かれこれ20年近くも前に、ゴミ集積場に捨てられていた梅の木が、今年も咲きました。果実をよく実らせるので、おそらく豊後系の実梅品種だろうと思います。
昨年は、日本各地でまれに見る実梅の不作でしたが、この梅の木も昨年、はじめて実をつけませんでした。今年は、和歌山県産の南高梅で梅干しが作れるといいなと思います。
かわいらしいオオイヌノフグリの群生が野原で咲きはじめると、
ハバチたちも姿を見せるようになります。
香りで開花したことに気づかされる沈丁花。
花に顔を近づけて、鼻いっぱいに香りを吸いこむと、もうすぐ春だと実感します。
実生から育てている亀甲竜ですが、この冬はうっかり屋内に取り込むのを忘れていました。しかし枯れる様子もなく葉も青々としています。水やりさえしなければ、外で冬越しができるようです。
北風がビュービュあたるビカクシダ「ビフルカツム」も、屋外でへっちゃらで、なにやら子株すら大量に発生。
冬の間、ウラの緑地から無限に舞い降りてくる、あのでっかくジャマくさい葛(クズ)の落ち葉をビカクシダの貯水葉に押し込んで、15℃以上になる日だけ水やりしていました。
不要不急の外出を控えるべき時期ですが、健康維持のための散歩は欠かせません。
道端には、セイヨウカラシナがぐんぐん育っています。柔らかい新葉は、おひたしなどにして食すことができるそうです。
宮ヶ瀬ダムに隣接する県立あいかわ公園は、現在冒険の森や施設をはじめ、遊具などは休止しています。アップダウンが大きな園内は、散歩するだけで運動不足解消になります。
手入れが行き届いたドウダンツツジの植栽、秋にはさぞかしキレイな紅葉が見られるのだろうと思います。
人影がまばらな園内で、ミツマタの花がいっせいに開花していました。
こんな大きな椿の木は、最近ではなかなか見かけなくなりました。
さて、宮ヶ瀬ダムからほど近い、服部牧場ものぞいてみました。
レンズ越しにのぞく七面鳥は、かなりのインパクトがあります。
昨年の春に緊急事態宣言が出されて以来、なんとなく遠出する気分になれず久しぶりに足を伸ばしてみましたが、コロナ禍の影響で、住みたい街ナンバーワンとなった厚木市から車で目と鼻の先にある宮ヶ瀬ダム周辺の中津川沿いには、河川敷にデイキャンプ場があったり、オサレなカフェがいくつもオープンしていたりと、いつのまにかベリーナイスなスポットになっておりました。