2009年12月28日月曜日

ハーピン・タンパクの葉面散布

いよいよ今年もあと4日です。月並みですが、一年はあっという間ですね。

先週「 ハーピン・タンパク〜 Harpin Protein 〜 」というちょっと変わった植物活力資材を試してみました。泥がはねたように茶色くシミになって残っているのが、そのハーピン・タンバク散布跡です。














ハーピン・タンパクは病原菌が合成するタンパク質で、これを葉に散布されるとプラントは病原菌の侵入と勘違いして、免疫システムを強化しはじめるそうです。環境や人体への害は一切ないので、安全な農薬の代替品として期待されているそうです。

葉面散布されたハーピン・タンパクは、プラントの免疫システムを刺激するだけでなく、ほとんどが根っこに送られます。根っこの細胞は茎や葉っぱとちがって、タンパク質を受けとると、ひとつひとつの細胞がみょーーんと伸びてでかくなれるんです。なので一番先によい変化がでるのは根っこです。


病気も予防できて、根がふやせて花つきもよくなって実も大きくなります。
・・・とメリットいろいろ。
先週の金曜日にハーピン・タンパクを葉面散布して帰宅しました。花つきや実がでかくなる作用を実感するには一週間以上必要ですが、翌日にはイチゴたちの葉っぱがピーーンと立ってました。
「 なんかやる気だしてるね 」って感じました。






こちらは収穫間近のタイニー・ティムトマトです。先週から肥料抜きをしてます。年越しは「エアルーム・トマトサラダ」でってことにもなりそうです。
2009年、今年もいろんな植物をたくさん育ててちょっとだけ(!?)枯らしました。2010年も、なにげない日常の出来事にたくさん感動して楽しんでいこうと思います。