今年も残りわずかとなりました。
せわしい年末ではありますが、どなたさまもお身体にお気をつけて、
心おだやかに良い年明けをお過ごしになられますようお祈り申し上げます。
Wish You Were Here...
さてさてさてさて、何かと言い訳をつけて後回しにしていたイチゴ苗をファイナルポットとしての140mmネットポットへと、やっと定植しました。1Lサイズのスターティング・ポットのココ培地には、もうすでにかなりの根が回っていて、ちょっと遅すぎた感があります。
イチゴ苗は、根元のクラウンと呼ばれる部分で酸素をたくさん吸収するので、クラウンを埋没させないように、ココ培地へと定植しました。
定植してから2日後の朝の様子です。 葉つゆがでています。
植えかえ後の朝方に葉っぱの先から水分がでているのは、根の活力が高く植えかえ成功の目安です。根が夜間のあいだにも活発に水分を吸収するので、過剰になった水分を葉っぱから排水させるためです。
葉つゆは、生長期にはよく見られますが、開花期になるとあまり見られなくなります。
その理由は、花が咲いて果実が実ると、植物は花や果実に養分や水分を優先的に送るので、根っこに届く養分は生長期よりもずいぶん減ります。となると、根っこの生長がとまり、新たな根が育ちにくいので生長期よりも培養液の吸収がスローダウンするためです。
このようなサイクルから、生長期には、根っこを最大限に生長させておかないとならんので、ココやポッティング・ミックスでは水やり控えめ+ゼッタイに葉っぱや根っこにダメージを与えてはいけないわけで、開花期に移行したら果実の肥大とともに、水やり回数多めにせねばならないわけですねぇ。