2011年11月7日月曜日

ホップのプランター栽培、終了です。

暖かい日がつづくと、つい忘れてしまいますが、今年も残すところあと2ヶ月を切りました。
横幅80cmほどもある決して小さくはないプランターに植えたホップでしたが、地植えのホップに比べると、花数も少なく収穫も一度だけというザンネンな結果に終わったので、来年は地植えにしようと、プランターのホップたちを掘り起こしてみました。
一番はじっこに植えた「チヌーク・ホップ」の苗は、根っこがものすごいことになってました。

主茎と同じぶっとさの主根がタコのように生えていました。植物は、地下部の根っこの量と、地上部の樹勢や草勢の大きさが比例するそうです。








5号鉢のラベンダーと大きさを比較すると、ホップの根っこがどれだけアグレッシブにデッカく生長するのか、よく分かりました。









根元からは、プチプチとした新芽がでてきてます。

地植えに植えかえたホップたちは、来年3月になったら、根っこのまわりの土をていねいに掘って取り除いて、まだ動き出してない新芽を含んでいる根っこを15cmほどの長さでカットして、植え付けるまでは涼しい場所で、乾燥しないように保管します。





ホップは根っこに養分をガッツリ溜めこむ性格らしく、たった15cmの根茎が、半年足らずで5m以上の大きさに生長します。
その昔、タネから発芽させたホップ苗をゲッドして育てたことがありましたが、初年度はよわよわしい茎が、3mくらいにしか育たず、花をつけたのも翌年からでした。なので、この「根茎=Rhizome」を植えつけたほうが、でっっっかく早く育つし、植えつけて一年目でホップの花が収穫できてしまいます。

ホップの花を収穫したかったり、グリーン・カーテンにするのなら、タネからスタートさせるよりも、ホップの主茎(リゾーム)からのほうがグッドだし、プランターよりも地植えの方が、はるかにベターだという結果がでました。ところが、日本ではなかなか流通してないので、栽培してるヒトから分けてもらうくらいしか入手方法が、なかなかありません。


さて、ホップのグリーンカーテンが、おい茂ってた頃は、こんな感じでした。



ひさびさに、窓ガラスを見ました。

寒々しいような、清々しいような、

さびしい感じです。





ところが、窓に絡みついたホップのツルをきれいにしていくと、定住していたカマキリがタマゴを産んでくれていました。

どうやらホップのカーテンは、カマキリの住まいとしては、合格だったようです。








来年の夏、電力が足りてても足りなくても、今年たっっっくさん穫れてしまった固定種のゴーヤのタネをまいて、グリーン・カーテンにしようと思います。