2011年9月15日木曜日

野良なセンニチコウとLEDのあやしさ

「センニチコウ」は、大好きな花のひとつです。盛夏から晩秋にかけて、ポンポンと元気に花を咲かせてくれるセンニチコウが見たくて、毎年つい植えてしまいます。


これは、1年前に育てていたセンニチコウです。

先日、思わぬ再会をはたしました。










元気に育ちすぎてジャマになった雑草を抜いてると、ちょっとやそっとじゃ枯れない「ツユクサ」の繁殖をせき止めるかのように、


いつのまにか大きく生長した「センニチコウ」が、ささやかにツボミをだしはじめていました。



昨年育てていたセンニチコウから落ちた種子が、今年いつのまにか発芽して自生しはじめてしまったようです。

去年の親株と比べると、今年の子株は葉っぱが丸く広く変形しています。花の大きさも、とてもとても小さくサイズダウンしています。
F2だからでしょうか?




それはともかくセンニチコウの種子は、固いケバケバに被われていて、それを取り除いてやらないと発芽率がとっても低いのですが、ここでは条件が一致したようで、根性で発芽してたくましく根っこを伸ばしてくれたようです。

そんなワイルド感あふれる「センニチコウ」を尻目に、室内では先日発芽したトマトと、発根したセンテニアル・ホップがLEDグロウランプのもと、育っています。
すっかり夕暮れがはやくなった現在、陽が落ちたあとに光るLEDが窓越しにうつると、なんともあやしく人目を引きます。
このLED、ホントは青〜赤と2色の光がでているんですが、窓は赤く染まっています。目で見える可視光線では赤い光がいちばん遠くまで届くという、ちょっとした復習もできたところです。














これだけ目立つならLEDのカラー照明は、きっと空き巣対策にもGOODかと思います。窓辺から赤い光が漏れていれば、ダレもが思わず目をやってしまうし、なんといっても「中には何があるんだろう?」とアヤシすぎて、人目を嫌う空き巣も警戒するかもしれません・・・



さて、アヤシい・・・というより美しいクオーツのようなこの黄色いツブツブはなんでしょうか?














答えはホップの花粉「ルプリン」です。
このルプリン顆粒に、アロマ精油・ポリフェノール・レズン(樹脂)・抗菌成分などがぎ〜〜〜っっっしり詰まっています。

ルプリンのレズンは、おもに苦みのもとで、アロマオイルがフレーバーを醸し出すそうです。

ちなみに、精油となるアロマ成分は4つほどあって、
酸化すると・・・
柑橘系の香りがする「ミルセン」
フローラルな香りとなる「フムレン」
松のような香りの「ファルネセンorファネッセン」
ヨモギのような青汁臭のする「カリオフレンorカリオフィレン」

ルプリンを初めて顕微鏡でのぞいてみて感動しました。