そんなふうに欲の皮がパッツパツに張った状態でうっかりと始めたのがEM菌での生ゴミコンポストでした。
が、
管理がヘタすぎてニオイがきつくなり「発酵した」というより「腐った」コンポストのカオリは、容器のふたを開けたとたんに、エンエンとご近所中をただようこととなりギブアップしました。原因は水分が多すぎたことです。上手なひとならもちろんEM菌でサイコーな肥料ができます。
そこでミミズくんを使ったコンポストにチェンジ!! となった次第です。
コンポスターとして抜擢されたのはシマミミズというポピュラーなミミズです。
生産者さんが生業としてコンポストを作る場合は、キロ単位のシマミミズを資材として購入される場合もありますが、
ウチではそのへんをウロウロなさっていたミミズたちをお招きしてワラワラと増えてくれました。
コンポストボックスは、ホームセンターでGETした木製の整理箱です。
地面にじか置きしてるので、水分とか湿度の管理がラクです。ベランダや屋内だと容器の中の水分が多すぎても少なすぎてもミミズによくないので、排水性や通気性などの管理がいるかもしれません。
はじめたころは野菜の皮やコーヒーの粉など生ゴミだけをあげてましたが、シマミミズは思うように増えてくれませんでした。
ミミズは木材チップや紙パルプなどが大好きと知り、古新聞や使い終わったココ培地を多めに混ぜてあげると「もう増えなくてもいいです」というほど増えました。そこにはミミズたちがたくさん集まってきます。
新聞紙やココ培地には適度な保湿と通気性があって炭素が豊富なので、ミミズたちは「 喰っては寝る 」という優雅な日々を送っている様子です。
ホームガーデンで育てた野菜の収穫後や、咲き終わった花も、細かくしてミミズくんたちに食べてもらってます。
コンポストは外で管理してるので室内栽培用の培養土には使えませんが、庭のイチゴや庭木にあげてます。
腐植酸がたっぷりで肥料の効きもよくなります。