パプリカの花がつぎつぎに咲き、実りはじめてます。グロウルームをのぞくと、もわっとシシトウのような香りがします。
1.2mX1.2mのグロウスペースは、5つのパプリカたちで満員御礼です。R-DWCシステムで順調に育ってます。
R-DWCシステムとは、Re-circulating Deep Water Culture システムの略で、ひとつのリザーバータンクと4つのグロウバケツで構成すると、ちょうど1mX1mの栽培スペースにぴったしになります。
しかし、↑を組み立てるには、ヤッツケでできてしまうシロモノではありません。いくつかの外せないコツがあって、それを無視して見切り発車でつくってしまうと、私のように水漏れやポンプの空回り、なんかうまく育たない、ムダな穴が空いた使えないバケツばかりが増えていく、もういやだ、などのトラブルが続発することになるので注意が必要です。
ということで、まずはPLANT!TのDWCシステム「エアロス・モジュール」をふたっつ、つなげてみましょう。
「PLANT!T AEROS Module」は、スタンドアローン式のDWCシステムです。
AEROSについて - > > >
前面の水位インジケーターは、外すことができます。プランターの内側からナットをゆるめると、青色のインジケーターがパカッと外れ、直径2cmの穴が空いてるのがわかります。
この直径2cmの穴には、プランターの内側の底面凹凸の都合でPLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジ以外はつけられません。
そして、PLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジのナットを外したら貫通ジョイント本体のネジ山をこの2cmの穴にはめ込みます。
プランターの内側から、ナットをネジ山にはめ込みます。
ナットをゆがんではめてしまったり、ゆるかったりすると、栽培中にほぼ100%水漏れしてくるので、ナットはしっかりギュウウウッッッと締めてください。
2つのエアロスに、PLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジをとりつけると、内径13mmサイズのホースで連結することができます。あとは、同時に二つのエアロスにエアレーションしなくてはならないので、2分岐できるエアーポンプやパーツが必要です。
DWCシステムは、培養液量が増えた方がpH値やEC値が安定するので、ふたつだけとはいえ、つなげるとメリットがあります。
「これだと水位がわからない」と思う場合は、どちらか片方だけのエアロスの壁面に直径1.6cmの穴を開けて、水位インジケーターを取り付ければ、水位のチェックができるようになります
そうです!!! DWCシステムは連結すれば水位インジケーターはひとつで済むし、水替えもそこからできてしまえるんですねぇ〜。
そして、ホントはリザーバータンク用のバケツをひとつ設けて、循環ポンプで培養液を行き来させた方が、サーモヒーター加温やpH値、EC値の調整なんかがさらにさらにカンタンになります・・・