2025年11月27日木曜日

ノコギリ山と横浜こども植物園

 その気軽さからハイキングといえば、なにがなんでも低山登山一択です。ということで千葉の鋸山の車力道コースを歩いてみました。


ラピュタの壁は房州石を切り出した石切場跡です。



刃ヅルとよばれるツルハシを使って手彫りで切り出した跡です。想像を超えた労力です。


「フウトウカズラ」というツル植物が、石切場跡のむき出しになった岩肌をたくましく、おおっていました。フウトウカズラは、コショウ科、雌雄異株のツル性植物で雌株につく赤い実はスパイスとして食用にできるそうです。


すっかり葉を落としたナナカマドの赤い実が、晴れた秋の空によく映えていました。



さて、ここは横浜こども植物園です。初めて訪れました。



生長がめちゃめちゃ遅い「竜血樹(ドラセナ・ドラコ)」は、うちにも同じくらいの大きさのコが1人います。耐寒性が低いのですが、昨年から今年初めにかけての冬は、屋外で1鉢用の簡易カバーを被せて越冬できました。夕暮れから6時間ほどガーデンライトが当たるようにしておいたのが功を奏したのかもしれません。


園内には、みごとな果実棚が一面に広がっていました。実りの季節には圧巻な景色だったと思います。

カキノキのエリア。実った柿は収穫せずにおくのだそうで、完熟した甘柿には、もれなく鳥たちがついばんだ跡がありました。



バラエリアの植栽デザインがとてもステキでした。ノスタルジックな光に包まれる夕暮れどきの景色もいいものです。

今度は開花ピークの時に来ようと思います。