しかし同時に、バラたちにも「オオシロオビクロハバチ」がまたまたタマゴを産みにやってきていました。数日後に幼虫たちが葉っぱを食べはじめるので,要注意です。
ところでこの「秋まき小麦」は、昨年秋からイチゴに発生したアブラムシを食べてくれる天敵農薬「アブラバチ」たちの別荘として・・・つまりバンカープランツとして育てはじたもので、まさか穂が出るとは思ってなかったので、ちっちゃなポットのまま一度も植えかえてあげてません。
ギュウギュウな密植状態ですが、こんなに大きくなりました。
小麦などイネ科の植物、雑草にはアブラムシがつきやすいので、アブラムシにタマゴを産みつけて殺してしまう益虫「アブラバチ」にとってナイスなバンカープラントとなります。ほんの数ミリの黒くてちっちゃな虫がいたら益虫のアブラバチです。
一見「コバエ」にも見える「アブラバチ」ですが、葉っぱのウラに「マミー」がついてるかどうかで判断できます。アブラバチにタマゴを産みつけられて、パンパンに丸くなったアブラムシの「マミー」が葉っぱのウラに引っついてれば、コバエではなくアブラバチってことです。
アブラムシでお困りのおヒトは、そのへんの道ばたでピンピンと生えてて、いかにも猫が好きそうな感じの雑草をチェックしてみて葉っぱに「マミー」がついてたら、自宅のお庭にお持ち帰りするのもナイスかもしれません。
それにしても小麦の出穂を発見したとき、そのようすは「まるで、かぐや姫のようだ!!!」と感じました。