ロックウール培地・ココ培地の水耕栽培で育てていた「イセヒカリ」は、今月はじめに収穫を終えました。
生命力のつよい「イセヒカリ」らしく、
葉っぱがまだまだ青々としていて、
出穂もあらたに次々と出てきていたアリサマでした。
左側が「ロックウール培地12コ」の収穫量で、右側が「ココ培地+2Lペットボトル14コ」の収穫量です。一目でココ培地のほうが収穫量が多いんですが、稲栽培がはじめてでスキルが足りないことや、どちらの培地でも稲の生長度合いにバラツキがあったので、あんまし参考にはなりませんね。
これは、ロックウールとココ培地のそれぞれでイチバンよく育ったプラントの根っこの比較です。まったく同じ場所・同じ環境で、2週間ほど肥料ぬきをしました。
ロックウール培地は、幼苗を定植したときに活着するのに時間がかかりました。そしてエアレーションが多すぎると根っこが伸びず、少なすぎたり水温が30℃とかになっちゃうと伸びた根っこがあっという間に茶色く枯死してしまいました。
ココ培地の稲の根っこは変色しないで白く元気なままです。っていうか、ペットボトルのカタチそのまんまに根っこがはってます。
培地による根量の差は、水稲の性質と関係あるかもしれません。
だからといって,ココ培地のほうがゼッタイに
育つというわけではないようです。
同じ条件・ココ培地で育てていても,あまりよく育たずに分げつが少なく収穫量もさびしかったプラントもいます。
右のザンネンなプラントは、予想どおり根っこがあんまし張ってませんでした。
・・・ということで今回の結果の差については、
ヒトコトで言えば「 スキルの問題じゃないですか? 」でバッサリと片付けたいと思います。
さーてー、これからタノシいタノシい脱穀とモミスリが待ち構えていますー。生まれてはじめて自分で育てたお米、どんな味がするんでしょーか?????