに。多肉の植えかえをリフレッシュさせるのはとても簡単です。多肉のカット苗をスキマにポンポンと置くだけ。





多肉のカット苗が手に入らない時は、ポット苗を使いますが、プランターが小さいと根鉢がジャマしてギッシリと植えることができません。





そこで多肉のポット苗は、地上部だけパッツンと切ってカット苗にしてしまいます。
カットした後に根が残っているポットは捨ててしまわずに、そのままにしておくと、生長期の季節になれば、また再生してきてくれます。




寒さに弱い多肉は根を凍らせないために水やりを控えるか、春以降になれば、ほぼ確実ににこの方法で再生栽培ができます。







2022年2月1日火曜日

CANNA ECO BAG第4弾はキャナ・テラ。カレンダーと共にプレゼント中です

CANNA TERRA VEGA

または

TERRA FLORES

液体肥料いずれかを

お買い上げで、キャナ・テラのエコバッグご配布しております。

 


たっぷり大きめなA3サイズ。

持ち手とショルダーが両方ついたエコバッグ、ななめ掛けもできます。



さらに、大変にお待たせいたしました。

今年もキャナのオフィシャル・カレンダー2022年

ご配布スタートです!








輸入日程の関係で、毎年入荷が年明けとなるため、

「1月のCHICKが印象うすい!」となってしまいますこと、誠に申し訳ございません!



2022年1月24日月曜日

秋冬LEDの室内栽培。有機培地で起こりやすい肥料欠乏の理由

 いよいよ寒さの底となる時期ですが、冬至から一月あまりが経ち、日が長くなるにつれて日差しに眩しさが増してきました。


秋から冬に、あざやかなワインレッドに紅葉する「ドドナエア・プルプレア 」。耐陰性も高く、土も選ばず、水切れにも強いネイティブ・プラント、とても強靭で、鉢植えでも地植えでも、よく育ちます。

葉色が美しいだけでなく、常緑の細ながい葉は一年を通して葉に適度なスキマができるので、密植さえしなければモサッとしすぎる印象になりません。リビングやベランダの目隠しとしても、生垣としても、シンボルツリーとしてもオシャレで管理が楽な植物だと思います。




おなじく紅葉したブルーベリーには、もう花芽がたくさん出てきました。





さて、昨年暮れからスタートさせた秋冬栽培。
ファイナル・ポット(=収穫まで使う鉢)  に定植してすぐに、温度管理をせずに冬休みに入ったため、室温が20℃以下になり、寒過ぎて培地が乾くまで3週間以上かかってしまいました。




6Lサイズのポットに植えたCANNA TERRAポッティング培土と、寒さのせいで3週間培地乾かず培養液を与えられなかった17Lのポットに植えたCANNA COCO 培地では、生長に差がででしまいました。


CANNA TERRAポッティング培土は、6Lサイズのポットに植えたので寒いなりに培土が乾き、何度か培養液を水やりできたため、葉は大きく葉色もよくグングン育っています。




が! COCO A/B肥料とCANNA COCO 培地は、17Lの大きめなポットに植えたこともあり、3週間過ぎても培地が全く乾かないせいで培養液を与えるべきタイミングとならず、根元に近い葉っぱが黄変するという肥料欠乏症状が出てしまいました。寒さのせいで根の生長がとまってしまいました。






冬休みが明けてから、室温を24℃前後に保温して培養液を与えてからは新芽がたくさん展開して、元気になりました。(根元のほうの黄変した葉の色は、もとにもどりません。)

とくに、発熱量が少ないLEDシステムで、ピーマンやパプリカなど寒さが苦手な夏野菜を冬に育てた場合、培地が乾くまでに日数がかかって培養液をあげられないので、このような問題が多く発生します。LEDシステムのまえに使っていたMHランプやHPSランプは発熱量が多いので、400Wですら培地が乾かず肥料不足になるなんてことは起こったことがありませんでした。


一方で、同じ条件で育てているトマトも、室温を高くして培養液を与えてから元気に2段めの花を咲かせています。



ということで、真冬の室内栽培で生長期の苗を肥料欠乏にさせないためには、まず温度管理が大切です。
  • COCOやTERRAなど有機培地では、植えかえてから2週間以内に水やりできるように、やや小さめのサイズのファイナル・ポットをチョイスすることも、ひとつのアイデアです。


    • 最適な温度24℃前後で管理すれば、幼苗からファイナル・ポットを定植してから2週間ほどで培地がほどよく乾き、培養液を与えるべきタイミングとなります。

    • LEDシステムの場合、培地が乾かないからと言って、まちがってもLEDを苗に近づけてはいけません!!!! HPSなどHIDランプの光とは性質が全くちがって、LEDの光は作用がとても強いので、小さな苗に近づけると、光障害で葉が焼けてしまうため逆効果です!!!

    • 培地がほどよく乾く前に、培養液を与えるサイクルをくり返してしまうと、根っこの生長がとまり、大きく育つまでに時間がかかり過ぎてしまいます。コストがかかる室内栽培では、病害虫のリスクを最低限にするためにも生長期は最低限の必要日数にすることがベストです。培地が乾かず肥料が足りない状態が出てしまった場合は、まず室温をあげてから培養液を与えてみます。


    • 培養液を与えてから数日後に、新芽がちゃんと出てきたら、その次の水やりは培地が軽くなるまでしっかり待ってから培養液を与えるサイクルにもどします。


    2022年1月14日金曜日

    2022年初詣とヨモギ の温浸法インフューズドオイル

     2022年も、またたくまに2週間たってしまいました。

    開拓と農業の神様 天日鷲神(あめのひわしのかみ)を祀る浅草 鷲神社への初詣は、毎年恒例のことです。



    そして、八方除けのご利益で知られる寒川神社は、コロナ禍のご時世を反映してか、例年よりいっそう多くの方がお参りに訪れていたように感じました。



    さて、一年でもっとも寒さの底にさしかかったこの時期は、冷えが様々な身体の不調を起こしてしまいます。こんな時は、民間療法のテッペン、万能薬である「ヨモギ 」を活用します。

    ちなみに、ヨモギ属に含まれるアルテミシニンという成分は、がん細胞を死滅させる効果が抗がん剤の34,000倍だったり、マラリアの治療薬に使われることで話題になりましたが、アルテミシニン生産種は、ヨモギ属クソニンジンであり、日本で一般的な食用のカズサヨモギオオヨモギニシヨモギ は、アルテミシニン非生産種なので、残念ながらアルテミシニンは含まれていません。(ただし、非生産種のヨモギでも特定の加工でアルテミシニンの生合成中間はできるそうです)

    植物油に成分を抽出する「インフューズドオイル」は、植物の有効成分をあますことなく抽出できるうえ、日々手軽に使えます。


    今回は、ヨモギ のマッサージオイルを作りたかったので、加熱による酸化に強く肌にもよい「スイートアーモンドオイル」と「ホホバオイル」のブレンドに、乾燥ヨモギ を浸して温浸法インフューズドオイルを作りました。


    ヨモギ の有効成分のうち、脂溶性で経皮吸収がほとんどできないビタミン群や、カロテノイド、クロロフィル、ポリフェノールの摂取を期待する場合は、オリーブオイルや米油に抽出して、和え物やドレッシングに使うと良いと思います。




    ヨモギ の主な精油成分であるシネオール β-カリオフィレンツジョンなどには、リラックス効果をはじめ殺菌効果や抗炎症効果があります。多くの精油成分は脂溶性で、細かく刻んだ植物の葉や茎を60℃前後に温めた植物油に5時間ほど浸すと精油成分を抽出できます。


    耐熱ガラスに材料をすべて入れたら、低温調理器で55℃の湯煎で5時間加温します。いつもはヨーグルトメーカー を使いますが、今回は量がやや多いので、低温調理機を使いました。



    刻んだ乾燥よもぎの他に、リラックス効果とアロマ効果の強化を期待して、ラベンダーと乾燥オレンジピールもプラスしてみました。


    55℃にセットした湯煎にガラスジャーを浸して5時間加温したら、ホホバオイル+アーモンドオイルは、ヨモギ 色に変化しました。ヨモギ のインフューズドオイルの完成です。

    ザルやサラシ布で植物体をこしたあと、乳化剤のポリソルベート80を全体量の10%加えれば、水で洗い流せるオイルにできるので、風呂上がりに腰回りに使えば、冷え取りマッサージオイルとして使えるだけでなく、シャンプー前の頭皮マッサージオイルや、化粧落としにも使えます。



    血行促進効果と使いこごちのよさを期待して、オレンジオイルとシナモンオイルを50滴ほど加えてから、ボトリングして完成です。早速、完成したヨモギ ・インフューズドオイルで、シャンプー前の頭皮マッサージを試してみました。やや青くさい香りと爽やかなアロマに包まれ、オイルを流した後、いつものシャンプーをしてみると泡立ちがとてもよく、頭皮はポカポカスッキリ+毛髪はシットリで、とても気に入りました。さらに翌朝、いつもより寝ぐせが穏やかに。


    風呂上がりには、スネや足首など冬にカッサカサになるところへ塗ってマッサージしてみると、普段よりも湯上りの暖かさが長持ちして、よく眠ることができました。翌日も肌はしっとり、これは手放せなくなりそうです。



    さて、今年の干支は寅ですが、我が家の小さなトラの目線が緑地をロックオンしておりました・・・




    その目線の先にいたのは・・・「キジバト? ちがうな、くちばしが長い!」



    調べてみるとタギシでした。発酵米ヌカをまいた辺り地面にクチバシをつきさし、ガシガシとほじくっては何かを食べています。水辺の鳥という印象が強いのですが、米ヌカのおかげで、柔らかく温度が高めになった地中にはミミズやら昆虫類が多く集まっているのかもしれません。



    シジュウカラ は集団でやってきます。天気の良い日は、バードバスの水に熱湯を注いで温かくしてあげると、バッサバサと水浴びを始めます。



    もう1人の小さな虎。バードウォッチングに飽きてマッサージを要求する目線をなげています。
    雪がふって積もった先週の2日間、ベランダに出してもらえなかったストレスで、また膀胱炎になりかけましたので、お腹をさすって直してからというもの、味をしめたようです。






    2022年1月6日木曜日

    謹んで新春をお祝い申し上げます

    明けましておめでとうございます。

    旧年中は、多大なるご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。

    2022年も、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。

    本年も宜しくお願い申し上げます。


    早いもので、「with CORONA」の生活は3年目に突入いたしました。

    今年こそ、「overcoming CORONA」が実現し、

    多くの困難に見舞われた皆様のお気持ちに

     明るく暖かい光が射しますことを

    心よりお祈り申し上げます。