いつのまにか肥大していた土手カボチャたち。
カボチャは、ウリだけあってキュウリやゴーヤー、スイカやメロンと同じく雄花と雌花がべつべつに咲きます。雌花が開いてる間に雄花を摘んで受粉させにゃならんそうですが、あんまり手をかけると、昨年のように盗まれたときの失望感と、そのあとで腹の底からフツフツと沸いてくる怒りがハンパないので、無断で盗られてもいいように今年はほとんど手をかけませんでした。なにしろ勝手に生えてきて抜かないでおいてあるというだけの雑草レベルのカボチャですから。
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ふと気がつけば、ミツバチやらアブやらが受粉してくれてたみたいで、大きな葉っぱをかき分けると、そこここにリッパなカボチャがゴロゴロ・・・
そのうえ商売上の悲しいサガで、見て見ぬ振りなどできるわけもなく。
雨ふりがつづけば、ついついカキ殻石灰を葉っぱに振りかけ、花が咲いて実がつけば、ついついついつい「バットグアノ」と「モミガラくん炭」を根元に撒いてしまいました。
・・・ということで、手入れらしい手入れがなくても、今朝はこれだけ収穫できました。まだ2〜3コ、葉っぱに隠れているヤツもいます。
カボチャの収穫タイミングは、果梗(かこう)にタテの亀裂がたくさん入ったあと、横にも亀裂が入ったときです。これより早いと水っぽい果肉になるそうです。
あと、ほとんどの野菜や果物の収穫に共通することと思うのですが、数日晴れたあとの午前中なら、糖度も高めでビタミンやミネラルなどの栄養価も消耗されるまえなので収穫に適してると思います。
・・・あと、できれば「満月」のある週ですが、明日は「新月」ですね。
それにしても、「土手カボチャ」とはホントによくいったもので、カボチャはとにかくタネの発芽力がつよく、生長も早くて盛んで手間いらず!
とはいえ、勝手に生えてきて,ほとんど手入れしなかったカボチャたちは、色むらがあったり、熟し方が均一でなかったり、もちろん売り物のカボチャにはほど遠いのですが、あまり欲をかかずホドホドで満足することも大切。
数週間ほどキュアリングしたあとに、ありがたくありがたく頂き、ご近所さんにもお配りします。