2022年9月26日月曜日

ギブ・アウェイ 第二弾は、大好評だったCANNA GORILLAのエコバッグの再登場〜終了しました

 CANNA Eco Bagのなかで、もっともご好評をいただいた
「CANNAゴリラ」エコバッグが再登場です。

ただいまオンラインショップにて、CANNAの肥料活力剤をお買い上げの方に差し上げております。




誠に勝手ながら、数に限りがございますので、おひとり様ひとつまで、とさせていただきます。


2022年9月15日木曜日

コイア: 一般的な形状と使用方法

 今朝、キンモクセイの花の香りがしました。

昨年に植えたばかりのキンモクセイは、まだ幼木と呼べる高さなのでクズの葉などの雑草にからまれ埋もれ、どこで咲いているのかも分からないほどですが、その香りにはうっとりさせられます。


新芽をださせることすら難しいキング・プロテア。肥料はあまりいらないのですが、だからといって水ばかり与えていても、花を咲かせようとするわけがありません。1,000倍希釈したハイドロポニック肥料を水やりしたら、2日後に新芽が出てきました。これに味をしめて、つねに培養液を与えることは控えようと思います・・・過去に枯らしたことがあるので。




さてさて、培養土が入ったプラッチックバッグは、丈夫で柔軟性が高く、引っ張っても持ち上げても、ちょっとやそっとじゃ破れない優れものなのですが、いざ使うときになって手元にハサミがないと、バッグが開けられずイライラします。力づくで開けて、培養土がバサッと飛び散ってしまった日には、何かに呪われているのか? と思いつめてしまうほど悲しくなります。

数分たつと忘れてしまうような、そんなささいなストレスであっても、我慢するよりは、ただちに解決できたほうが日々の幸福度は増すに決まってます。ということで、オンラインショップで、培地類を含む10,000円以上お買い上げ、そして、カッターが必要でいらっしゃると思った方に、ビニールバッグをサクッと開けられるカッターをプレゼント中です。

勝手ながら、お一人様につき、おひとつまで、とさせていただきます。


ハコから出すときは、刃がついていないホルダー側から取り出してください。刃がついてる方をつかんで取り出そうとすると、指を切ってしまうことがあります。



キッチンに置いておくと、忙しい朝に食パンの袋を力づくで開けようとして「ビヨ〜ンと伸びてしまった、ハサミハサミ! ないぞ! どこだ!  うわぁ時間ないのに!」といったストレスが軽減される!!! (はず)です。



そして、CANNA JAPANオフィシャルサイトに、新しい記事がアップされました。

コイア : 一般的な形状と使用方法


今回はコイアの種類と、使いこなすコツについてです。

コイアとは、ココナッツの外皮、つまりヤシガラから採取される植物繊維の総称です。
繊維の太さによって3つのグレードに分けられていて、それぞれ保水性や通気性の高さが違います。各メーカーは、独自のレシピでこの3つのグレードをミックスしてココ培地製品を製造しています。

コイアは単独で使えるだけでなく、保水性や通気性を高めたいときなどに、ソイルや土壌にココ培地を混ぜることもあります。そんな時のコツや注意などについても、この記事で触れています。

例えば、このグラフでは、ココ培地、ピートモス、ロックウールの保水性の高さが比較されています。ロックウールを水に浸すと、ココやピートよりも一度にたくさんの水分を吸収できるのですが、いったん乾燥しはじめるとカラッカラに乾いてしまうので、ココやピートのほうが保水できる時間は長い・・・つまり水切れに強い、ということを示しています。










2022年9月9日金曜日

How to use BIOCANNA 〜バイオ・キャナの使い方〜

 「今年は、台風が来ませんように!」

9月が来るたびに、2019年に千葉県で大きな被害を出した2つの台風を思い出します。


さてさて、バイオ・キャナの使い方動画をアップいたしました。

CANNABIOCANNAのトレードマークであるツイン・ネックボトルですが、必要な分量を測るのに便利な反面、下に押しながら回して開けるセーフティーキャップに悪戦苦闘された方もいらっしゃるかと思います。

そしてBIOCANNAは、pH調整剤を使うと有機肥料成分が分解されて、無機肥料、つまり化学肥料に変化してしまいます。炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムの含有量が少ない日本の水道水を使う限り、バイオ・ヴェガバイオ・フローレスの培養液にpH調整は全く必要ありません。

これらの100%オーガニック肥料の成分は、根や培地で作られる炭酸や根酸と少しずつ反応して、植物に吸収させる仕組みだからです。


バイオ・ヴェガの使い方




バイオ・フローレスの使い方




バイオ・ブーストの使い方









2022年8月26日金曜日

鉢底のジメジメを解消して、根を健康に保つポット・スタンド35

 まだ薄ぐらい早朝、ひぐらしの「シンシンシンシン・・・」という鳴き声で目が覚めるようになりました。酷暑もすぎ、日に日に晩夏の気配が色濃く感じられます。


実生の国産アボカドですが、管理をサボって1株が瀕死状態となってしまったので、急いで液肥や活力剤を与え、復活してきました。さらに根の活力をアップさせるために、エアロポットの排水性をさらに高める「ポット・スタンド35」を使ってみました。「ポット・スタンド35」は、重たいポットを置いても真ん中がたわまないうえ、高さが低いので強風が吹いたときポットごとパタンと倒れてしまうこともありません。ウッドデッキやコンクリートなどの上で使うと、鉢底の通気性を確保して、根っこを蒸れや熱から守ります。



使わない時は、重ねてしまえる省スペース! 雨降りな日が続いても、根が酸素不足にならず安心です。さらに耐重量が25Kg!


プランターをウッドデッキの上に直置きすると、どうしても床板の腐食が気になります。かといって、アイアンのポットスタンドだと高さがあるので強風で倒れたり、クニっと曲がったスタンドの猫足にホースを引っかけて鉢を倒して割ってしまったり、かといってクルクル巻けるプランターボードなどに鉢を直置きすると、長さがジャマだったりと、ストレス満載でした。

ポット・スタンド35」は、タテXヨコ35cmなのでプランターの数に合わせて増減できます。または、使ってないポットや園芸用土などを放り込んでおくのに便利なウッド・ボックスなどの下に敷いても、木材の腐食を防ぐことができてナイスです。


チヌーク・ホップを這わせているパーゴラの下で、メキメキと大きくなったビカクシダ ども。

本来、野生のビカクシダは高い樹木に着生しているそうで、ジメジメした地面に近い場所で生息する害虫には弱い面があるそうです。


「なんか日に日に葉がちぢんでる!」と思ったら、貯水葉が虫に食われていました。

このリドレイを着生させた水苔からは、大量のホオズキカメムシがでてきました。ビカクシダを食害したのはカメムシではありませんが、鉢ごとバケツの水に沈め、退散いただきました。ビフルカツムやネザランドは、リドレイほど派手に食い散らかされたことがないので、玉レタスのような貯水葉のやわらかさと、半日陰という置き場所のせいでワラジムシの食欲が湧いたのだと思います。

貯水葉が消え去ったリドレイたちですが、まだ新芽が元気に動いているので、気長に回復させます。



収穫したホワイトセージの花茎から、けんめいに種子を分離させています。いろんな網目で種子だけ採取しようとしてますが、チットモはかどりません。その過程で、ホワイトセージの樹脂がついた、こまかな葉がたくさん落ちます。



これがまたホワイトセージの香りが凝縮された、とても良い香りです! すかさず小さなリネンのサシェ袋に入れて、クロゼットに吊るしました。この香りがする服でも着れば、怠惰な性格が少しは浄化されるかもしれません。





横浜市の緑化推進財団法人さまに差し上げたホップです。新横浜駅にほど近い坂道で、大切に育てていただいています。とてもうれしいです。



道すがら「あっ!ホップがある!」と気づかれる方もいらっしゃったとか。ホップが結んだご縁です。

2022年8月19日金曜日

ホワイトセージの種子を収穫しました。

 お盆が過ぎると、暑いながらも日差しに秋の気配を感じるようになります。

ホワイトセージの花が茶色く熟してきたので、長く伸びた穂の枝を刈り取って、種子を収穫することにしました。




刈り取ったホワイトセージの穂を適度に乾燥させるために、2〜3日段ボールに入れておきます。部屋中に、良い香りが充満します。




樹脂でべたつく穂をザリザリと手でこすると・・・



ゴマよりも、ちいちゃな種子がでてきました。





ホワイトセージの種子は発芽率が低く、昨年まで自然落下させていましたが芽が出たことがありません。今大きく育っているホワイトセージは、たしか冷蔵庫でしばらく保管していたものを秋に播種したはずです。発芽適温範囲の18℃〜21℃で種まきする前に、いったん低温で休眠させたほうが発芽率が上がるのか、情報を探してみましたが見つかりません。

ただ、ホワイトセージはムレに弱いので、種子は春蒔きよりも、秋蒔きのほうが翌年の梅雨がくるまでに、ある程度大きく育って夏に枯れるリスクが減らせると思っています。

ホワイトセージ以外にもミシマサイコなど発芽がむずかしい植物を、実生から育ててみて、いつも思うことがあります。種子の鮮度が1番のポイントだとは思いますが、「芽が出るときは、ほっといても出るんだよなぁ。出ないときは、とことん出ない。」


2022年8月3日水曜日

CANNA JAPAN 更新記事 ココ培地のトラブルの解決方法

耐えがたい 酷暑がやってまいりました!
先月末までは、「あ、このくらいの暑さなら、なんとかクーラーなくても乗り越えられそうだな。電力ひっ迫で、節電しなきゃいけないみたいだし・・・」などと、ナメたことを思っていましたが、無理ですね。日中は、クーラーなしでは人も我が家のネコどもも身の危険を感じるほどの暑さです。


しかし夜になれば、タヌキも子育てする緑地から涼しい風が吹いてきます。朝夕二回の掃除では拾いきれないほど、大量の落ち葉を散らす近所の雑木林は、斜面のがけ崩れを防いでくれるうえ、殺意を感じるほど強力な日光をしっかり遮ってくれます。落ち葉や虫が迷惑だと伐採するケースが多いようですが、酷暑の日ですら夜明け頃には肌寒く感じるほどクーラー効果が高いのです。




さて、CANNA JAPANオフィシャルサイトに、「ココ栽培のトラブル解決方法」記事がアップされました。



ハイドロポニカリーな栽培方法のなかでは、もっとも歴史が浅いココ培地ですが、発売されると同時に評判が評判を呼び、とてつもないスピードで定着し、世界に衝撃を与えました。

ココナツの殻からできたCANNA COCO培地は、ココの繊維に目に見えない小さな穴がたくさん開いているために、高い保水力だけでなく、空気もたくさん蓄えられます。しかも硬い硬い硬い、とにかく硬い難分解性の植物繊維なので、分解がとても遅く、長期間保水性と通気性を保てるのが特徴です。




CANNA COCO培地だけのメリットは「ココ栽培のトラブル解決方法」記事を読めば、よくわかる通り、一口にココ培地といってもCANNA COCO培地ほどのクオリティーは、簡単には見つけられません。

その理由は、製造されるCANNA COCO培地のすべてが、同じ品質になるようバッチごとに成分調整するバッファリング剤を調合し、品質試験をおこなっているからなんですねぇ。



CANNA COCO培地の突出した栽培効果の高さの秘密は、もうひとつあります。
果実のカラでできたCANNA COCO培地は、天然繊維であるがゆえに、ロックウール培地のように成分が半永久的に変化しない、ということは不可能です。

栽培期間が長くなるほど、CANNA COCO培地特有の保肥性や、pH緩衝作用は劣化してしまい、これがココ培地特有の栽培トラブルにつながります。そこで、保肥性とpH緩衝作用を復元してくれるバッファリング剤が CANNA COCO A/B専用肥料 というわけです。

特に、CANNA COCO培地を再利用するときは、CANNA COCO A/B専用肥料 は欠かせません。ココ培地にカルシウムとマグルシウムを正しく吸着させ、EC値、保肥性、pHバッファリング作用を修復します。





CANNA COCO培地を常に修復し、最高のコンディションを保ってくれるCANNA COCO A/B専用肥料とのコンビネーションがベリーベストです。




2022年7月25日月曜日

三浦市より、うれしい夏のホップだより 

 うれしいお写真が届きました。

今年の早春にホップ根茎をお分けした三浦市の農園さまから、生育状況のご報告をいただきました。

高さ2メートルのキュウリパイプで、カスケード、センテニアル、チヌークをお育てになってます。根茎スタート一年目で、たくさんの毬花が実っています。特に、くわしい栽培方法をお伝えしてもいないのですが、さすがプロの農家さんでいらっしゃいます!  感慨無量です!




管理や収穫のしやすさを考えると、ホップの丈をアーチパイプに低めに這わせるやり方は、とても現実的だと思います。アーチの一番上までツルが伸びたら、横方向にジグザクとツルを這わせると高さを押さえながら、老化した葉をむしって、ツルだけになったエリアへも新たに伸びたツルを誘引できます。ツル全体の日当たり、風通しがよくなり、タバコガやチャドクガも見つけやすくなります。

家庭菜園のホップであれば、11月くらいまでは毬花をくりかえし収穫できるので、暑さ除けのグリーンカーテン用栽培でなければ、ホームセンターでGETできるアーチパイプにホップのツルを誘引するほうが手入れや収穫がカンタンです。



リゾムス到着日は冷蔵庫で保管され、

翌日の3月11日ポットに仮植え(ハウス内管理)

4月5日発芽

5月10日定植

6月下旬くらいから早い品種で毬花がつき始めたそうです。


三浦市のカスケード



三浦市のセンテニアル


三浦市のチヌーク


真夏はどうしても暑さで玉伸びしにくいかもしれませんが、晩夏から初秋にむけて実る毬花は、暑さがひと段落するおかげで、アロマが強烈になり、玉伸びします。同時に毛虫、イモムシ、マルカメムシも増えるかもしれませんが・・・

ホップの毬花を目にする機会は、まだ少ないですし、ホップのアロマ成分はアルコールに溶けるため、市販のビールに浸すだけでもアロマが高まり、フレッシュホップビールに早変わり。

そのうえ、ホップの毬花がついたツルは、リース作りの材料としても人気が高いので、農産物直売所でも人気になるかもしれません。



これは私のホップですが、いくつかのブラクトが茶色くなってきました。北米のホームブリュワーのなかには、3割のブラクトが茶色くなったらルプリンが増えて収穫にベスト、というかたもいます。


地上3メートル付近のカスケード・ホップのツルです。





バラのオベリスクにツルを這わせているCHINOOKです。高い支柱を立てなくても、工夫次第で、オベリスクやトレリスなどでもホップを育てられます。ただ、こまめに枯れた葉っぱを葉欠きしたほうが、カオスにならずに済みます。