いまさら感が強いのですが、改めて非常に大切なことを記しておこうと思いました。
ココ栽培でやってはいけないこととして、よく言われる
〜DON'T treat COCO like a SOIL grow〜
についてです。
ココ培地は土ではありません。ココ培地で土耕栽培的な管理はできないので、水やり3回のうち一回だけ培養液をあげる・・・このような水やりサイクルは間違いです。
CANNA COCO栽培は、むしろ水耕栽培にカテゴライズされるハイドロポニック栽培なのでCANNA COCO栽培での水やりは、毎回 CANNA COCO A/B肥料の培養液を与える必要があり、このコンビネーションで最高の結果をカンタンに得ることができます。
CANNA COCO培地をはじめココ・コイアは、表面が負に帯電した陰イオン状態なので、陽イオンを吸着する性質=保肥性がありますが、pH値やEC値(肥料濃度)、PK肥料をたくさん与えている・・・などなどモロモロの条件でバランスが崩れると植物にカル・マグ欠乏が起こりやすい培地です。また、pH値を自動的に中性にもどそうとするpHバッファー効果はゼロではありませんが、ピートモスの足元にも及びません。なので培養液のpH値調整はかならずおこないます。
さらに詳しくは : CANNAオフィシャル記事「ココ培地のトラブルの解決方法」
- CANNA COCO培地への水やりは、常に水道水にCANNA COCO A/B肥料を希釈した培養液を与えてください。
- CANNA COCO A/B肥料各パート=1:1の割合で水で希釈します。
- 生長段階がすすむにつれ、CANNA COCO A/B肥料の使用量を増やしてEC値を高くして与えるだけで全ての生長段階に対応できます。しかし、Aパートか、Bパートのどちらかが多くなると、肥料バランスが崩れてしまうので、すべての生長段階でCANNA COCO A/B肥料各パート1:1の割合を守ってください。
- かならず培養液のpH調整をおこなってから植物に与えてください。最適なpH値は5.5〜6.2の範囲です。
CANNA COCO培地はハイドロポニック培地なので、培地全体に根が張ってからはCOCO培地が完全に乾く前に培養液を水やりするサイクルをくりかえします。
例えば、水やり3回のうち一回だけ培養液を与えて、あと2回はただの水を与える、とかカラカラにに乾かしてから水やりをする、など土耕栽培のような水やり管理は決しておこないません。
開花期の水やり管理のポイントは、CANNA COCO培地の表面が乾く前に水やりするサイクルになります。生長期のようなCANNA COCO培地の表面が乾いてから水やり、ではなくなるので生長期よりも水やりする間隔がせまくなりますし、開花期以降は培養液を与える回数が多いほど、多収穫に育ちます(濃すぎる肥料濃度とpK肥料の与え過ぎはNGです)。
以前の記事でも説明した通り、生長期の水やり管理のポイントは、ポット全体に根を伸ばすために培地をやや乾かし気味にしてから水やり、というサイクルでした。
すべての生長段階で共通しているのは、開花期と生長期ともに、水やりの度にポットの底からしっかり排水されるまで 水やりをしてください、ということです。目安としては、与えた水やりの 20%以上が排水されるまでです。培養液を与える量が足りなくて排水量が不十分だと、肥料焼けなど生育トラブルが起こりやすくなってしまうので、しっかり排水させてください。また、受け皿にたまった排水は、ためたままにはせず捨ててください。
大きく品質の良い果実に仕上げたいなら CANNAの活力剤シリーズ(Canna Boost, PK13/14, CannaZym, Rhizotonic)との併用をおすすめします。
CANNAの活力剤シリーズは、即効性が高く、与えたあとシャープに効果が現れるのがわかります。また、生長段階ごとに最適な活力剤がそろっているので、植物のニーズにあわせて与えると、生長段階で力強くスピーディーな生長を促し、開花期からは豊富な花つき、確実な結実、そして豊かな収穫をパワフルにサポートします。
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