2021年4月9日金曜日

夜桜と、苗木ナーセリーで春の仕入れ

 コロナ影響下で、人通りが少ない夜に散歩することが増えました。

ほんの数週間前だというのに、桜が満開だったころが懐かしく思えます。


宅地開発がガシガシとすすみ、大きな庭木がどんどん伐採される昨今、こんなに大きな桜並木が見られるのは、昭和のころ建てられた団地だけとなりました。




桜が花ざかりを過ぎた先週、とある苗木の生産場所を訪れると、ツバメのピチピチとさえずる声が聞こえてきました。




冬を過ぎて、葉に傷んだコンディションがまだ残るこの時期は、大きめなデザートプランツなどが思わぬお値打ち品が見つかります。




威風堂々としたシンボルツリーにおあつらえむきな、2m近くあるリュウゼツラン。

私が住む川崎市の住宅街では、これだけ大きなデザートプランツを植栽できるお宅は、めっきり少なくなりました。







ソテツやアガベ、ヤマツツジなど大きめな庭木の存在感は、広い空の下でこそ絵になります。背景も植栽の一部なんだな、とつくづく思います。







予算とニーズにあった庭木を見つけたら、自分で場内のスコップで掘り起こしてネコ車に乗っけてレジで精算するシステム。






「都内近郊では、なかなかのお値段で売ってるアノ植物が、こんなに安いの!?」値札をめくりながら、あれもこれも買い物カゴに入れてしまいたくなる衝動を必死で抑えます。






例年よりも冷え込む日が多く、寒かった冬を越えたとたん、突然に4月、5月の陽気が続いたおかげで、今年の春の花々は例年になく病害虫の被害が少ないまま、ツボミをたくさんつけています。
昨年からの巣ごもり需要で、一気にニーズが高まった家庭菜園。
働き方、暮らし方のバリエーションが広がりつつあるこれからの時代に、半自給自足な家庭菜園ライフ実践を紹介した「マイクロ農業のすすめ」は、生活費が減っても食っていける解決策のひとつとだと感じました。