ストロベリーポットは、Lサイズで34cmくらいの高さがありますが、
葉っぱがでかすぎてポットがほとんど隠れてしまいました。
・・・葉っぱの大きさの割に果実は、3cmくらいにしかなりませんでした。
でも、果実の色は鮮やかな赤で肉厚。キズひとつない宝石のようにキラキラと美しいイチゴです。
果実のついてる果茎(かけい)は、葉っぱの茎と同じくらい太くて長く宙に浮いてるので、ナメクジさえ近よれず果実は無キズですみました。
これはさぞかし甘くてウマいイチゴに実ったことだろう!と、ニヤニヤして食べてみると・・・
「すっぺー!」
「なんでだー!!!」
室内栽培のあかねっ娘たちと兄弟だと思えないほどに、まあっっったく甘くないのです!
でも、風味はとびきりすばらしかったです。
イチゴの果実は、花が咲いてから500℃〜600℃ほどの「積算温度」で登熟します。なので、秋冬室内栽培のイチゴであれば、室内の気温がだいたい15℃〜18℃くらいにしかならないので、花が咲いてから収穫できるまで33日以上かかります。
ところが、24℃ほどになる今ごろの野外の気温だと、600℃の積算温度になるまで10日ほど早い25日で真っ赤に熟してしまいます。アウトドア栽培のイチゴたちは、赤く色づくまでの期間が早いのと、寒さがゆるんで糖分をため込まなくなるので、甘さが乗りにくいんだと思いました。
ということで、私的にはですが、極上のイチゴは室内栽培がGOOD!という結論がでました。
イチゴのすっぱさにショックを受けている私を慰めるように、
「ブラックティー」というバラが花を咲かせはじめました。
この場所は、午前中の数時間しか日が当たりませんが、ツボミをたくさんつけてくれています。
育てはじめて3年目の苗です。バラは、年を重ねるごとに花付きがよくなり、3年目から、コンスタントに花をたくさん咲かせると聞きます。
バラはすべて無農薬で育てていて、病害虫忌避には、酵素系活力剤や、お得意のCO2を吹き込んだ炭酸水で希釈したケイ酸資材を週に1度だけ葉面スプレーしています。葉っぱを食害するチュウレンバチなどアオムシ類とアブラムシなどを殺す力はないので、いちいち手でとるしかありませんが、ウドンコ病やハダニなどは、まあっっったく見当たりません。
ということで、全国のバラグロワーの皆様!!!
花数に関係なく、今年も花を咲かせてくれるバラたちと、咲かせるまでがんばった自分自身を、まずはおおいに讃えようではありませんか!!!