こんな段取りでした。
まずは、クローンマシーンをよく洗いました。今回は、噴霧式のエアロポニックスタイプのシステムを使いました。何度も使っているシステムは、すべてのパーツを食器用洗剤でよく洗って、よく乾かしておくとGOODです。
1. 根の活力剤を希釈して500mlほどの培養液をつくってビーカーやコップなどに入れました。
2. アルコールや熱湯などでハサミやナイフを滅菌して、ティッシュなど清潔な布でよく拭きました。
3. 滅菌したハサミで、マザープラント(親株)の下の方の枝をカットして、すぐさま上記の培養液に浸けていきました。
4. ビーカーの培養液のなかで、カットした枝の切り口をもう一度カットしなおし水切りしました。この後数時間ほど、枝をビーカーのなかに浸して培養液を水揚げさせました。このプロセスは、やらなくても大丈夫かと思います。
5. この間に、クローンマシーンをセットして、pH値調整した根の培養液を入れました。
6. カットした枝の切り口をクローンジェルに数分つけてから、マシーンにセットしました。
7. 定期的に、根の有機活力剤の希釈液を葉っぱにスプレーします。(葉面散布/ようめんさんぷ)
マシーンにセットしてから、
3日目ころから切り口にカルスができはじめて・・
5日目の、今週火曜日ころには本格的に発根しはじめました、なんともお根デタイことです。
挿し木の場合、切り口に一個でも多くのカルスができて、一本でも多くの根っこがでたほうが、
根量が増えて生長する速度が早く大きくなって病気に強くて花芽がいっぱいついて結実もよくなって実どまりもよくなって実が大きく肥大しておいしくなって
収穫量も増えることにつながります。
収穫量も増えることにつながります。
挿し木は、もちろんコップの水にさしておくだけでも、切り口が腐らないかぎり発根することがありますが、根の量がちがうと、のちのちの結果に大きく大きく影響してきたりします。
そして、今朝の挿し木のようすです。
でてきた根っこたちは、ガンバって伸びています。
挿し木の発根を促進させるベリーナイスなコツとして、「根の有機活力剤の培養液を、こまめに葉面(ようめん)スプレーしてあげる 」があります。
根の有機活力剤を葉面スプレーしてもらった植物は、おもにアミノ酸などの栄養を葉っぱから吸収すると、根っこの方へとズイズイ〜ッと送ります。アミノ酸を受けとった根っこの細胞は、あっというまにムニュ〜ッとデッカくなれるので、「活力剤を葉っぱにスプレーすると、根っこが伸びる」ということになるんですねぇ。
葉面スプレーの効果は、目に見えるのでオモシロイです。数時間後には、養分を吸った葉っぱたちは、ピーンと上向きになります。
水と空気がたっぷしのクローンマシーンだと、酸素が苦手な腐敗菌の発生も抑えられつつ、発根しやすい湿度と酸素量をキープできるので、カンタンに発根します。しかし培養液の水温が、とてもとてもとてもとても大事なので、18℃〜26℃くらいになるように管理します。( 夏は涼しく、冬はあったかくキープってかんじです。)
とはいうものの、日本の野生種のホップは、室内栽培で完敗してきた苦い過去があります。さて、今回の品種改良された「センテニアル」は、うまくいくでしょうか???
と、いうことで不安はさておき、次回は「 D・I・Yならベストプライス! チーププライス! クローンマシーンづくりにトライ!!! 」です。
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