2009年11月13日金曜日

バジル発芽とイチゴの障害

バジルの種を蒔きました。
先週「バジルを育てよう」と思ったら、種を探しまくるはめになりました。
販売されている種子には発芽保証期間があるため店頭から下げられる時期なのをすっかり忘れていました。シーズンレスの室内栽培をしていると、このような失敗をよくやってしまいます。
バジルは室内栽培のなかでも、イチゴと並んで人気のプラントですね。
ジャンボイチゴまんぷく2号のランナーから今年とれた子株です。
ただいまカリ欠乏症のようです。葉の中央が黒く染みたようになってます。
リンカリ肥料を葉面散布して様子を見ています。
ちらっと出ている新芽が開いた時に、正常な色をしてくれていればだいじょうぶだと思います。

2009年11月12日木曜日

なかよし

今日は植物ではなくて動物の話題です。
牧場やハーブ園で出会った動物たちのなかよしショットです。
なかよく爆睡、親子でしょうか。
モルモットが、ウサギになにかささやいてます。
モルモットは、ウサギの耳が気になって仕方ないようです。
ひとつの枝にこだわるロバとブタ。
ゆずりあうでもなく、ひとりじめでもなく、おたがいが枝の端っこで満足してます。この様子はしばらく延々と続いていました。
この枝にいったいどんな魅力が??

2009年11月11日水曜日

プチど根性

しばらくまえに「ど根性大根」が話題になりました。
世間の注目が集まったピークにその大根は誰かに折られてしまいました。
組織培養で復活を試みたと聞きましたが、
今現在はどうなっているのでしょう・・・

以前近所で発見した「プチど根性トマト」です。
牛丼屋さんの排水溝から、生えていました。


このトマトには、すでに花が咲いていました。
果たして、どんなトマトがなるのか楽しみにしていました・・・・・が、
一ヶ月後ふたたび訪れた時には、もう引っこ抜かれていました。
ひじょーに残念!!



近くの畑で最近発見した強者です。多分「冬瓜」だと思います。


無機質なフェンスに冬瓜の実だけがあるという様は、一瞬なにがどうなっていのるか理解できず「はっ」とさせられます。
でもフェンスは丈夫だし常時そこにあるものなので、キュウリなどの「つる性野菜の栽培」には「以外と有りかも」という気がします。

もっと驚きたいという時はこちらをどうぞ!!



2009年11月10日火曜日

収穫をたのしむ

朝、いつものようにメジロたちが柿を食べにきていました。
群れで行動する小鳥たちは、だいたい判断力のある度胸のよいコが先頭をきって食べにきて、そのあと仲間たちが次々にやってきます。
さらに要領のよいヤツが、このシジュウカラです。メジロが周囲の安全を確認して食事に入ると、シジュウカラは彼らを追い払って食べにきます。
スズメとはなかよく柿を食べてるメジロですが、シジュウカラは苦手なのでしょうか?
一際おいしそうだった大きな柿も、すでにヘタだけでぶら下がっている有様です。柿の木の下の鳥フン掃除が忙しい日々も、あと少しかも知れません。
我が家の柿をたのしんだ小鳥たちには、厳しい冬を元気に乗り越えてほしいと思います。
我々は、がんばって早々と成ってくれたイチゴをたのしみました。室内栽培だとカラスや虫に横取りされる心配なく、心ゆくまで完熟を待てるのがとってもいいですね。

2009年11月9日月曜日

キノコいろいろ

山歩きしていて、キノコが大量発生しているスポットを見つけてしまい大喜びでした。
まず森で出会ったのは「カワラタケ」。
青海波のような模様がとてもきれいなサルノコシカケの仲間です。
いちめんに生えていたのが、この「スギタケ」です。中毒を起こすということで、食べられません。このスポットは親子連れやワンちゃんもたくさん通ります。このスギタケの群生を発見したときは、両手ほどもある立派なスギタケの房が引っこ抜かれ、あっちこっちに散らばっていました。キノコを見つけたちびっ子達はきっと楽しいひとときを過ごしたに違いありません。
スギタケと、ゴージャスな帽子をかぶったクヌギの実です。
これは正体不明のキノコです。一見おいしそうに見えますが食べる勇気はございません。
白くかびているようなトコロから、またニョキニョキと生えてくるのだと思います。このキノコが生えているエリアは微生物がいっぱい住んでいるのでしょうか?
落ちている枝は分解が進んでいて地面は踏むとフカフカでした。
とっても気持のよい場所です。

2009年11月6日金曜日

ヒラタアブ-無農薬の強い味方-

自宅では無農薬でガーデニングを楽しんでいます。農薬を使わなくなってから年々やってくる虫の顔ぶれが徐々に増えていきました。
ちょっと前までは、いろんな葉っぱに穴をあけまくるバッタを狙ってカマキリが同じポジションでじーーーっと待ち構えていて、茶色になったり緑になったりと毎日忙しそうでした。
どの虫も愛嬌があって見飽きるということがないのですが、そのなかでも私の一番のお気に入りが、この「ヒラタアブ」です。寒くなってからめっきり姿を見せなかったのですが、今朝プラント達に果実酢を散布すると、どこからともなくやってきました。
このアブは花の蜜を吸いにきますが、ホバーリングしながら足場を探している様子がなんともかわいらしいのです。機嫌のよいヒラタアブは人差し指を差し出すと、指にとまってぺたぺたと味見します。そして、かわいいだけではなくアブラムシを退治してくれる無農薬栽培の強い味方です。
ヒラタアブの成虫はアブラムシのコロニーを見つけるとタマゴを産んでいくそうです。
幼虫のエサはアブラムシで、テントウムシよりも遥かに多くのアブラムシを食べプラントを食害することはありません。とても強い味方です。
無農薬でガーデニングするといろんな生き物を見られて楽しいのですが、ダンゴムシだけは許せません。あいつらは鈴なりになったイチゴが赤く色づくと誰よりも先にオヨバレをしてしまいます。悔しいので食べられたイチゴの端っこをかじると、またまた悔しいことにとてもおいしいのです。しかし今年は特策を見つけました。うまくいったら紹介します。

2009年11月5日木曜日

見元さんのビオラ

ハヤり・スタりのサイクルが速いのは、残念ながら園芸業界も同じようで花卉は毎年人気のカラーや花姿が変わります。特にシーズンもので一年草のビオラは、ガーデニングブームの昨今ではその回転が速いように思います。
そんな時流にもまったく揺るがない素晴らしい品種を生みだし続ける生産者さんのひとつが、見元園芸さんだと思います。まるで宝石のような色合いのビオラ達は芸術です。
じっくりと時間をかけて品種づくりをしているからでしょうか、毎年同じ品種を育てても、色合いにムラがなく丈夫で真冬でもたくさん花をつけます。ちょっと無理をしたF1品種が量産されるなかで、見元さんのビオラ達は際立っています。
夕焼けを思わせるようなこのビオラは、その色合いの通り「サンセット」
見知らぬ方から「種ができたらちょうだいね」と頼まれることもありました。結局実現しませんでしたが、翌年偶然とれた種を蒔いて咲かせたら、色も花の形もほとんど崩れませんでした。