8月も今日が最後です。暑いまま,9月をむかえることになりそうです。
あまりに続く今年の暑さには・・・オサルたちも、このアリサマでした。顔といい手といい,その様子があまりにもヒトとおなじで,笑ってしまいました。
デロ〜ッと、なっちゃってました。スノコのうえは風がとおって涼しそうです。
ここは伊豆にある「時之栖IZU・WORLD 伊豆洋らんパーク」です。
蘭やめずらしい熱帯植物も見応えがありますが、カピバラやミーアキャットなどなど動物たちと気軽にふれあえるところがなんといっても楽しいです。
フラミンゴなどの鳥たちは、ゲージなしで会うことができます。大好きなオウムたちのコーナーにいくと「バイバーイ」を連発されました。
パイナップルが実っていて、
それはそれは、いい香りがしました。
パイナップルなどのアナナス系は、エチレンがないと花をつけません。
エチレンは「老化ホルモン」とも呼ばれてるように、アナナス系植物は、ある程度年月を重ねて成熟しないとエチレンの分泌が少なく花芽がつきません。
植物が「生殖生長(開花期)」に切りかわって花を咲かせて子孫を残そうとすること自体が、そもそも寿命の限界を感じてから、と聞きます。
秋に花を咲かせる植物は、真夏になって土壌中のチッ素がへることで花芽分化が促進されますが、これも「栄養不足になって生命の危機を感じて」ってことになるのかもしれません。
こんなふうに、ほとんどの果菜類はチッ素が多すぎると花芽が分化しにくいそうですが、いったん花芽さえついてしまえば、チッ素はタンパクを生成する大切なモトになるので、きちんと補給してあげないと体力不足になって花芽が少なくなったり、果実の肥大やオイシさが十分でなくなる原因になってしまいます。
花芽がついたあとは、有機活力剤に含まれている有機酸や糖分などの炭素源や、酵素など微量ミネラルを効かせると、チッ素がスムーズに同化されて、アクが少なく実の大きさやオイシさに変えられるそうです。