どしゃ降りの雨がふったかと思えば、翌日はギラギラとした太陽が照りつけたりと、いそがしいお天気です。
過剰な湿度とモワァッとした陽気、こんな時期は「今がチャンス」とばかりに、雑草たちの生長がひときわ早いので、一週間なにもせず伸びるにまかせていると、ものすごくボーボーになってしまいます。毎週末蚊に刺されながら剪定と雑草駆除に汗を流すこのごろです。
敷地内に勝手に生えてきた「ヒマワリ」です。
去年の秋、種がたわわに実ったヒマワリの花だけが道ばたに転がってたのを拾ってきて、もてあまし、確かこの辺りに種を蒔いた・・・というより捨てたような記憶があります。
ここはたまにワンちゃんの落とし物があるので、シャベルで土をかぶせておく所です。落とし物が肥料になったってことでしょうか?
近所の石垣に、たわわわわに実った野良な「木いちご」がいました。
クズに占領されつつありますが、それでも赤い実はよくヒトの目を惹きます。
どうやら「ナワシロイチゴ」という木いちごらしいです。花が開かずに結実するんだそうです。もちろん食べられます。
一面が木いちごです。
誰のものでもないので、ちょっと失敬してみようかと思いましたが、トゲがものすごいので、軍手とハサミがないと、ハーベストはムズカシそうです。
かといって、この木いちごのためだけに花バサミなんて持ってウロウロしてたら、畑ドロボウとまちがえられそうです。
「ガーデニング盗難」、わりと多いのでカリカリしてるヒトいっぱいいます。
畑のトマトの敵は、カラスだけかと思ったら、最近はヒトのほうが強敵らしく測道のある畑なんかは、手を入れられないようにトマトのまわりにネット張ったりしてます。
目の前にあるものをインスタントに欲しがらずに「自給自足」で、いきたいものですよね。
2010年7月5日月曜日
2010年7月2日金曜日
Grow Your own Rice! 花穂(かすい)。
ふと気がつけば室内田植え水耕栽培の「イセヒカリ」たちは、昨日の7月1日で、種モミ発芽からちょうど100日目でした。
発芽したのは、3月25日で、そして100日目の昨日、とうとう2つのプラントから「出穂(=しゅっすい)」しました〜!!
ほんとに安心しました。実はずーっと、気をもんでいたからです。「まさか、バカ苗じゃあないだろうなー」と。
やたらスクスク伸びてくれて「やっぱ水耕栽培は生長がはやいなー」とほくそ笑みながら「こんなに草丈が伸びるのはバカ苗病かもしれない」と心配で仕方なかったからです。
「稲バカ苗病」というに感染すると、ウイルスのせいで生長ホルモンの「ジベレリン」がノンストップ状態になって、草丈ばかりがグングン伸びて穂がでないという、なんとも思わせぶりで残酷な病気です。でもこの病気のおかげで「ジベレリン」がはじめて発見されたという歴史があります。
バカ苗にかかると、やたら丈が伸びて、葉色が黄色っぽくなるそうです。チッ素ひかえめで育てているので、どちらにも当てはまり、ずーっとビクビクしていた次第です。
でも、よかったー!
あー、よかったー!
かわいいかわいい穂がでてきましたー!
そして一番最初に出穂したのはロックウール培地のイセヒカリたちです。
短日処理してから、じょじょにEC値をあげていって、今は1.6くらいにしてます。
3パートの水耕栽培用肥料ダッチ・フォーミュラの
開花レシピ + PK肥料と、もちろん有機活力剤もあげてます。
そしてこっちは、ココ培地の「イセヒカリ」たちです。
ロックウール培地のイネに比べると、シュッとしてます。
根っこの量が多いからか、まったく倒れる気配がありません。
ぶっとくなった茎を光にすかしてみると、穂らしきシルエットが見えます。
さらに、白い節のところに、三角の白いとんがったの葉っぱみたいなのがでてくると出穂(しゅすい)間近の合図のようです。
ココ培地のひとつのイネからも、出穂がはじまりました!!
穂の出方が「芒(ススキ)」に似てます。ススキもイネ科です。筒状の茎を割ってベロ〜ンと花穂がでてきます。
ちなみにココ培地のほうは2パートの「Shiva A + B」という水耕栽培用肥料をあげてます。こちらはカルシウムがたくさん入ってるのでpH値が大きく狂わない分、チッ素量が調整できないので、チッ素に敏感なイチゴとかバラよりは、肥料グイのお米とかトマトとかの夏野菜に向いてます。
ひとまず、「花穂=かすい」が出てきてくれてホントにひと安心です・・・
ところで、ダッチ・フォーミュラもShivaも、「 アンモニア態チッ素 」は、ほんの少しかまったく入ってません。「 硝酸態チッ素 」がほとんどです。
お米は、「 アンモニア態作物 」なので「 硝酸態チッ素 」では育たないというのが定説なんですが、一部の研究熱心な方は「 米だって硝酸態チッ素をやったほうが根傷みも少なくてゼッタイよく育つ 」とおっしゃってました。どうやらホントかもしれません。
またひとつ脳内マニュアルに、新事実が加わりました。めでたし、めでたし・・・
発芽したのは、3月25日で、そして100日目の昨日、とうとう2つのプラントから「出穂(=しゅっすい)」しました〜!!
ほんとに安心しました。実はずーっと、気をもんでいたからです。「まさか、バカ苗じゃあないだろうなー」と。
やたらスクスク伸びてくれて「やっぱ水耕栽培は生長がはやいなー」とほくそ笑みながら「こんなに草丈が伸びるのはバカ苗病かもしれない」と心配で仕方なかったからです。
「稲バカ苗病」というに感染すると、ウイルスのせいで生長ホルモンの「ジベレリン」がノンストップ状態になって、草丈ばかりがグングン伸びて穂がでないという、なんとも思わせぶりで残酷な病気です。でもこの病気のおかげで「ジベレリン」がはじめて発見されたという歴史があります。
バカ苗にかかると、やたら丈が伸びて、葉色が黄色っぽくなるそうです。チッ素ひかえめで育てているので、どちらにも当てはまり、ずーっとビクビクしていた次第です。
でも、よかったー!
あー、よかったー!
かわいいかわいい穂がでてきましたー!
そして一番最初に出穂したのはロックウール培地のイセヒカリたちです。
短日処理してから、じょじょにEC値をあげていって、今は1.6くらいにしてます。
3パートの水耕栽培用肥料ダッチ・フォーミュラの
開花レシピ + PK肥料と、もちろん有機活力剤もあげてます。
そしてこっちは、ココ培地の「イセヒカリ」たちです。
ロックウール培地のイネに比べると、シュッとしてます。
根っこの量が多いからか、まったく倒れる気配がありません。
ぶっとくなった茎を光にすかしてみると、穂らしきシルエットが見えます。
さらに、白い節のところに、三角の白いとんがったの葉っぱみたいなのがでてくると出穂(しゅすい)間近の合図のようです。
ココ培地のひとつのイネからも、出穂がはじまりました!!
穂の出方が「芒(ススキ)」に似てます。ススキもイネ科です。筒状の茎を割ってベロ〜ンと花穂がでてきます。
ちなみにココ培地のほうは2パートの「Shiva A + B」という水耕栽培用肥料をあげてます。こちらはカルシウムがたくさん入ってるのでpH値が大きく狂わない分、チッ素量が調整できないので、チッ素に敏感なイチゴとかバラよりは、肥料グイのお米とかトマトとかの夏野菜に向いてます。
ひとまず、「花穂=かすい」が出てきてくれてホントにひと安心です・・・
ところで、ダッチ・フォーミュラもShivaも、「 アンモニア態チッ素 」は、ほんの少しかまったく入ってません。「 硝酸態チッ素 」がほとんどです。
お米は、「 アンモニア態作物 」なので「 硝酸態チッ素 」では育たないというのが定説なんですが、一部の研究熱心な方は「 米だって硝酸態チッ素をやったほうが根傷みも少なくてゼッタイよく育つ 」とおっしゃってました。どうやらホントかもしれません。
またひとつ脳内マニュアルに、新事実が加わりました。めでたし、めでたし・・・
2010年7月1日木曜日
生きてる空気清浄器!
最近気になってるフランスの空気清浄器です。
見て分かるとおり、生きた植物に室内の空気をキレイにしてもらっちゃう!という画期的な商品、「ANDREA〜アンドレア〜」です。
お作りになったのは、仏人デザイナーの「Mathieu Lehanneur」さんと、ハーバード大学教授の「David Edwards」さんです。どちらがドナタかは、ちょっとわかりません。
このオサレな空気清浄器はデザインばかりがよいわけではなく、機能性もちゃんとしているそうです。壁紙なんかから揮発してしまう「ホルムアルデヒド」にいたっては、カーボンフィルターよりも浄化能力が高いそうです。しかも植物が生きてるわけですから、光が当たってるうちは室内のCO2や湿度も、植物に吸収されてフレッシュな酸素に変身! ってわけですね。
国内ではまだ販売されてませんが、オンラインならこちらでGETできます。
見て分かるとおり、生きた植物に室内の空気をキレイにしてもらっちゃう!という画期的な商品、「ANDREA〜アンドレア〜」です。
お作りになったのは、仏人デザイナーの「Mathieu Lehanneur」さんと、ハーバード大学教授の「David Edwards」さんです。どちらがドナタかは、ちょっとわかりません。
このオサレな空気清浄器はデザインばかりがよいわけではなく、機能性もちゃんとしているそうです。壁紙なんかから揮発してしまう「ホルムアルデヒド」にいたっては、カーボンフィルターよりも浄化能力が高いそうです。しかも植物が生きてるわけですから、光が当たってるうちは室内のCO2や湿度も、植物に吸収されてフレッシュな酸素に変身! ってわけですね。
国内ではまだ販売されてませんが、オンラインならこちらでGETできます。
お値段は、本体が149ユーロで、日本までの送料込みなら約200ユーロ、だそうです。ユーロが安い、今がチャンスでしょうか??
2010年6月30日水曜日
コブタ・ヒーリング
ワールド・カップ、残念・・・という空気でいっぱいの今朝ですが、とってもよい試合でした。未来を感じてワクワクする日本チームでした!!
ということで、今日はヒーリング効果の高い? コブタたちの登場です。お母さんの背中に乗ってくつろぐコブタ。
カワいい・・・
動物のコドモたちは、かならずニオイをかいで、
いろんな情報を吸収していくみたいですね。
しっぽのニオイ。
兄弟のニオイ・・・
あどけない様子はいつまでも見飽きませんでした。
でも、オトナになるとフテブテシさが勝っていくみたいです。ワタシも人のことはいえません。ブタはとても知能が高い動物で、犬よりも賢いそうです。一説によれば、犬は人をリーダーだとみなしますが、ブタは人を同等だとみなしているそうです。
ヒツジの親子です。こちらもカワユサ爆発です。
ということで、今日はヒーリング効果の高い? コブタたちの登場です。お母さんの背中に乗ってくつろぐコブタ。
カワいい・・・
動物のコドモたちは、かならずニオイをかいで、
いろんな情報を吸収していくみたいですね。
しっぽのニオイ。
兄弟のニオイ・・・
あどけない様子はいつまでも見飽きませんでした。
コドモのうちは、だれでもなんでもかわいいです。
でも、オトナになるとフテブテシさが勝っていくみたいです。ワタシも人のことはいえません。ブタはとても知能が高い動物で、犬よりも賢いそうです。一説によれば、犬は人をリーダーだとみなしますが、ブタは人を同等だとみなしているそうです。
ヒツジの親子です。こちらもカワユサ爆発です。
2010年6月29日火曜日
梅雨はムシムシ、かたつむり。
はっきりしないお天気なうえ、気温が高いので、最近とってもムシ暑い日がつづきます。
でも、このムシ暑い環境、植物たちにとっては、グングン生長できる好条件です。
今ごろの土壌のなかでは、春からバシバシふえてきた微生物が炭素源不足で死んでいって、植物にとって貴重な無機チッ素が土の中にドバーッと、返ってくる頃だそうです。春頃にチッ素が少ない環境で根っこがいっぱい張れた植物たちは、この頃から豊富な無機チッ素をたっくさん吸って開花に備えるっていうサイクルだそうです。
今頃の田んぼは、イネがまだそんなに伸びてないので、よく晴れた日には水面にまわりの景色が映りこんで、大きな鏡のようですね。
虫がさかんにでてくる梅雨、
エサが豊富なので、
野鳥たちのヒナも巣立つタイミングのようです。
ハクセキレイの幼鳥があぜ道でチルしてました。
梅雨といえば、カタツムリです。
このデッカいカタツムリ、
スズメやミツバチやカエルと同じく、
メッキリ数が減ってきてしまってるそうです。
ウチには何匹か住みついていて、雨のふる日には、
ノソ〜ッと現れます。
顔を近づけると、目玉をのばして、
こっちを見ます。
最近現れてなかったので、
バイクにひかれてないかな?と心配してました。
雨の日に道路に遠出して事故死してしまうコがタマにいます。
カタツムリは草を食べますが、どうも好みの草が決まってるようです。カタツムリたちがアジサイの葉っぱにいる典型的なパターンは、見たことありません。雑草のやわらかい新芽なんかをよく食べてます。
そして、日本には、圧倒的に「右巻きカタツムリ」が多いそうです。
カタツムリをはじめ、ダンゴムシ、ナメクジ、ミミズ、アリンコとかが苦手で、問答無用で殺虫剤をふりまわしてしまうヒトもいますが、落ち葉や死骸なんかをせっせと分解して土壌の微生物にゴハンをバトンタッチしてくれる、いわば自然の清掃局みたいなモノなので、できればムダに殺すことは避けたい存在です。
でも、このムシ暑い環境、植物たちにとっては、グングン生長できる好条件です。
今ごろの土壌のなかでは、春からバシバシふえてきた微生物が炭素源不足で死んでいって、植物にとって貴重な無機チッ素が土の中にドバーッと、返ってくる頃だそうです。春頃にチッ素が少ない環境で根っこがいっぱい張れた植物たちは、この頃から豊富な無機チッ素をたっくさん吸って開花に備えるっていうサイクルだそうです。
今頃の田んぼは、イネがまだそんなに伸びてないので、よく晴れた日には水面にまわりの景色が映りこんで、大きな鏡のようですね。
虫がさかんにでてくる梅雨、
エサが豊富なので、
野鳥たちのヒナも巣立つタイミングのようです。
ハクセキレイの幼鳥があぜ道でチルしてました。
梅雨といえば、カタツムリです。
このデッカいカタツムリ、
スズメやミツバチやカエルと同じく、
メッキリ数が減ってきてしまってるそうです。
ウチには何匹か住みついていて、雨のふる日には、
ノソ〜ッと現れます。
顔を近づけると、目玉をのばして、
こっちを見ます。
最近現れてなかったので、
バイクにひかれてないかな?と心配してました。
雨の日に道路に遠出して事故死してしまうコがタマにいます。
カタツムリは草を食べますが、どうも好みの草が決まってるようです。カタツムリたちがアジサイの葉っぱにいる典型的なパターンは、見たことありません。雑草のやわらかい新芽なんかをよく食べてます。
そして、日本には、圧倒的に「右巻きカタツムリ」が多いそうです。
カタツムリをはじめ、ダンゴムシ、ナメクジ、ミミズ、アリンコとかが苦手で、問答無用で殺虫剤をふりまわしてしまうヒトもいますが、落ち葉や死骸なんかをせっせと分解して土壌の微生物にゴハンをバトンタッチしてくれる、いわば自然の清掃局みたいなモノなので、できればムダに殺すことは避けたい存在です。
2010年6月28日月曜日
水耕栽培でも酵素は大活躍!
エアレーション式システムの水耕栽培「イセヒカリ」は、ずいぶんと大きくなってます。
ちょ〜っとグラグラしてきちゃいましたが、
元気です。
週に一度、培養液をとりかえてまして、ちょうど一週間目の培養液タンク内の様子です。
フワフワしたチリのようなカスが底にたまってます。これは、ロックウールや培養液のなかの古くなった根っことか、老廃物が分解されたカスです。
このオリみたいなもの、
わかりますか?
トマトでも、イチゴでも、ある程度そだつと、枯死しはじめる茶色い根っこがでてきます。
土壌のなかでは枯死した根っこは、自然の好循環作用で微生物が分解して食べてくれます。
このサイクルが早いと、植物は新鮮な白い根っこが張りやすくなるので、肥料とか水とか空気とかを常にたくさん取り込めて、免疫力が強くなって元気でモリモリ育ちます。
ココなんかの有機培地でも微生物資材を培養液にまぜてあげてると、土壌とおなじサイクルが早めにできあがり、根っこの張りがもっとよくなります。
でも、培養液だけで育てるエアレーション式とか循環式とかのハイドロ・システムでは、定期的に培養液を変えてしまうので、微生物の働きはなかなか速効性がでにくいようです。
なので、有機活力剤のなかには、かならず「酵素」がはいっているものがあます。
「酵素」には、古い根っこを分解するモノもあります。
そもそも「酵素」っていうのは、ワタシたちのカラダの中ではすでに唾液の中にもあって、ゴハンをず〜っと噛んでいると甘くなる・・・公園でお暮らしだったドナタかがおっしゃってた、いわゆる「アジの向こう側」につれてってくれるのも酵素です。
生乳がチーズになるのも、パンがふっくらおいしく焼き上がるのも、トウモロコシや大豆がバイオエタノールになるのも、ぜ〜んぶ「酵素力」です。詳しくは、もう書ききれないほどに、エンドレスなおハナシになるので、バッサリといきますが、植物も人間も食べたものを消化するための「酵素」は、もともと自分で作れるんですが、年齢を重ねたり、栄養がかたよると作るチカラがよわって酵素が減ってっちゃいます。

培養液だけの水耕栽培では、根っこのまわりの微生物に活躍がすぐには期待できないし、どうしても「チッ素過多」になりやすいので、あえて有機成分の「酵素資材」を与えてあげると、植物は自分で酵素をこしらえる手間がはぶけるので、ラクできて元気になっちゃうっていうことなんです。しかも「酵素」はタンパク質だったりするので、吸収されると体液よりもはやく移動できちゃうので、養分とか空気とか水分をいっしょに急行便で運んでってくれたりもします。
ただただ、酵素は有機成分なんで、培養液のなかでは4〜5日くらいで分解されちゃうことが多いようです。水の中では無機肥料よりも「持ち」が悪いので、やっぱし培養液は一週間に一度ぜんぶ取りかえてあげるのがベストですよね。
それと、「酵素」はある程度の温度がないと、あんまし動いてくれません。
どうりで、冬から春になって寒さがゆるむと、申し合わせたかのように、いっせいに発芽したり芽吹いたりするわけですよね。適温になって酵素が動きだすから、植物も動きだすってことのようです。
「酵素」って、スゴいですよねー。
ちょ〜っとグラグラしてきちゃいましたが、
元気です。
週に一度、培養液をとりかえてまして、ちょうど一週間目の培養液タンク内の様子です。
フワフワしたチリのようなカスが底にたまってます。これは、ロックウールや培養液のなかの古くなった根っことか、老廃物が分解されたカスです。
このオリみたいなもの、
わかりますか?
トマトでも、イチゴでも、ある程度そだつと、枯死しはじめる茶色い根っこがでてきます。
土壌のなかでは枯死した根っこは、自然の好循環作用で微生物が分解して食べてくれます。
このサイクルが早いと、植物は新鮮な白い根っこが張りやすくなるので、肥料とか水とか空気とかを常にたくさん取り込めて、免疫力が強くなって元気でモリモリ育ちます。
ココなんかの有機培地でも微生物資材を培養液にまぜてあげてると、土壌とおなじサイクルが早めにできあがり、根っこの張りがもっとよくなります。
でも、培養液だけで育てるエアレーション式とか循環式とかのハイドロ・システムでは、定期的に培養液を変えてしまうので、微生物の働きはなかなか速効性がでにくいようです。
なので、有機活力剤のなかには、かならず「酵素」がはいっているものがあます。
「酵素」には、古い根っこを分解するモノもあります。
そもそも「酵素」っていうのは、ワタシたちのカラダの中ではすでに唾液の中にもあって、ゴハンをず〜っと噛んでいると甘くなる・・・公園でお暮らしだったドナタかがおっしゃってた、いわゆる「アジの向こう側」につれてってくれるのも酵素です。
生乳がチーズになるのも、パンがふっくらおいしく焼き上がるのも、トウモロコシや大豆がバイオエタノールになるのも、ぜ〜んぶ「酵素力」です。詳しくは、もう書ききれないほどに、エンドレスなおハナシになるので、バッサリといきますが、植物も人間も食べたものを消化するための「酵素」は、もともと自分で作れるんですが、年齢を重ねたり、栄養がかたよると作るチカラがよわって酵素が減ってっちゃいます。

培養液だけの水耕栽培では、根っこのまわりの微生物に活躍がすぐには期待できないし、どうしても「チッ素過多」になりやすいので、あえて有機成分の「酵素資材」を与えてあげると、植物は自分で酵素をこしらえる手間がはぶけるので、ラクできて元気になっちゃうっていうことなんです。しかも「酵素」はタンパク質だったりするので、吸収されると体液よりもはやく移動できちゃうので、養分とか空気とか水分をいっしょに急行便で運んでってくれたりもします。
ただただ、酵素は有機成分なんで、培養液のなかでは4〜5日くらいで分解されちゃうことが多いようです。水の中では無機肥料よりも「持ち」が悪いので、やっぱし培養液は一週間に一度ぜんぶ取りかえてあげるのがベストですよね。
それと、「酵素」はある程度の温度がないと、あんまし動いてくれません。
どうりで、冬から春になって寒さがゆるむと、申し合わせたかのように、いっせいに発芽したり芽吹いたりするわけですよね。適温になって酵素が動きだすから、植物も動きだすってことのようです。
「酵素」って、スゴいですよねー。
2010年6月25日金曜日
ムクゲの花が咲きました。
今年はカラツユなんでしょうか? あんまし梅雨らしくないお天気がつづきます。
最近「ムクゲの花」が咲いてきました。ムクゲが咲くと、「あー、夏がすぐそこまで来てるんだ」と思います。めっきり花の種類が少なくなる真夏でもバシバシ咲いてくれる強い花です。
シーズンには、剪定がまにあわないほど、
茎頂部(トップ)も、横枝もよく伸びます。
木質がやわらかく、短く刈り込んでもヘッチャラですが、
放置しとくと10メートルほどにもなるそうです。
エダがよく伸びて、花もつぎつぎに咲いてくれます。
咲いた花はつぎつぎにパラパラと落ちます。このパラパラと落ちた花が、ポイッと丸めて捨てられたティッシュみたいで、路上に放置しておくと、なんともゴミっぽい感じがするので、日々おソウジに励むはめとなります。
カタツムリとかダンゴムシとかが落ちた花をムシャムシャ食べてたりするのをみると、「やっぱ花って、健康にいいのかなぁ? ビタミンとか抗酸化物質とか、いっぱいありそうだしなぁ。」と、ふと食べてみようかと迷う自分がいます。
雨が少ないおかげで、今年は柿の着果がよさそうです。
柿のタネには、脳みそを活性化する成分があるそうなので、もし豊作だったら、柿のタネの丸薬でも作ってみようかなとたくらんでいます。なので柿の木には、農薬をかけないことにしてます。
高齢化がすすむこれからは、健康食品もDIYで・・・になってくるかもしれません。
ベランダで柿の木をながめていると、シジュウカラのカップルが、目の前の枝にシャッと飛んできたりします。葉が生い茂ってワタシが見えてなかったらしく、「ゲッ! いた!」って感じで急いで飛んでいったかとおもうと、未練たっぷりにまた戻ってきて、また逃げていくというパターンです。柿の木には、よほどオイシイ幼虫でもいるんでしょうか。
陽当たりのとぼしいベランダのミニトマトです。トマトが大きくなってきました。
最近は、すこしは賢くなったので、陽当たりの悪いベランダでは、大きくなったトマトの苗をGETしてきて、育てることにしました。タネからなんて育てたら、ゼッタイ実がならないことを学んだからです。
最近「ムクゲの花」が咲いてきました。ムクゲが咲くと、「あー、夏がすぐそこまで来てるんだ」と思います。めっきり花の種類が少なくなる真夏でもバシバシ咲いてくれる強い花です。
シーズンには、剪定がまにあわないほど、
茎頂部(トップ)も、横枝もよく伸びます。
木質がやわらかく、短く刈り込んでもヘッチャラですが、
放置しとくと10メートルほどにもなるそうです。
エダがよく伸びて、花もつぎつぎに咲いてくれます。
咲いた花はつぎつぎにパラパラと落ちます。このパラパラと落ちた花が、ポイッと丸めて捨てられたティッシュみたいで、路上に放置しておくと、なんともゴミっぽい感じがするので、日々おソウジに励むはめとなります。
カタツムリとかダンゴムシとかが落ちた花をムシャムシャ食べてたりするのをみると、「やっぱ花って、健康にいいのかなぁ? ビタミンとか抗酸化物質とか、いっぱいありそうだしなぁ。」と、ふと食べてみようかと迷う自分がいます。
雨が少ないおかげで、今年は柿の着果がよさそうです。
柿のタネには、脳みそを活性化する成分があるそうなので、もし豊作だったら、柿のタネの丸薬でも作ってみようかなとたくらんでいます。なので柿の木には、農薬をかけないことにしてます。
高齢化がすすむこれからは、健康食品もDIYで・・・になってくるかもしれません。
ベランダで柿の木をながめていると、シジュウカラのカップルが、目の前の枝にシャッと飛んできたりします。葉が生い茂ってワタシが見えてなかったらしく、「ゲッ! いた!」って感じで急いで飛んでいったかとおもうと、未練たっぷりにまた戻ってきて、また逃げていくというパターンです。柿の木には、よほどオイシイ幼虫でもいるんでしょうか。
陽当たりのとぼしいベランダのミニトマトです。トマトが大きくなってきました。
最近は、すこしは賢くなったので、陽当たりの悪いベランダでは、大きくなったトマトの苗をGETしてきて、育てることにしました。タネからなんて育てたら、ゼッタイ実がならないことを学んだからです。
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