2011年9月13日火曜日

不親切なD・I・Yプチ講座〜クローンマシーン編〜

さて、バックリ・ざっくりかなり不親切な「水耕栽培のDo It Yourself プチ講座」です。
今回は「つくってみよう!クローンマシーン」です。
こられの材料は、ドンピシャではありませんがホームセンターで代替品を見つけることができます( ので、自力でどうぞ!!! )

養液タンクのなかにアクアリウム用の循環ポンプがあって排水口につけたスプリンクラーから、培養液が水しぶきとなって出てる・・・

という至って、シンプルな構造です。










PARTS : 1
ちっちゃいネットポットと同サイズにカットしたウレタンスポンジです。枝が支えられればネットポットとかスポンジじゃなくてもOKです。ちなみに丸くカットされてはいませんが、シート状のウレタンスポンジなら、ホームセンターでフンダンに見つけられます。養液タンク(フタ付きペールバケツなど)のフタには、GETしたネットポットと同じサイズの穴を自力でスキなだけ空けます
( フタに穴をあけるのがメンドクサイ場合は、リンク先か市販のクローンマシーンをGETなすってください。リンク先のフタの穴は50mmです、ねんのため。)






















PARTS : 2
エアロポニックスのキモともいえる、スプリンクラー循環ポンプ(約800L/時間)です。「スプリンクラー」スプリンクラー継手(つぎて)ふたつづつと、T字の塩ビチーズひとつ。
ホームセンターでフンダンに見つけられる内径13mm/外径18mmの塩ビパイプを5cmほどの長さにカットして、継手とチーズをつなげます。
( メンドクサイ場合はリンク先か、市販のクローンマシーンをGETなすってください。)














ちなみに、アクアリウム用のエアーポンプや循環ポンプですが、お値段が多少お高めでも「日本製」か「イタリア製」の方が、モーターがタフで、故障も少ないです。
継続使用中のエアーポンプは、内側に水垢や根っこがたまるので、定期的に掃除したほうがベターです。とくに循環ポンプは、とつぜん排水量が落ちたら、ポンプかゴムチューブか、どちらかにたぶんナニカが内側につまっています。つまりを取り除けば、 水量がもどりますが、とはいっても何ぶんポンプは消耗品なので、いくら汚れをケアしても水量が戻らない場合は、寿命かもしれませんので、定期的に交換することも必要です。





循環ポンプを作動させると、シャワシャワ〜っと水しぶきが吹き出してきます。シャワー状の水しぶきには、水分と酸素が豊富なので「AEROPONICS〜エアロポニックス〜」と命名されたもようです。こんなかんじで、挿し木の切り口に常に水分と酸素があたっていれば、ベリーベストな発根環境なので、まず間違いなく挿し木は発根できます。

















ちなみに、エアロポニックス・システムのメリットは、酸素量が豊富なので根毛がでます。根が白く健康に保てるので元気に育つことです。植物の根っこでは動物と同じように「酸素呼吸」をしていて「酸素」は「炭酸ガス」と同じか、それ以上にたくさん必要な必須成分で、たとえば「植物の皮膚」ともいえる外皮をつくっている食物繊維は、その成分の50%が酸素なんだそうです。

以上、不親切なD・I・Yプチ講座でした。次回プチ講座があるのかすら、サッパリ検討もつきません。