2026年3月4日水曜日

ナスの挿し木|発根するまでの管理方法

 秋から室内栽培しているナスの横枝をカットして挿し木取りをしました。

ほんの数日で発根したのですが、それまでの管理方法を紹介します。


挿し木は、発根するまでの管理がとても重要で、発根を促すために毎日の葉面スプレーを中心とした管理をおこないます。
まず、CANNAのRhizotonicを使用します。希釈は250倍(例:水250mlに対してRhizotonic 1ml)にし、これを毎日たっぷりと葉面スプレーしました。
挿し木の枝は、まだ根が出ていない状態では葉から栄養を吸収します。

CANNA Rhizotonicに含まれているアミノ酸をはじめとした発根促進成分は、葉から吸収された後に、さかんに根元へ送られます。カットされた根元では、その養分で根となるカルスを形成して発根します。そのため、葉面スプレーで発根率が大きく変わると感じています。また、スプレーすることで挿し木周辺の湿度を保つ効果もあります。


Rhizotonic 以外で挿し木の発根用活力剤でおすすめなのは、
なども葉面スプレーで与えて挿し木から発根を促す効果の高い資材です。

培地にはCANNA ルートプラグを使用しています。ルートプラグが乾いてきたら、「薄めの培養液(CANNA Startを1000倍希釈)」を掛け流して、ルートプラグ培地内のEC値を発根しやすい濃度に保ちます。

挿し木の管理をしていると、大きな葉が黄色くなることがあります。
しかし、新芽の葉が元気であれば内部では根が伸び始めていることが多いので、あまり心配する必要はありません。
根が出てくるまでは、毎日葉面スプレーを続けて管理します。
このシンプルなルーティンを続けることで、安定して発根させることができます。





2026年3月2日月曜日

早春はホップの株分けからスタート

アクセスの良さからうかつに足を運んでは、ヨボヨボに疲れて毎回ちょろっと後悔する大山。
阿夫利神社下社から山頂のルートをチョイスしました。

16丁目分岐点




まだ雪が残る山頂から望む相模平野の空には、春霞がかかっていました。




昨年の秋に寄せ植えした葉ボタンがトウ立ちしはじめると、一気に春の訪れを感じます。長日植物のハボタンは夜が短くなると開花スイッチが入ります。



ホップの新芽がニョキらニョキら伸び始めてしまうまえに、根茎の株分けをすませねばなりません。根茎をトリミングしないと、クラウンと呼ばれる株元が年々大きくなり密植状態になってしまうからです。

2011年に植えたカスケードの根茎は、横に大きく肥大化しました。かたい土に植えると、スルスルと伸びずに、横に太くなってしまうようです。


これは70Lほどの大きなプランターに植えたセンテニアル・ホップを掘り起こした様子です。ふっくらとやわらかなピートモスベースのCANNA TERRA培土に植えたので、ツルツルと長く伸びています。ハンドフォークで軽くザクザクと掘り起こしただけで、スルスルと根茎が抜けました。



かための土壌に植えているチヌーク・ホップのクラウン部分です。


プランターのホップのようにツルツルと根が伸びないので、このように短めの根茎をところどころカットして株分けをしました。


3月に突入です!!! こんな音を聞くと、桜の花びらがまう代々木公園でおこなわれるイベントを懐かしく思い出します。


2026年2月18日水曜日

ナスの栽培とCANNA活力剤の効果

 CANNA COCO培地 + CANNA COCO A/B肥料のコンビネーションと、CANNA  TERRA Profettional培土 + TERRA FLORES肥料のコンビネーションで、ナスの栽培をしています。

両方とも元気に育っています。


CANNA COCO栽培のナスと、CANNA  TERRA 栽培のナスには両方に、CANNAの活力剤シリーズを一緒に与えています。





生長期だけでなく開花期にもCANNA RHIZOTONIC(リゾトニック)と、CANNAZYM(キャナザイム)をひきつづき与えると活力のある根をキープでき、より健康で力強いコンディションを保ちます。根が健康でなければ、どんなに効果の高い開花ブースターやPK肥料を与えても、たくさん吸収できないので効果は期待できません。

CANNA RHIZOTONIC(根の活力剤)

生長期だけでなく、挿し木や発芽苗の幼苗期の段階から葉面スプレーで与えると発根促進効果の高い有機活力剤です。

根の発達がゆるやかになる開花期間にも、CANNA RHIZOTONICを少量コンスタントに与えるとCANNA RHIZOTONICに 含まれるビタミン群、ミネラル群、そして極めて吸収性がよいアミノ酸群が、より濃厚で甘い果実に仕上げます。CANNA RHIZOTONICの成分が活力のある根を維持して病害虫に対する抵抗力を高めます。


CANNAZYM(古い根を分解する酵素活力剤)

CANNAZYMは、パワフルな酵素系活力剤です。

CANNAZYMの酵素群は、枯死した根の繊維を溶かして、糖分とミネラルに変えます。古い根が分解された糖分とミネラルは、植物の根と微生物が養分として再利用できます。培地内に残る古い根をすみやかに分解すると、根ぐされ病の発生を抑えるだけでなく空気のスキマをつくり根の酸素量を増やすので、植物の健康にとって非常に重要なことなのです。


CANNA PK13/14(果実肥大促進のリンカリ肥料)
CANNA PK13/14は肥大促進効果の高い開花促進PK肥料です。

CANNABOOST(開花ブースター活力剤)
CannaBoostはパワフルな開花促進活力剤です。

CANNA PK13/14は、CANNABOOST(キャナブースト)と一緒に与えるリンカリ肥料です。CANNABOOSTが光合成運動をさらに加速させ、CANNA PK13/14が花や果実をすばやく肥大させます。

この2つの相乗効果で、食味・風味・大きさ・品質、すべてをレベルアップさせてくれます。

まだオシベがついたまま、グングンとスピーディーに肥大します。



この葉の重なり具合でLAI = Leaf Area Index(葉面積指数)= 約3です。

LAI=3前後の時の1m2あたり1日の水分蒸散量は約4Lです。

この蒸散量はナスが10本でも1本でも変わりません。

前回与えた培養液が50%なくなったら排水率20%で水やりします。

つまり、1m2あたり2〜3日に一度のサイクルで、20L前後の培養液を水やりすると、温度、湿度、光の強さがちょうど良いのですが、それより早ければ室温が高すぎるか湿度が低すぎる、遅ければ温度が低すぎるか、湿度が高すぎる、という判断基準にもなります。



このナスは、もともとトゲが強めに出る品種ですが栄養状態が良いので、さらに激しく強くなっています。はじめて料理する時、指を何度か負傷しました。



CANNAの活力剤は植物の可能性を最大限に引き出します。

2026年2月6日金曜日

梅が見頃の横浜・三溪園

 2月に入り、梅の古木を愛でに横浜・三溪園に足を運びました。




鶴翔閣の御門でひとつめの梅の花を見つけました。





木目がすばらしい入母屋造の月華殿

工事が終わって、すっきりとした臨春閣

旧矢箆原家住宅は工事中で内部は見られませんでしたが、白梅をしたがえた風情のある佇まいが素敵でした。

となりあって咲く紅白の梅。日当たりのよいエリアから満開になっていました。



三溪園といえば、お世話をしてくれる人を熱い眼差しで待ち焦がれている多くのサクラ猫たちの存在です。地域の多くの方の目で大切に守られています。


Hey guys, it's TGIF!








2026年2月3日火曜日

再循環式ハイドロポニック・システム GEMINIでの管理ポイント

 再循環式ハイドロポニック・システム GEMINI 〜ジェミニ〜 でトマトを栽培しています。

肥料は、ハイドロポニックシステムに最適なDutch Formula を使っています。3パート肥料のDutch Formula は、GROW, BLOOM, MICROの3本で構成されていて、生長期から開花前期はの間は、GROW, BLOOM, MICROの3パートを希釈して培養液を作ります。開花後期は BLOOM, MICROの2パートを希釈して培養液を作ります。

生長段階ごとにGROW, BLOOM, MICROの3本の比率を変えて与えるだけなので、使い方がとてもシンプルでビギナーにとっても簡単です。




Dutch Formula を希釈した培養液を与えると植物はすぐに反応があり、生長が早いのが特徴です。

Dutch Formulaと再循環システムでの培養液の管理

 再循環式ハイドロポニック・システム GEMINI 〜ジェミニ〜  の下段リザーバータンクにDutch Formula を希釈した培養液をセットし、培養液が減ったらDutch Formulaを希釈した培養液を継ぎたします。

培養液のpH値とEC値が大きく外れなくても、1〜2週間に一度は リザーバータンクの培養液をすべて交換します。もしも培養液のEC値が下がっていなくても、それは根から老廃物が排出されているだけで、肥料成分は減っているので必ず定期的に培養液を交換しなくてはなりません。

pH値が上がりやすい生長期は、pH値5.8からスタートし、pH値が下がりやすい開花期は6.0〜6.2からスタートさせます。培養液のpH値は定期的にチェックして必要に応じて調整しますが、培養液を交換する1〜2週間の間のpH調整は、多くても3回までにしてください。

リザーバータンクの培養液を新しく入れ替え リセットすることで、多くの生長トラブルリスクを防ぐことができます。

培養液の温度 :  培養液の水温は、18℃~ 22℃が最適です。培養液の水温が上昇するほど肥料濃度も上がり酸素が欠乏しやすくなります。夏は培養液の水温を25℃以下に保つか、肥料濃度を控えめにします。冬に水温または培地内の温度が15℃以下になると、根がダメージを受け生長が遅くなります。

栽培環境 : 温度や湿度、光の強さが最適値から外れると生長トラブルが発生しやすくなります。環境温度が15℃以下または30℃以上、環境湿度が40% 以下または80% 以上になると病害虫の発生や生長トラブルが発生しやすくなります。最適な湿度は生長段階と室温によって変わります。




CANNA FLUSHでクレイ・ペブルスに集積した残留肥料成分をフラッシングする。

培養液を循環すると、肥料の残留ミネラルがクレイ・ペブルスの表面に残って白く析出します。
白く析出した肥料塩類が根に触れると、生長障害などの原因になります。
定期的に クレイ・ペブルスのフラッシングをします。培地に残留肥料が目立つようになったら、培養液を交換するときにCANNA FLUSHの希釈液でフラッシングすることをおすすめします。




最後に再循環式ハイドロポニック・システムでの管理方法のポイントまとめです。


  1. 1m以上の丈に育つ野菜の栽培では、培養液は一株につき最低でも5Lは必要で、一株につき10L〜20LあるとGoodです。培養液が少なすぎると、植物が肥料不足になります。


  2. 同じ培養液をくりかえし使用する再循環式システムなので、培地は、問答無用で、クレイ・ペブルスの大粒を使用します。 培地の使用量が多いほど、ドリップ回数を少なくすることができ、根の広い面積で空気を豊富に保つことができるので、このシステムのメリットが引き出されます。 


  3. 栽培開始から3〜4週間ごろは、苗のコンディションとグロワーのクセで、問題が起こりやすくなってくる時期です。クレイ・ペブルス培地の表面に肥料が白く結晶化しはじめたら、それは肥料を濃く与えすぎているサインです。 ドリップ部分が詰まりやすくなってもいるので、水か、CANNA Flashなどをシステム全体に回してクリーンにしたあとで、肥料濃度をうすめにして培養液の管理をしましょう。


  4. このシステムで、もっとも大切なポイント、ドリップ回数とドリップ時間、つまり循環ポンプを動かす回数と時間ですが、ドリップする分数と回数を最低限にとどめることが、このシステムの最大のポイントです。


  5. 苗が小さな頃は昼間に1日一回、ほんの数分だけ(培地がすっかり湿る程度の分数)、苗が大きくなるにつれてドリップ回数を増やしていきますが、基本的には、昼間の時間帯(ランプ点灯時間帯)に、1日4回だけ3分間だけのドリップで十分です。


  6. 下段のリザーバータンクに根が届くようになったら、リザーバータンクをエアレーションすることもあります。 エアレーションは培養液のpH値を上げるので、交換した翌日は、必ずpH値をチェックしてください。


  7. 培養液は、7日〜14 日に一度、必ずすべて交換してください。交換する日以外でも、培養液の量がMax時から25%〜50%減ったら、Max時の量になるまで培養液を継ぎ足します。 真夏に水分だけ蒸発してEC値が上がってしまう時は、水だけを継ぎ足します。


  8. スタンドアローンタイプのハイドロポニック・システムで頭が痛いのが、真冬の水温管理です。 真冬はサーモヒーターで培養液を温めることが有効ですが、スタントーアローンタイプは、ヒーターが根にダイレクトに触れて傷んでしまうことがあるので、爬虫類用の加温ヒートマットをシステムの下に敷くことがおすすめです。または、以前紹介した連結方法で、外部にリザーバータンク用バケツを設置して、そちらで加温したりpHやECをメンテナンスしたり、ということができます。


  9. 冬に室温を温められない時は、夜間にも、ヒーターや加温マットなどであたためた培養液を1時間に一度数分だけドリップさせて、根と培地をあたためます。このままだと根が酸欠気味になってしまうので、夜明け(ランプ点灯時)から4時間くらい、ドリップを止めて根に酸素を吸収させる工夫が必要です。


ついつい色々やりたくなりますが、栽培管理はポイントを抑えてシンプルかつミニマムにすることが成功の秘訣だと思います。





ミニマムでかっこいいブラスバンドの5年後・・・




2026年1月30日金曜日

CANNA COCO栽培での開花期の管理

開花期間の水やりもCANNA COCO A/B 肥料を与えます。



植物が開花期に入るとカリウムをたくさん必要とするため、開花期用のベース肥料の配合は、チッ素がへって、カリウムとリン酸が多くなります。なのでCANNA AQUA、CANNA TERRA、BIOCANNAは、生長期と開花期で与える肥料の種類がVEGAからFLORESへと切りかえる必要があります。

しかしCANNA COCO培地をはじめココ・コイアの繊維には、もともとカリウム「K+」が吸着しているので、CANNA Coco A/B 肥料 の濃度を高めるだけでカリウムが余分に放出され、植物は開花期に最適な肥料比率を得ることができます。

生長期から開花期を通して、すべての生長段階でCANNA Coco A/B 肥料各パート1:1の割合で水で希釈します。とてもシンプルで簡単です。


開花期は、CANNA COCO培地の表面が、完全に乾く前に水やりするサイクルにします。

CANNA COCO培地にはもともと肥料が含まれておらず、CANNA TERRA培土のような高い保肥性やpHバッファ性もないので 水で希釈したCANNA COCO A/B 肥料をpH値調整した培養液を毎回、与えます。これをくりかえします。




COCO栽培での開花期の水やりは、水やりの間隔を短くするほど花や果実は大きく生長できるのですが、空気がたくさん含めるCANNA COCO培地であっても常に湿った状態で酸素が少ない状態がつづくと、植物それぞれ持つ風味、糖度、そしてビタミンやテルペンなどの栄養価が低下することがわかっています。つまり収穫物の品質が下がってしまいます。かといって、CANNA COCO培地にパーライトを混ぜてしまうと、その分キープできる培養液量が減ってしまうので肥料にロスがでるうえ水やりの間隔が短くなり、いいことなどありません。


開花期間は、CANNA COCO培地からカリウムイオンがたくさん吸収されて培地のpH値が自然に下がり酸性に傾くので、培養液のpH値は開花期が進むにつれ 5.8→6.0→6.2→6.2 と少しずつ上げていくのがポイントです。


開花期のCanna COCO栽培で、根に酸素を適度に吸収させて最大限の多収穫と高品質を保つには、培地重量が 50%重量になった時に水やりをします。確実に酸素を供給することができます。



RIP Bobby Weir











 

2026年1月27日火曜日

14年目で咲いたロウバイ

 2012年に20cmほどの苗から育て始めた「ロウバイ」が今年初めて咲きました。花数は少ないですが、心から感動しました。


なかなか花が咲かなかったので、おそろらく実生の2年苗だったのだろうと思います。


このコは2014年生まれです。ロウバイのほうがちょっと先輩です。


2023年生まれの末っ子と毎日仲よくプロレスに励んでます。


保護した当時と見比べると、巨大化しています。




はじめて相模原公園のグリーンハウスに行ってきました。隣接するゴミ焼却炉の熱を利用しているそうです。


かつて室内で育ててみようとおもった木生シダ。一般家屋では無理ですね。


アリストロキア・サルバドレンシスの花。


メディニラ マグニフィカの花。

カラフルな花々のディスプレイ。


サカタノタネさんが運営しているグリーンハウスは、木枯らしが吹く冬の寒さを忘れて、ゆったりくつろげる穴場でした。