初夏の気候となったGW連休中に、暖かさにつられて「みかんの花」がつぎつぎに開花しはじめました。
なかなかの満開ぶりです。元肥には魚や油カスなどの有機肥料にしました。「この花つきのよさは通気性のよい布製ポットと有機活力剤のコンビネーションのなせるワザだ!!!」と鼻高々でしたが・・・畑やハウス栽培のみかんの木では標準的な花つきのようです。
みかんの花の香りをかぐと少しビックリします。ジャスミンやユリのような「いかにもフローラル!」といった香りで、フレッシュな果実の香りとはまるで違います。
とても高価で女性に大人気の精油「ネロリ」は「ビターオレンジの花」から採られますが、みかんの花は「ネロリ」よりもクセがないように感じます。
「びわの花」も、試しに嗅ぐとその香りのよさにかなりビックラさせられるのですが、みかん花の香りにもよく似ています。
「キャラメル・アンティーク」が咲きました。寒さというか管理ベタで多発したブラインドシュートからはまだツボミが上がりませんが、それでもひとつ目の花が開けばうれしいものです。
昨年秋にやってきた「アンブリッジローズ」もひとつめの花が開きました。アンブリッジローズのほうは、ブラインドシュートを摘み取った後、そこから順調にツボミが見え始めています。
室内栽培のトマトたち・・・ひとまずゲンキですが、いよいよ病害虫との勝負のシーズン到来です。室内栽培でも露地栽培でも同じですが、病害虫が発生するときは植物体内で肥料が過剰になってるケースがとても多いです。
室温がグングン上がってくるシーズンなのに、強いランプのままだったりランプの光にトップを近づけすぎたり、室内がカラッカラに乾燥していたり、培養液の水温も高くなるのに濃い肥料の培養液をあげて根っこも傷めてしまった・・・このような、ひとつひとつの小さな要因が重なって、植物体内でチッ素過剰がおこって病気や害虫にやられやすくなります。