2011年1月26日水曜日

Brew Your own Miso!「手作り味噌」

「お味噌は、思ったよりカンタンにつくれますよ。ぜひトライしてみてください!」

先日あるお方からのお言葉を聞き「そうだよな! ニッポンジンなら味噌をつくってみてもいいじゃあないか!」ということで、早速「手作り味噌キット」をGETしました。

一口に「味噌」といっても、そこは南北に長いニッポン列島! 北海道から九州、沖縄まで「味噌文化」っちゅーのは様々です。そもそも大豆を発酵させるのにつかう味噌のキモともいえる「麹菌/こうじきん」には、米麹・豆麹・麦麹、と種類があるんですね〜。

北海道などの北では「米麹」、八丁味噌で有名な愛知県などの東海地方は「豆麹」、大麦の生産量が日本一の佐賀県がある九州地方では「麦麹」で、お味噌を仕込むんだそうです。

んで、白くて甘めの味噌汁が好きなワタシは

「米麹」をチョイスしました。

仕込んでからソロソロ半月ほど・・・
もう色が味噌っぽいです。







ちなみに透明のガラス瓶は、菌の大敵の紫外線を通すのでほんとは向いてません。ついでに口の広い容器のほうが仕込みが楽です。今回はこれしか容器がなかったので、仕方なくこのガラス瓶を使ってます。


日本酒もそうですが、味噌なんかの発酵食品は寒い冬につくりはじめる「寒仕込み」または「寒造り」が多いそうです。ホントなら、発酵ってのはあったかい温度のほうが、菌が早く動くんですが、雑菌の少ない寒い冬のほうが、本命の菌たちが優先的に動けるし、ゆ〜っくり熟成したほうが「ウマミ」もふえるんですね〜。

で、カンジンの「手作り味噌」のチョー簡単なプロセスですが、大豆を一晩タップシの水に浸して、茹でて、アツアツの大豆をつぶして、麹菌を混ぜて、だんご状に丸めた「マッシュ大豆」を、空気が入らないように仕込み容器にバスバスとぶつけるように入れていって、あとはヒタスラ待つ・・・だけです。 ( 詳しいステップは、リンク先でドーゾ! )

と、いうことで人並みにキッチンやお部屋のおソウジができるヒトなら(発酵は雑菌に弱いので)真冬に仕込めば、ほとんど失敗がないと思います。つぶす・まぜる・ぶつける・・・と、ほぼチカラ仕事なので男のヒトのほうが向いてるかもしれません。

「手作り味噌」、つまり「手前味噌」は無添加だし、自分を守ってくれてる有用菌もいっしょに入るし、舌にも健康にもオイシいお手軽健康食品になると思います。
チャンスがあれば、ゼシ、トライてみて下さい!!!