2018年4月12日木曜日

無農薬ガーデニング成功の秘訣! スーパースライブ

まだ梅の花の咲くころ、タマ・プラントフードの多肉看板、植栽しなおしましたが、下からホップのツルがたくましく伸びてきました。あっというまにホップの葉におおわれてしまうのでしょう。



















おととしの秋に、タネから育てはじめた「ホワイトセージ」。冬の間は、ほとんど水やりが必要ないので、スーパースライブを葉面スプレーしていましたが、新芽がたくさんでてきました。




























昨年のあいだ、あまり根が伸びず、今にも枯れそうだったもうひとつのホワイトセージも、大きく伸びはじめました・・・ん? なんかいる!

























おっっっ! テントウムシの幼虫です。 根張りよく、大きくなったホワイトセージのほうにはアブラムシがついてませんが、小さなホワイトセージの新芽には、もれなくアブラムシがついてました。これは「根張りがよいほど病害虫に強い苗になる」、という非常にわかりやすい見本です。テントウムシは成虫よりも幼虫の方が食欲モリモリで、アブラムシ対策には効果があります。





















「なんか食べきれなくなっちまったから、花でも咲かしてみようか! 」と放置された春菊の花が咲きました。 咲きそろったら、おひたしにでもします。

























春菊の花には「ササグモ」のコドモがいました。こんなふうに、花のうえで獲物となる昆虫が来るのを待ち構えているんだそうです。


























昨年GETした頃には、5cmくらいの丈しかなかった西洋アジサイ。「ディープ・パープル」と「レッド・レゲエ」です。テイストが真逆の音楽性なこのふたりですが、スーパースライブのスプレーとエアロポットのゴールデンコンビネーションでスックスク育ちました。




















底面吸水しているブルーベリー。根っこがポット全体に張ったので、底面吸水トレーの培養液が乾いたら、すぐに培養液をそそいでいます。とっととGoGroシステムにセットしちまいたいところです・・・が、

























挿し木から大きく育ったミニトマトたちが、まだGoGroシステムを占領しています。



























さて、ガーデニングのスタートシーズンとなる現在、苗の立ち上がりにものすごいサポート力を発揮してつづけているスーパースライブの奇跡ですが、ほぼ枯れ死んだと思っていた「ウスネオイデス」。白く枯れた葉のほとんどを取り外し、かろうじてまだ緑色をしている部分だけをハンギングし、スーパースライブの希釈液を朝と夕方、たっぷりとスプレーしていたところ、葉の一本一本がグングン太くなりました。はぁ〜、ダメ元でスーパースライブをスプレーしてましたがやってみるもんですねぇ!!!

























そして、手の平サイズからスタートした「ビカクシダ」も、2年くらいかけて3倍ほどの大きさになりました。もちろんスーパースライブ、スプレーしてます(生長活動期には薄く希釈したベース肥料を与える必要があります)。


























「いいことだらけのスーパースライブ!  いっそ、いつなんどきでもあらゆる植物にスプレーしたらいい! 」と思いがちですが、花が咲いたらちょっと注意が必要です。
























花が咲いたら、根が傷んだり葉が焼けたりしない限り、スーパースライブを与える量は控えめにしましょう。培養液10Lに、ほんの数滴にとどめたほうがいいです。ホルモンバランスに影響を与えるので、果実の結実が悪くなったり、きれいに受粉できなくなることもあります。とくにホルモンバランスにビンカンなイチゴに花が咲いたあともスーパースライブをバシバシスプレーしていたところ、受粉不良になってしまいました。温度とか肥料バランスとか、ほかにも原因は考えられますが、花が咲いたらスーパースライブの役割は根の健康をキープする程度の効果でよいので、あまり使いすぎないでください。


















・・・でもおかげさまで、葉っぱはものすごく元気です。



2018年4月3日火曜日

タマプラントフードの春のチラシと春の花。

4月スタートしてます。育苗にはいい季節です。

現在、スーパースライブで、いろんな植物の活動再開をサポートしたり、挿し木と芽挿しによる繁殖にハマっていますが、詳細については発根するまで今しばらくお待ちください。

一方、「タマ・プラントフード」の三つ折りチラシができました。




















植物、とくに花のカタチは「神聖幾何学(Sacred Geometry)」とよばれ、数学的な図形をしています。
























しかし近づきすぎると、「ナンダコリャ?」となるのもオモシロいところです。
小さな虫がいたことに、マクロレンズでのぞいてみて初めて気がつきました。



















ちょっと引いてもなんだかよくわかりませんが、「リューカデンドロン」の花です。毎年盛夏に蒸れコロしてしまっているネイティブプランツ。「君たちの犠牲はムダにはしない」、と心に誓い今年は夏をのりきるぞ〜!





















星型をした、鮮やかなブルーの花をつかせる「ボリジ」。これもまた、アップで見るまではアリンコが蜜を取りにきていたことに気がつきませんでした。さすが蜜源植物!



















トマトとか、ジャガイモとか、イヌホオズキとか、ナス科みたいな花の形をしています。


















半年以上も前に種まきからスタートした「ディアスキア」・・・
































昨年10月に発芽したてのころ・・・花が開くまで半年以上・・・長かったっす。



























やっと咲きました・・・



























咲きました!





















咲きました!!! アップにすると花よりもツボミのほうがオモシロみがあります。


















真夏になったら、GoGroで自動底面吸水していく予定のサザンハイブッシュ・ブルーベリー。それまでは、培地が乾いたら市販の底面吸水トレイに培養液をためて水やりをしています。 まだ2年目の苗ですが、良いバランスで花がついています。






















2018年3月26日月曜日

春と桜とCO2

「雪!  しかも積もってるよ!」だった先週から一転、都内を中心に南関東で桜が開花し、ポカポカ陽気に恵まれた週末は、ノースリーブで花見をなさる人々を公園で見かけました。


























仕事場のイチゴやらビオラたちも、花ざかりです。

























蜜源植物のひとつであるボリジはミツバチを呼ぶので、イチゴの花もいっしょに受粉してくれるコンパニオンプランツです。

























最低気温が10℃を下回らなくなったので、シダ系の寄せ植えハンギングを外に出しました。窓の外に吊るしたハンギングバスケットは、なにかと便利です。忙しい朝には、部屋の中からスプレーで水やりもできるので、いちいちスッピン顔を気にしてわざわざ外に出て水やりする必要もありません。


















「風通しをマックスにしたいからカーテンなしで開けっ放しにしたい小窓・・・でもおとなりさんの窓と向かい合わせになってるので、開けっ放しはアチラのオタクに気がひける・・・」こんなときこそ、スマートで見た目もGoodなアーバンガーデニングで解決! ハンギングプランターを窓の外につるせば、いろんな意味でCOOLにプライバシーを確保できます。ハンギングプランターや植える植物にしても、ひとつ税込108円のショップでそろえられる時代です。


ところが! 問題は、トイレや風呂場の小窓や腰窓に備えつけられているアルミの面格子にとりつけられるハンギングバスケット用のブラケットが、なかなか売ってない!!!
そこで、「柱用のブラケット」を面格子に取り付けることに決めました。近場のホームセンターでGETしたまではいいのですが、そのままではネジが長すぎて壁と面格子の間にはまらないので、パイプカッターでネジをちょうどよい長さにカットして、無事ブラケット装着完了です。めでたし、めでたし。(切断面がギザギサになるので、精度を求めるおヒトには、ホムセンでネジのカット加工をお勧めします。) 


























来年は新たな年号へ変わることですし、女性男性中性をとわず、料理もDIYもできるにこしたこたぁないねっ、という時代になりつつあると思います。



さて、室内栽培の新たな必須アイテム???になるかもしれない、「シイタケの菌床栽培バッグ」です。購入してから最初の収穫を終えたので、つまようじで菌床培地にプスプスと穴を開けて吸水性を高めてから、バケツの水にドボンと一晩浸して、マックスに吸水させてからというもの約一週間、またもやニョキニョキと収穫の時期を迎えました。



















シイタケのCO2作戦でもハンギングバスケットが大活躍です。こんなふうにグロウランプよりも上の、暗めになる高さに吊り下げておくと、シイタケが大きく育つにつれてCO2を大量に吐き出すので、下で育てているメインの野菜たちの果実の肥大促進ができるんです。しかも安くて安全でキノコも食べられる、ヒトツブでなんどもオイシイCO2発生方法です。
























ランプ点灯から3時間ほどたつと、CO2濃度は864ppmに。6時間をすぎたころには1000ppmを超えていたようです(CO2が1000ppm以上になると、ピーピーなって教えてくれるCO2メーターなので、わかりました)。



















菌床栽培バッグのおかげで、パプリカの果実はサイズアップできるし(気温が高くなったせいもあります)・・・


















シイタケも、穫れました。





















ミニトマトの株をあたらしくしました。秋から育てていたトマトのわき芽から育てた挿し木苗です。



















ランプ点灯直後は、こんなふうに葉つゆがでていて、根っこが元気に動いていることがよくわかります。今年のミニトマトも、「フルーツみたい!!!」と、ご近所さまたちに大好評でした。



















一方のパプリカは「甘くてオイシイ!  でもサラダや炒め物以外には、どうやって食べたらいいの?」とご質問をうけました。ガスコンロで皮を黒く焼いて皮むきしてみじん切りにしたら、溶かしたバターにみじん切りを加えて炒めてから、冷やご飯加えて塩胡椒で味を整えれば、ピーマン系苦手なお子たちに気づかれることなく、リコピンを摂取してもらえます。





2018年3月20日火曜日

春だ! 植物園へ行こう!

桜のつぼみが、日々ふくらんできました。まさに「冬にサヨナラ」と叫びたくなる季節です。「冬にサヨナラ」は、「夏にサヨナラ」よりも確実に楽しげな感じがします。しかし、ヨーロッパ人にそれをいえば「冬があるから、春のすばらしさが際立つのよ〜。」とサラッと諭されそうです。


さて、どこの園芸店に行っても、うれしそうに花々をながめるお客さんたちでにぎわっています。日ごとに眩しさをます日差しをあびている春の花鉢たちは、ひときわ魅力的に見えてしまい、あれもこれも欲しくなってしまいます。

一方、お部屋の中で一緒に暮らすインテリア・グリーンは、気がつけば10年以上ともに暮らすことにもなりがちなので、衝動買いをするまえに植物園に足を運んでみるのがオススメです。梅が咲いてからの植物園は、毎週毎週いろんな植物の開花が続くので、熱帯性植物の珍しい花や果実がみられるのも魅力です。

と、いうことで板橋区立熱帯環境植物園に、約10年ぶりに訪れてみました。




べリービギナーでも、育てられる定番の観葉植物の組み合わせ「ガジュマルにからまるモンステラ」。







ほとんどの家庭では盆栽サイズにおさまっているガジュマルですが、見上げるほど大きく育つとカシの木のようです。







いつかは庭で育ててみたい「タコの木」。耐寒性が低いので、本州では室内で楽しむ観葉植物として定着しています。






南の海をおもわせる色の「ヒスイカズラ」が開花していました。マメ科だそうです。そういえば、「キング・オブ・雑草」の「葛〜クズ〜」と似ている花の形でをしています。「ヒスイカズラ」は絶滅危惧種だそうで、「クズ」ほどの繁殖力があればよかったのに、と思いました。







このほかにも、いろいろなヤシやシダ類、そしてエアプランツたちが活き活きと育っていました。ココヤシは原産地が不明、だそうです。初めて知りました。









食堂ではトロピカルなカレーたちが楽しめて、売店コーナーでは苗物の即売コーナーもあります。







ということで、インテリア・グリーンが流行している昨今、日本各地の植物園では、クリエイティブ感を発揮なさっているところが多く、オサレ度がアップしています。タイミングによっては、状態の良い株や新鮮な野菜がリーズナブルに売られていることもあって、遠くに足を伸ばした時に欠かさず訪れるのが「道の駅」と「植物園」です。



都内山手線沿線での有名どころ「新宿御苑」と園内の温室は見ごたえがあります。







「食べ応えのある蕎麦が食いたい! 植物も見たい!」ダブルの欲望を叶えに訪れるのは、もちろん「神代植物園」です。こちらでは「国際多肉協会」さんが定期的に多肉・サボテンの即売会を開催なさってもいます。次回は、4月11日(水)〜4月15日(日)だそうです。




横浜市のフラワーセンター大船植物園は、来月4月1日からいよいよリニューアル・オープンだそうです。バラや藤棚も見事ですが、オーストラリア原産のキング・プロテアやバンクシアの大苗を見ることもできて、デザートプランツマニアにとってもたまりません。



平塚市の「果菜(カナ)ガーデン」、春と秋にはクレマチスと咲き乱れるバラのコントラストは絶対に見逃せません。




「果菜(カナ)ガーデン」には、アガベをはじめとした南米系のおしゃれな植物もあるので、マダムだけでなくグリーン系男子も楽しめます。










鴨川の帰りに必ず立ち寄る千葉の道の駅「南房パラダイス」内「アロハガーデンたてやま」。「この植物はこんなふうに仕立てたらオサレ」というアイデアをGETしに行きます。その後、隣接する「ポピーの里 館山ファミリーパーク」内のチョ〜穴場の園芸ショップさんでしれっと苗もGET。




栃木県佐野市の「とちぎ花センター」は、温室もさることながら苗木の販売コーナーが充実していました。









ということでガーデニングブームが長く続いている今、希少価値や市場価値の高い植物を求めることから、ありふれているけど身の丈にあったお値段の植物や野菜をアイデアを発揮して植える、育てる、飾る、楽しむ、という流れが広がっている気がします。

こちらのほうがむしろ、置き場や水やりなどについて植物の特性や都合を理解する必要があるので、ガーデニングという文化がますます定着しつくしてきているという証拠なのだろうと思います。