冷たい雨でスタートした4月。まだ開かない桜をうらめしそうに眺めながら、ヨコハマへ足を運びました。
「港の見える丘公園」に来たのは、高校生のとき青春18切符でおとずれた以来・・・この日は曇り空でした。せっかくのキレイな花々がもったいないので、空を快晴にしてみました。
パシフィコ横浜では「2017 日本フラワー&ガーデンショウ」が開催されていました。
「愛でるためのガーデニング」は、品種のセレクトの見事さ、しつらえ方あしらい方、カラーコーディネートのどれもがプロフェッショナルで、さすがに見応えがあります。
ガーデニングのトレンドを反映して、多肉やエアプランツの寄せ植えもたくさんありましたが、個人的にはやはり「見て楽しむ、食べて味わう」トマトのクライミング仕立てに目を奪われます。
「あえて咲かせた」ルッコラと、お花の寄せ植え、こちらも心惹かれました。
快晴であったなら、桜咲く空の下で数々の観光目所だのチャイナタウンだのをテクテクと散策しながら、風向めいびな景色たちをカメラにおさめて帰路につけたはずですが、それは叶わなかったので、早々に帰宅し、とっておきのビールを味わいました。
「デュンケル・ヴァイツェンボック」
句読点の位置が正しいのすらわかりませんが、ややスモーキーな香りがする小麦のビールです。
古くからヨーロッパの修道僧によって作られてきた「トラピストビール」。
どちらもコクと甘みがあって味わい深く、心だけでなく空腹までが満たされました。こんなビールを毎日飲める暮らしがあるとすれば、それは私にとって間違いなく「楽園」を意味します。
問題は次の日です。日本の大手メーカーのビールはどれも、ソツがなく上品で味のバランスがとてもいいことを実感していますが・・・あんな素晴らしいビールを飲んでしまった翌日は、メジャーなビールの味が、それはそれはうすく・・・うっす〜く味気なく感じてしまうのでした。各ビールが目指しているゴール自体がちがうので、比較するべきではありませんが、やはり手間ひまがかかったものというのは、お金では買えない価値があることには間違いありません。
2017年4月3日月曜日
2017年3月31日金曜日
モモからサクラへ・・・
ハナモモが空一面をピンクにそめたのは、今月初めのことでした。
3月のおわり、地一面が新緑でおおわれています。 4月の陽気になったり2月にもどったり、天気が毎日コロコロ変わるのも、もうあまり苦になりません。誰がなんといっても、もう春ですから。
今年誕生した子達でしょうか? 牧場では、ヤギやヒツジ、ウサギに牧羊犬まで、さまざまなお子達がかわいいさかりでした。
やっと温かくなってきて、牛たちもリラックスしている様子でした。
うっかり食べ忘れた大根は、見事な開花ぶりで4月を迎えようとしています。きっと優秀な種がたくさん穫れると思いますが(毎度のことです)、固定種の大根なので「芽生えては、育ち、開花し、種が落ち・・・」のループになる予感がします。
毎年この時期になると、一面に生えてくる「カラスノエンドウ」の、どのトップにも、アリンコが運んできたアブラムシたちが、もれなくびっしりとついています。それは同時に「テントウムシ牧場」となることも意味します。
私の周りだけかもしれませんが、「虫は苦手だけど、テントウムシはカワイイ」、という人が多い気がします。 親しみやすいコントラストと丸いフォルムに、安心感を抱きやすいのかもしれません。
さて、3月最後の今日はプレミアム・フライデーです。
私はといえば、すでに仕事をきりあげてサクラの花を愛でながら一杯・・・なんてわけにはなかなか現実はいきません。コロコロ変わる気温にふりまわされながら、仕事の合間に植物たちの世話に追われる、季節目の変わり目の金曜日です。
のどかな田園風景をながめたくなる春、ということで、かなりシュールな牧歌です!
3月のおわり、地一面が新緑でおおわれています。 4月の陽気になったり2月にもどったり、天気が毎日コロコロ変わるのも、もうあまり苦になりません。誰がなんといっても、もう春ですから。
今年誕生した子達でしょうか? 牧場では、ヤギやヒツジ、ウサギに牧羊犬まで、さまざまなお子達がかわいいさかりでした。
やっと温かくなってきて、牛たちもリラックスしている様子でした。
うっかり食べ忘れた大根は、見事な開花ぶりで4月を迎えようとしています。きっと優秀な種がたくさん穫れると思いますが(毎度のことです)、固定種の大根なので「芽生えては、育ち、開花し、種が落ち・・・」のループになる予感がします。
毎年この時期になると、一面に生えてくる「カラスノエンドウ」の、どのトップにも、アリンコが運んできたアブラムシたちが、もれなくびっしりとついています。それは同時に「テントウムシ牧場」となることも意味します。
私の周りだけかもしれませんが、「虫は苦手だけど、テントウムシはカワイイ」、という人が多い気がします。 親しみやすいコントラストと丸いフォルムに、安心感を抱きやすいのかもしれません。
さて、3月最後の今日はプレミアム・フライデーです。
私はといえば、すでに仕事をきりあげてサクラの花を愛でながら一杯・・・なんてわけにはなかなか現実はいきません。コロコロ変わる気温にふりまわされながら、仕事の合間に植物たちの世話に追われる、季節目の変わり目の金曜日です。
のどかな田園風景をながめたくなる春、ということで、かなりシュールな牧歌です!
2017年3月17日金曜日
2017年のホップの苗、すべて終了しました。
2017年のホップたちの嫁ぎ先は、無事すべて決定しました。
「どうしても今年ホップを育ててみたいけど、日本では自分が欲しい品種の入手手段がない! どうすればいいんだ!!!」
という方から、たびたびお問い合わせをいただきます。
だいたい50本以上のまとまった注文から、植物検疫証明書をつけて日本に送ってくれるアメリカのホップ農場さんや、ホームブリュワリー屋さのサイトがありますので、
自力でトライしてみてください。
ホップが育った状態での苗の輸入は、ほぼ100%NGです。
検疫証明書がついたホップ根茎(Rhizome)しか輸入はできません。
また、こちらで紹介した入手方法で発生したトラブルなどについては、
責任がもてません。
「それでもいいから! 」という方は、
以下のキーワードでウェブ検索してみてください。
もちろん英語オンリーですが、ヒットしたサイトでトライなさってみてください。
Hop rhizomes Phyto Certificate is available upon request 2017
TGIF & すらんじば〜る!
ということで、3月17日本日は金曜日であるとともに、
真昼間っからおおっぴらに酒を飲んでもいたしかたのない
セント・パトリックス・デー、でっす!
今年は世界中で酒飲みたちがすごいことになりそうです。
ところで先日、やっとホップたちの春じたくを終えました・・・
ということで、アロマホップの根茎が穫れましたので、ホップ栽培をしてみたくてたまらないホームブリュワーや、ホビーガーデナーの皆様に今年も差し上げたいと思います。
- ホップは丈夫でよく育ち、アロマホップの花の香りの素晴らしさは格別です。なので、「ただただホップを育ててみたくて、たまらない!」と純粋に思ってくださる気持ちのよい方がうれしいです。「ん???」と思ってしまった方は、ご遠慮させていただくことがあります。
- 土はきれいに落として洗ってありますが、消毒はしておりません。無農薬栽培なので、土や虫が多少付着していることがあります。虫などが苦手な方はご遠慮ください。「うまく育たなかった、枯れた。」などのクレームは一切受けることができません。
- 品種はカスケードホップと、アメリカン・センテニアルの2種類ですが、品種証明書は発行することができません。
- ホップ根茎の代金はどなたからも頂いておりません。そのため栽培についてのガイドやサポートなど、相談にのることができません。基本的な栽培ガイドと一緒にお送りします。
- 業務中に空いた時間を見つけてホップの発送をいたしますので、直接受け取りに来られることや、見学ご希望などはお受けできません。
- ホップはいったん根付いて大きく育つと、強い繁殖力で大きく育ちます。収穫を目的とする栽培では地植えがおすすめですが、くれぐれも植え付ける場所は慎重にお決めください。放置すると、近隣の方のお庭や塀までのびてしまいます。
- 家庭菜園の方には、原則一品種一本までとさせていただきますが、栽培スペースに余裕がある方は広さをお知らせ下されば、それにあった本数をお送りします。
また、地域おこしの一環としてホップをご希望なさる方や、クラフトビール販売店の方で「お客様にホップが育っているところをお見せしたい!!!」という方は、栽培面積をお知らせ下されば、それにあった本数をお分けいたします。
- 商用目的の譲渡活動ではないため、弊店の販売商品といっしょに送ることはご遠慮いただいてます。
ところで、6年目のセンテニアルホップの根本は10cmもの幅になります。
柔らかい土のほうが根張りがよいですが、ホップは根を伸ばすために土をさらにやわらかくしてくれます。
昨年の夏のあいだプランター栽培したホップは、鉢底から根が伸びたしてコンクリートを割って伸び出しています。
こんなかんじのアロマホップの根っこがビニールに入った状態で届きますので、お受け取りになったら、すぐさま「冷ぞう庫」にいれて休眠させてください。「冷凍庫」に入れると死んでしまうのでNGです。
すぐに植えたい場合は、まず根茎全体がすっぽり隠れるくらいのビニールポットに植えて室内など暖かいところでツルが15cm以上に育ってから地植えすると、確実です。
水のやりすぎは根茎を腐らせるので、ツルが伸びて葉が広がるまでは土がカラカラに乾かないよう気をつけつつも、水やりは控えめにします。
2017年3月7日火曜日
「トコナツ」をあじわいに。神代植物園。
大温室がリニューアルオープンした「神代植物園」で、常夏の空気をあじわってきました。
この植物園にはじめて訪れたのは、カレコレ15年ほど前になります。生まれて初めて知った植物はもちろん、施設内の園芸屋さんなどで買った多肉やバラの苗やらは、数知れず・・・しかし、生き残っているコは皆無です。この日は我が家のネコたちのために、大きめな「マタタビ」の苗鉢をGETしましたが、いよいよ新芽が伸びた頃、ご近所の在来ネコたちに横取りされるでしょう。
「観葉植物」という観念を軽く超えた大きさで出迎えてくれる「タビビトノキ」も健在でした。この木を見ていると、恐竜がそこらへんを闊歩している「ジュラ紀」に迷い込んでしまった気分に浸れます。
巨大なヘゴも大好物な見た目です。見あげれば、一面フラクタル・スカイ。
ヘゴの木肌・・・HEGO HADA。なんだかヨーロッパのファッションブランドのような字面です。
オーキッドの展示スペース。プランターの高さを自在に調整できる「HI-LO ハンギングアジャスター」は、水やりの時にほんとに便利です。私は、このかわりに「リフレクター・ヨーヨー」を利用してます。上げたり下げたりができるので便利です。
写真映えする胡蝶蘭のシルキーオレンジ。
名前はわかりません、赤い蘭。
そのとなりは、バラのような八重咲きのベゴニアの展示スペース。
加湿のためにミストフォグが設置されていました・・・栽培スペースで炭酸水のミストフォグができたら、きっとグングン育ちそうです。いつの日か、やってやろうと決めていることのひとつです。
植物園のおとなりの深大寺まで足の伸ばし、ツルツルッと蕎麦をいただけばあっという間に夕暮れでした。帰り際には、ダイサギがお見送りをしてくれました。
「観葉植物」という観念を軽く超えた大きさで出迎えてくれる「タビビトノキ」も健在でした。この木を見ていると、恐竜がそこらへんを闊歩している「ジュラ紀」に迷い込んでしまった気分に浸れます。
巨大なヘゴも大好物な見た目です。見あげれば、一面フラクタル・スカイ。
ヘゴの木肌・・・HEGO HADA。なんだかヨーロッパのファッションブランドのような字面です。
オーキッドの展示スペース。プランターの高さを自在に調整できる「HI-LO ハンギングアジャスター」は、水やりの時にほんとに便利です。私は、このかわりに「リフレクター・ヨーヨー」を利用してます。上げたり下げたりができるので便利です。
写真映えする胡蝶蘭のシルキーオレンジ。
名前はわかりません、赤い蘭。
そのとなりは、バラのような八重咲きのベゴニアの展示スペース。
加湿のためにミストフォグが設置されていました・・・栽培スペースで炭酸水のミストフォグができたら、きっとグングン育ちそうです。いつの日か、やってやろうと決めていることのひとつです。
植物園のおとなりの深大寺まで足の伸ばし、ツルツルッと蕎麦をいただけばあっという間に夕暮れでした。帰り際には、ダイサギがお見送りをしてくれました。
2017年2月28日火曜日
梅、咲きそろいました。桃はまだです。
新月からスタートした今週、早起きした害虫対策と新芽の生長促進のために、毎朝温水スプレーをおこなってます。
2月になって、ようやく生長を再開したパクチーや・・・
屋外栽培のイチゴなど100%害虫にやられるであろう植物たちには、55℃前後のお湯を葉うらを中心にスプレーしています。 とくにウイルスにかかりやすい植物は、新芽を中心に1分ほどじっくりスプレーをつづけると薬剤なしでも効果的に病気やアブラムシを「BAN!」できます。
アフリカやオーストラリアなど、猛暑が得意で寒いのが苦手な植物たちも、葉っぱにじっくり温水スプレーをしてあげると、下を向いていた葉っぱが上を向き始めます。
じめじめした土壌がきらいな植物では、土にはお湯がかからないようにスプレーするのが良いと思います。あと、花芽にもかからないよう気をつけています。
我が家の沈丁花と梅が、いよいよ開きはじめました。沈丁花が咲いてしまえば、私の中では、冬はもうおわりです! 毎朝、500円玉がすっぽり入りそうなほど、鼻の穴をひろげて香りをたのしんでいます。
おだやかに晴れた週末は、青空に映えるさまざまな花を愛でにテクテクとお散歩です。
ご近所の栗林、すっかり葉を落とした木々はまだ冬を色濃く感じさせますが・・・
枝をよく見てみると、新芽がふくらんでいます。
ホントは、桃林のみごとな景色の写真を・・・と、スマホではなくカメラを手にテクテク歩き始めたわけですが、桃の花はまだ五分咲きほどでした。今週末こそ、青空に映えるあざやかな桃の花々がみたいところです。
2月になって、ようやく生長を再開したパクチーや・・・
屋外栽培のイチゴなど100%害虫にやられるであろう植物たちには、55℃前後のお湯を葉うらを中心にスプレーしています。 とくにウイルスにかかりやすい植物は、新芽を中心に1分ほどじっくりスプレーをつづけると薬剤なしでも効果的に病気やアブラムシを「BAN!」できます。
アフリカやオーストラリアなど、猛暑が得意で寒いのが苦手な植物たちも、葉っぱにじっくり温水スプレーをしてあげると、下を向いていた葉っぱが上を向き始めます。
じめじめした土壌がきらいな植物では、土にはお湯がかからないようにスプレーするのが良いと思います。あと、花芽にもかからないよう気をつけています。
我が家の沈丁花と梅が、いよいよ開きはじめました。沈丁花が咲いてしまえば、私の中では、冬はもうおわりです! 毎朝、500円玉がすっぽり入りそうなほど、鼻の穴をひろげて香りをたのしんでいます。
おだやかに晴れた週末は、青空に映えるさまざまな花を愛でにテクテクとお散歩です。
ご近所の栗林、すっかり葉を落とした木々はまだ冬を色濃く感じさせますが・・・
枝をよく見てみると、新芽がふくらんでいます。
ホントは、桃林のみごとな景色の写真を・・・と、スマホではなくカメラを手にテクテク歩き始めたわけですが、桃の花はまだ五分咲きほどでした。今週末こそ、青空に映えるあざやかな桃の花々がみたいところです。
2017年2月22日水曜日
CANNA COCO培地をペットグラス培地で再利用!
「ポ〜ポエピョ!」
今年はじめてウグイスの鳴き声が聞こえてきた今朝、唄声はまだまだ本調子ではないようでしたが、それでもウグイスの声を聞くのは本当に気持ちよいものです。
まだまだ寒い日がつづきますが、南風が吹く日はビオラの香りにウットリします。
さぁ本日は2月22日でっす!!! 思う存分我が家の猫自慢をしたいところですが、タテマエとして、なにかしらガーデニングにからめておくべきでしょう。ということで、トマトの栽培を終えたCANNA COCO培地は、捨てずにペットグラスを育てるために再利用しています。
使い終わったCANNA COCO培地は、猫草を育てる用土にもピッタリです。
種まきに使う場合は、太い茎と根っこをバサバサッと抜きとってから、多めの水で洗い流して肥料濃度を低くしたあと水切りして、えん麦などの種を蒔きます。
冬は、プラケースにヒーターマットをしいた加温プロパゲーターに置いておくと、約一週間でこんなに伸びます。冬場に温度コントロールできれば、自宅で一年中ペットグラスが育てられます。
新たな猫草を置いたとたん猫たちの目の色が変わり、ほんの数時間後には食い荒らされていきます。
と、いうことで猫ちゃんワンちゃんも大満足のCANNA COCO培地再利用方法のご紹介でした〜。
今年はじめてウグイスの鳴き声が聞こえてきた今朝、唄声はまだまだ本調子ではないようでしたが、それでもウグイスの声を聞くのは本当に気持ちよいものです。
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種まきに使う場合は、太い茎と根っこをバサバサッと抜きとってから、多めの水で洗い流して肥料濃度を低くしたあと水切りして、えん麦などの種を蒔きます。
冬は、プラケースにヒーターマットをしいた加温プロパゲーターに置いておくと、約一週間でこんなに伸びます。冬場に温度コントロールできれば、自宅で一年中ペットグラスが育てられます。
新たな猫草を置いたとたん猫たちの目の色が変わり、ほんの数時間後には食い荒らされていきます。
と、いうことで猫ちゃんワンちゃんも大満足のCANNA COCO培地再利用方法のご紹介でした〜。
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