夜歩いていて、やけに暗いなぁと感じると「 もうすぐ新月かな? 」と勘づきます。
ということで、今日はその「 新月 」なんですが、ちょくちょく登場する「 月暦 」をバツッと整理すると「月が満月から新月へと欠けていく時、植物は栄養生長(生長期)的な伸びかたをして、新月から満月へと満ちていく時は生殖生長(開花期)的な育ちかたをする」そうなんですね。なので月のリズムでタネを蒔いたり植えかえをしたり肥料比率を変えたり害虫対策をすると、生長がスムーズになって管理がラクになるってことで、昔から伝わる民間農法のヒトツです。
新月の今日、月暦ではちょうど「 寒露 」。夜明け頃の気温がググッと下がってきて朝モヤが立ちこめ、葉つゆが冷たくなってくる頃だそうです。
晴れた日には半袖でもブラブラ歩ける今日この頃ですが、生き物たちから深まる秋の気配を感じました。
タテハ科の「オオウラギンスジヒョウモン」という蝶です。
アースカラーな色目のせいで、多くのヒトから「蛾-が-」だと決め込まれることが多いですが、チョウチョです。
このコは、暑い夏のあいだ仮眠していて、涼しくなるとパタパタと活動しはじめるそうです。山間部では夏でも見られるかもしれませんが、この辺りでは秋にならないと見られないチョウチョってことになります。
こちらはチョウチョの代表格「アゲハチョウ」です。
暑さがすぎて、野の花がいっせいに花芽をつかせたところを忙しそうに飛びまわってました。
羽を休めに葉っぱにとまったところ、となりにいるハエに、激突されてました。
お世辞でもキレイとはいえない近所の川ですが、
ヨコ倒しになったクサヨシ?の天然マットのうえで
野良なミドリガメが甲羅干していました。
仲のよさそうなカメのカップルは、ふたりとも20cmくらいに立派に育ってました。
もともと日本にはいないカメなので、デカク育ちすぎて飼いきれなくなったヒトが野にはなったのでしょうか???
そして夏のあいだは、日陰とともにチョコチョコ移動していたニャンコでしたが、近ごろは、陽がおちるまでおんなじ場所で、いつまでもいつまでもグッスリ寝てます。きっと夏の疲れを癒してるんでしょうか・・・
見ているコチラまで、眠たくなるから困ります。