ココ培地のクオリティーの良し悪しを確かめるには、発芽や挿し木用の培地として使ってみると よくわかります。 フラッシングやバッファリングが不十分な ココ培地は余分な成分でEC値が高くなるので 種まきをしても発芽しにくかったり、フタバや幼葉に障害が起こりやすく生長せずに枯れてしまうこともあります。
ということで、水でもどしたCANNA Cocoブリック40L を使って ミニトマトの種まきをしたのが先月のことです。 まだ気温が低いので ヒーターパネルをポットの下に敷いて加温しました。 発芽保証期限が2016年のタネでしたが、1週間ほどで発芽して その後順調に育っています。
3月1週目の週末に チヌークホップのトリミングをおこないました。 ひとまず根茎を3本ほどカットしたので、CANNA Cocoブリック40L に植えてみることにしました。
ホップの根茎についている土をきれいに洗い流してから、スーパースライブの希釈液に1時間ほど浸しておきます。
発芽や 挿し木取りの成功率をアップさせるヒントや 資材の使い方は、こちらで紹介しました。
スーパースライブの希釈液から引き揚げたチヌークホップの根茎は 水で戻した CANNA Cocoブリック40L に植え、ヒーターマットを敷き、さらに ROOT!T プロパゲーター用カバーを被せて 保温しておきました。
だいたい1週間ほどで ホップの新芽どもが 元気に展開しはじめました。 新芽がどんどん伸びて 3組くらいの葉っぱが広がり ポットの底から根っこが見えたら地植えします。
ところでチヌークホップの根茎をトリミングし終えて一息ついていた時のことです。我が家の福の神である 母猫が 熱心にホップを植えてある場所を見つめています。
彼女の目線の先には 梅が咲きはじめるころから 毎年やってくる野鳥が 地面をつついていますした。 メスのキジかと思っていましたが、どうやらキジではないようです。
まるで盗撮のような写真しか撮れませんでしたが、これは「コジュケイ」という鳥のようです。 地面に落ちたピーナツのカラをつつきまくっています。
野鳥たちは 種のちがいをこえてチームプレイを するようです。
コジュケイやシジュウカラ、ヤマガラが数羽でやってくると 安全を確認できるのか ひときわ小さなウグイスが 最後にウッドデッキにやってくるのがお決まりの展開です。