2012年12月10日月曜日

神出鬼没なモチ

今年のあたたかな秋にすっかり気を良くしていたら、突然1月なみの寒さがやってきました。朝夕の冷えこみが身にこたえる頃になると、鳥たちの冬支度がいっそうあわただしくなります。
ビオラに水をあげようとすると・・・

「ん? なんかある! なんか白い変なモノがある!!!」
朝方のボ〜ッとした脳みそでは、しばし理解できず立ちすくみます。









おそるおそる、ほじくってみると・・・

「 モ・・・モチッ?  」

それはまぎれもなく丸いモチでした。










カラスのシワザです。ジャマくさいので地面に落としておいたら、翌日モチが見つからなかったカラスはこのビオラの苗をほじくり返していきやがりました。いつぞや唐揚げをプランターに隠してった時はワザワザそのままにしてあげといたのに、すっかり忘れて二度と取りにこなかったくせに! カラスにとっては、唐揚げよりもモチの方がポイント高いんでしょうか?



柿の木には、スズメたちについばまれた実がやぶれた風船のようにぶら下がっています。熟しすぎてゼリーのようになった柿の皮が薄くヤワラカくなるとメジロたちが食べにきます。














警戒心の強いメジロが周囲の安全を確認して、やっと柿をついばみ始めると・・・














あっというまにスズメがやってきて、メジロを追っぱらってしまいます。この柿の実は、明日にはヘタだけがぶら下がってる状態になってると思います。














朝日のぬくもりを楽しむカマキリ、どうやらタマゴを抱えているようです。来年の我が家の花々は、彼女のコドモたちが害虫から守ってくれるんだと思います。