これは、1年前に育てていたセンニチコウです。
先日、思わぬ再会をはたしました。
元気に育ちすぎてジャマになった雑草を抜いてると、ちょっとやそっとじゃ枯れない「ツユクサ」の繁殖をせき止めるかのように、
いつのまにか大きく生長した「センニチコウ」が、ささやかにツボミをだしはじめていました。
昨年育てていたセンニチコウから落ちた種子が、今年いつのまにか発芽して自生しはじめてしまったようです。
去年の親株と比べると、今年の子株は葉っぱが丸く広く変形しています。花の大きさも、とてもとても小さくサイズダウンしています。
F2だからでしょうか?
それはともかくセンニチコウの種子は、固いケバケバに被われていて、それを取り除いてやらないと発芽率がとっても低いのですが、ここでは条件が一致したようで、根性で発芽してたくましく根っこを伸ばしてくれたようです。
そんなワイルド感あふれる「センニチコウ」を尻目に、室内では先日発芽したトマトと、発根したセンテニアル・ホップがLEDグロウランプのもと、育っています。
すっかり夕暮れがはやくなった現在、陽が落ちたあとに光るLEDが窓越しにうつると、なんともあやしく人目を引きます。
このLED、ホントは青〜赤と2色の光がでているんですが、窓は赤く染まっています。目で見える可視光線では赤い光がいちばん遠くまで届くという、ちょっとした復習もできたところです。
これだけ目立つならLEDのカラー照明は、きっと空き巣対策にもGOODかと思います。窓辺から赤い光が漏れていれば、ダレもが思わず目をやってしまうし、なんといっても「中には何があるんだろう?」とアヤシすぎて、人目を嫌う空き巣も警戒するかもしれません・・・
さて、アヤシい・・・というより美しいクオーツのようなこの黄色いツブツブはなんでしょうか?
答えはホップの花粉「ルプリン」です。
このルプリン顆粒に、アロマ精油・ポリフェノール・レズン(樹脂)・抗菌成分などがぎ〜〜〜っっっしり詰まっています。
ルプリンのレズンは、おもに苦みのもとで、アロマオイルがフレーバーを醸し出すそうです。
ちなみに、精油となるアロマ成分は4つほどあって、
酸化すると・・・
柑橘系の香りがする「ミルセン」
フローラルな香りとなる「フムレン」
松のような香りの「ファルネセンorファネッセン」
ヨモギのような青汁臭のする「カリオフレンorカリオフィレン」
ルプリンを初めて顕微鏡でのぞいてみて感動しました。