2024年1月5日金曜日

令和6年能登半島地震へのお見舞い

 2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震と津波により

被災されてしまった皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

能登半島は大好きな場所で、美しくのどかな内浦の海岸線と、古都を思い起こさせる白壁と黒い瓦屋根の街並みをいまでもはっきりと思い出します。

日に日に被害の詳細が明らかになるにつれ、想像以上に厳しい現実に胸が痛みます。

一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます





2023年12月27日水曜日

幼苗段階では最大限離すのが正解! SANlight EVO4 の設置

暑すぎる秋のせいで、秋冬トマトの種まきをしたのが先月でした。

新年まで1週間をきった今、ようやく育苗用のLEDから、SANlight EVO4をあてはじめました。

最新のグロウライトLEDが放つ光放射は、肉眼に映るよりも、はるかに、はるかに強いです。
200W以上のグロウライトLEDを幼苗にはじめて当てる時は、かならず天井ギリギリの高さで苗から距離をはなして設置し、調光は一番弱くします。これが鉄則です。




LEDは発熱量が少ないので、放射熱が感じられず油断して植物にライトを近づけすぎて苗に生長障害が出てしまうケースが多いようです。光合成効率の高い光波長だけをピンポイントで放射できるグロウライトLEDの光は、実は思いのほか光の作用がとても強く、さながら快晴の雪山でギラギラと冷たく反射する太陽光のように強力です。


光の熱を感じないからと苗にLED本体を近づけすぎると、あっというまに葉が焼けてしまいます。それは雪山で楽しく滑っていると顔が日焼けしてしまうのと、まったく同じです。



LEDの光を一番弱くディミングした状態で、これだけ離して設置しても幼苗はスクスク元気に、最速で生長してくれます。もしLEDを近づけすぎたり調光を強くしてしまうと苗の葉が焼けたり、萎れたりなどの光阻害が必ずでます。4〜5日この設置で様子を見て、苗の葉が健康に育っているならばLED本体の位置をやや下げて、様子を見ましょう。生長期のあいだは調光レベルを最弱のままにします。花が咲いて果実が実りはじめてから、はじめて調光を1段階ずつ強くするのがベストです。






植物にとっての光のよしあしについては、こちらで説明したことがあります。

〜 SANlight 2017〜 植物の都合で光を見てみる。

〜 SANlight 2017〜 植物の都合で光を見てみる。 その2

2023年12月19日火曜日

本格的な寒さ到来。益虫のためのホテル

12月だというのに20℃をこえ、半袖で歩く人も多かった週末でしたが、週明けの月曜から一転して厳しい寒さとなりました。


季節外れの暖かな陽気に誘われて、ブンブン飛び交ってしまったアシナガバチやハナバチのために冬越し用のインセクト・ホテルをこさえました。

インセクト・ホテルは、バグ・ホテルなどともよばれる昆虫が寒さをしのぐための巣箱です。虫の種類によって女竹をカットしたり、ホールソーで小さな穴をたくさんあけた板などで作ります。いつもは購入していましたが、年末のゴミ捨てのついでに出てきた木箱にココチップなどを詰めて作りました。


本来は昆虫の種類別に設置し分けた方が良いそうですが、ハチとテントウムシのどちらかが利用してくれたらいいなと思います。




それにしても12月が開花ピークとなってしまったバラ。摘花するのが惜しく、ついつい咲かせたままにしてしまいます



2023年12月8日金曜日

CANNA記事 -ハイドロポニック入門-

 CANNA日本サイトに「ハイドロポニック入門」の記事が新たにアップされました。



はじめてハイドロポニック栽培にトライしたい人にむけて、さまざまなハイドロポニック・システムごとの特徴や管理のポイント、デメリットなど簡潔にまとめられています。



さて、昨日はポカポカと暖かい小春日和となりました。生垣のサザンカが満開となっていて、そこにミツバチ、ハナバチ、いろんなハチがブンブンと忙しそうに飛びかい、夢中で蜜を吸っていました。秋に巣を追い出されてしまった雄バチでしょうか?

益虫の越冬のために、そろそろバグ・ホテルを設置しようと思います。



もう20年以上も前に、生まれて初めて購入したバラ苗「ブラックティーローズ」が咲きました。




2年前にほとんどダメになっても、あきらめきれず、今年の春から日当たりの良い場所に移しました。根はポット全体に張っていたので、地上部が大きくなって葉数が増えれば、花がたくさんつくだろうと思い、小さなポットへの植えかえはしませんでした。




直径2cm以上の主茎が2本になり、久しぶりにツボミをたくさん上げたブラックティー・ローズ。鉢植えのままだと手間がかかる割に、一度でも水切れを起こすとツボミが全部ダメになってしまう不自由さがあるので、年が明けたら日当たりのよい場所に地植えする予定です。



2023年12月1日金曜日

師走突入です!

 早いものです。今日からもう12月。

「ウン10年以来の暖秋」と言われた今年の秋でしたが、さすがに冬らしい冷え込みが続くようになってきました。

来春の花つきにそなえて、12月には咲かせない方がいいと言われるバラですが、猛暑のせいで秋バラがほとんど咲かなかったので摘花せず、もう少し楽しみたいと思います。


ビオラの寄せ植えの脇役としてGETした時は15cm足らずの草丈だったドドナエア・プルプレア。丈夫で育てやすく、美しく紅葉します。最近は、玄関前にシンボルツリーとして植栽されているお家を見かけることも多くなりました。




今年は猛暑で花がすぐダメになってしまったホワイトセージ。ムレに弱いホワイトセージは、寒暖差が大きくなる晩秋からイキイキとしてきます。


2023年11月20日月曜日

2024年ルナカレンダー、プレゼント終了しました

日に日に、年末の気配が 色濃くなる今日このごろ。
そろそろ来年のカレンダーが気になるころです。

ということで今年もルナ・カレンダー配布の時期がやってきました。


オンラインショップタマ・プラントフードをお買い上げいただいた方をメインにプレゼントさせていただいてます。


植物が、発芽したり花を咲かせたりする生長サイクルは月の満ち欠けに影響を受けます。水分の動きが月の引力によって変わるので、満月は種子や果実が水分を吸収しやすく種まきや果実の収穫に最適、新月は水分が地下に引っ張られ地上部の水分含有量が減り、根域が肥大するので挿し木取りや地下茎であるイモ類の収穫に最適・・・



生長期は、多めのチッ素が必要ですが満月は生殖生長に傾き新芽が伸びにくくなるので、チッソを多めに与え・・・




新月は栄養生長にかたむき花や果実に栄養が流れにくくなるので、開花や果実肥大を促すためにはリン・カリを効かせる。


そして満月と新月の両方に共通するのは、害虫が産卵する時期であることです。
害虫の駆除や予防のための薬剤散布を最低限にするためにも、農薬をつかうのは新月と満月の約3日後のタマゴが孵化するタイミングが最も効果的です。

と、こんなふうに月の満ち欠けにあわせて植物を育てることも管理の手間とコストを抑えられるコツだと思います。

2023年11月7日火曜日

 やっと暑さとオサラバ・・・と安心していたら、なんと26℃超えの連休となりました。

お出かけ日和に恵まれたのは何よりでしたが、まさか11月になってから蚊に刺されまくるとは思いませんでした。

ビカクシダ・ネザーランドは、新しく展開した貯水葉が美しく広がっています。


雨が降った翌日は貯水葉がベロ〜ンと広がることに気がつき、ほぼ毎日葉水スプレーをしています。シダの一種であるビカクシダは、真夏に起こりやすい蒸れ腐れの心配もなく昼夜の温度差が大きくなる春と秋に目に見えて生長してくれるようです。

管理がやや難しいといわれるリドレイ、グランデ、エレファンティスですら、室内でSANlight LEDの光のもと、日々葉水スプレーしてますが絶好調です。日本でも育てやすいネザーランドやビフルカツムは増えすぎた胞子葉のフサがポロリと取れたのでココ培地に挿したら、数週間で貯水葉が展開して着床しました。


キング・プロテアも主茎が2本となり、新芽がどんどん展開してきたので、思い切って40Lのポットに植えまししました。古い鉢から根鉢を崩さないようにスポッと抜いて、新しい鉢の中央に掘ったクボミにスポッとはめ込んで、水やりをして根鉢をなじませました。酸欠に弱いので、古い根鉢を全部埋没させずに、わざと根鉢を露出させる浅植えにしてみました。


根が移植に弱いレアプランツや、花や野菜の幼苗を大きなポットとか地面に定植するとき、根鉢をぜんぶ埋めてしまわずに、根鉢の半分以上を露出させて植える浅植え定植にハマっています。植えまし直後の完全水切れに注意するだけで、丈夫な根っこがたくさん発生して、新しい土への活着がものすごくよくなります。

浅植えの注意点は、似た性質の培地どうしでないと活着がうまくいかないということです。例えばロックウール培地を土壌やCOCO培地などに浅植えしてしまうと、保水力の違いからロックウールの水分が土に吸われて乾きすぎてしまうので活着がとても悪くなります。


さて、毎年恒例の秋バラをめでてきました。

秋バラにつきものなのがトンボです。



春バラと比べると葉の色が全体的に黄昏色で、品種ごとに開花のタイミングにかなりの差がでますが、乾いた秋の空気のおかげでバラの良い香りが遠くまで運ばれます。


我が家のパッド・オースチンは、今年の猛暑の中でもよく咲いていました。真夏に咲かせてしまったので秋の開花は期待していませんでしたが、ここ最近の昼夜の温度差でツボミがたくさん上がってきました。


今年の春に突然芽生えてきたど根性パパイヤ、ぐんぐん大きくなってます。今年は暖冬になりそうですが、通路のジャマになるので寒さで枯れてくれなくては困ります。かといって除去する勇気もありません。



晩秋を強く思わせるオーナメント・グラス「ペニセタム・パープルファウンテン」。とにかく丈夫です。今年の猛暑のせいで、夏の間にせっかく植えた宿根草の多くが消え去り、ワレモコウですらようやくツボミが見えてきた段階ですが、乾燥につよいグラス系が美しく紅葉してくれたので救われた気分です。




とにかく丈夫、かどうかはわかりませんが、とにかく運動能力が高いのが黒猫の特徴だそうです。加えて、物陰や闇夜にまぎれこめる毛色のおかげで、とにかく警戒心がうすく好奇心旺盛です。室内で大事に育てていた観葉植物たちの葉はことごとくむしり取られ、すでにハゲ山と化しました。



鼻より先に前足が出てしまうクセのせいで先住3兄弟ネコから敬遠されていましたが、最近ようやく鼻チューができるようになり、ボスの娘猫にお尻の匂いを嗅がせる余裕ができてきました。本格的な寒さがくるまでに先住ネコどもと同じ寝床で眠ってくれることを心から祈っています。