歴史的にみると、本格的にバラの交配がはじまったのは、17世紀のヨーロッパだそうです。オランダ・イギリス・ドイツ・フランスをはじめ、現在ではアメリカや日本など世界中で、高名なブリーダーたちによって交配されてきたバラは、「人間」というツールを利用して子孫を残すことにおいては、歴史上大成功を果たした、かしこい植物という見方もできるのではないでしょうか?
バラにかぎらず、各国各地域で長年愛され栽培されてきた固定種はもちろん、高濃度CO2で交配されたF1品種であれ、放射線や病原菌でDNAを操作されたGMO品種であれ、人の手によって栽培、交配され、品種がふえつづけている植物ほど、「歴史的に人との共存に大成功を果たした植物」といえます。
植物は、人のココロに直接テレパシーで語りかけるということも、平気でやってのけるようです。もしも突然意味もなく胸さわぎがして、数日後かわいがっていた植物が枯れてしまったなんて経験があるなら、あなたは植物のマインドコントロールに、まんまとハマったヒトリといえるでしょう・・・
植物たちのタクミな「ニンゲン操縦法」その2
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2011/03/2_04.html
ツルバラのピエールドロンサールです。
フランスのメイアン社によってブリードされたバラです。
今年で2度目の春を迎える、ナウでヤングなバラ苗です。
生田緑地のバラ園にあった同じ品種のバラです。
ゆくゆくは、こんなふうに見事に仕立てていけたらいいなと思います。
キャラメルアンティークも、咲きそろってきました。
ドイツの有名なヴィルヘルム・コルデス一族のコルデス社ティム・コルデスさんがブリードしました。
日本で有名なブリーダーといえば、イングリッシュ・ローズの代名詞デヴィッド・オースティン氏かと思いますが、残念ながらそちらのバラは育てたことはありません。
最近は、晴れた日がつづくと、あっというまにカラッカラに乾いてしまい、水やりが忙しいです。
水やりを怠ると、あっというまにバラの花が重たげにお辞儀をしてしまいます。
春咲きのキャラメルアンティークは、こんな感じでしたが・・・
去年の10月に咲いたときの、同じバラですが、花弁が多めでした。
この時は、この一輪しか咲かなかったので、栄養が集中してしまったようです。
ちなみにゼンブのバラが絶好調なわけではなく、いじけ気味のバラもいます。
キャラメルアンティークの右隣にあるディズニーランドローズという、かわいい色の花を咲かせるバラですが、2月の剪定後、思うように枝が伸びてきませんでした。
スックスクと育ったキャラメルアンティークの根元は、こんな感じです。
一方、不調のディズニーランドローズの根元には、「カタバミ」というクローバーに似た雑草がギッッッチリと根を張ってしまいました。
バラの根はりが少ないので、水分/養分ともに土に残りやすく、雑草が根をおろすスキができてしまったようです。
葉っぱも黄色く厚みがありません。めちゃめちゃアブラムシがついてます。
同じ現象はミカンの木でも起きていました。
たくさんの花をつけたミカンの木の根元は、こんなふうにスッキリ!!!
カタバミは、生えてきません。
一方、今年はじめて冬を外で超したため、すこしイジケ気味のミカンの木の表土には「カタバミ」がギッチリ根付いてしまいました。
すべてのケースに共通してるわけではありませんが、根はりが弱かったり、水はけが悪いと、水分や養分が余ったりして、こんな風に雑草が生えてくることが多いようです。
ちなみにクローバーによくにた葉っぱをつける「カタバミ」は、「マメ科」ではありません。なのでクローバーのように根っこに「根粒菌」がつかないので、緑肥としての肥効はありません。「カタバミ」は、「カタバミ科」で、親戚には「スターフルーツ」があるそうです。しかし「カタバミ」には、土にも植物にもGOODな「有機酸」がたっっっぷり含まれているので、引っこ抜いた「カタバミ」は、プランターの表土にしきつめてマルチングにしちゃってます。
いつぞやのお話にもありましたが、土のコンディションによって生えてくる雑草は変わるそうです。
例えば、カルシウムやケイ酸が足りない土には、それらを溶かして吸い出すパワーが強い「スギナ」や「ススキ」が勝手に生えてきて、枯れて土に還ることをくり返すと、カルシウムの肥効がよい土へと治っていくそうなのです。
アレルギーにも効く!? 春の益草
ツルバラのピエールドロンサールです。
フランスのメイアン社によってブリードされたバラです。
今年で2度目の春を迎える、ナウでヤングなバラ苗です。
生田緑地のバラ園にあった同じ品種のバラです。
ゆくゆくは、こんなふうに見事に仕立てていけたらいいなと思います。
キャラメルアンティークも、咲きそろってきました。
ドイツの有名なヴィルヘルム・コルデス一族のコルデス社ティム・コルデスさんがブリードしました。
日本で有名なブリーダーといえば、イングリッシュ・ローズの代名詞デヴィッド・オースティン氏かと思いますが、残念ながらそちらのバラは育てたことはありません。
最近は、晴れた日がつづくと、あっというまにカラッカラに乾いてしまい、水やりが忙しいです。
水やりを怠ると、あっというまにバラの花が重たげにお辞儀をしてしまいます。
春咲きのキャラメルアンティークは、こんな感じでしたが・・・
去年の10月に咲いたときの、同じバラですが、花弁が多めでした。
この時は、この一輪しか咲かなかったので、栄養が集中してしまったようです。
ちなみにゼンブのバラが絶好調なわけではなく、いじけ気味のバラもいます。
キャラメルアンティークの右隣にあるディズニーランドローズという、かわいい色の花を咲かせるバラですが、2月の剪定後、思うように枝が伸びてきませんでした。
スックスクと育ったキャラメルアンティークの根元は、こんな感じです。
一方、不調のディズニーランドローズの根元には、「カタバミ」というクローバーに似た雑草がギッッッチリと根を張ってしまいました。
バラの根はりが少ないので、水分/養分ともに土に残りやすく、雑草が根をおろすスキができてしまったようです。
葉っぱも黄色く厚みがありません。めちゃめちゃアブラムシがついてます。
同じ現象はミカンの木でも起きていました。
たくさんの花をつけたミカンの木の根元は、こんなふうにスッキリ!!!
カタバミは、生えてきません。
一方、今年はじめて冬を外で超したため、すこしイジケ気味のミカンの木の表土には「カタバミ」がギッチリ根付いてしまいました。
すべてのケースに共通してるわけではありませんが、根はりが弱かったり、水はけが悪いと、水分や養分が余ったりして、こんな風に雑草が生えてくることが多いようです。
ちなみにクローバーによくにた葉っぱをつける「カタバミ」は、「マメ科」ではありません。なのでクローバーのように根っこに「根粒菌」がつかないので、緑肥としての肥効はありません。「カタバミ」は、「カタバミ科」で、親戚には「スターフルーツ」があるそうです。しかし「カタバミ」には、土にも植物にもGOODな「有機酸」がたっっっぷり含まれているので、引っこ抜いた「カタバミ」は、プランターの表土にしきつめてマルチングにしちゃってます。
いつぞやのお話にもありましたが、土のコンディションによって生えてくる雑草は変わるそうです。
例えば、カルシウムやケイ酸が足りない土には、それらを溶かして吸い出すパワーが強い「スギナ」や「ススキ」が勝手に生えてきて、枯れて土に還ることをくり返すと、カルシウムの肥効がよい土へと治っていくそうなのです。
アレルギーにも効く!? 春の益草
ということで、「カタバミ」など引っこ抜いた雑草たちは、バラの根元の表土に放置してます。(完全に発酵していない堆肥や有機物は、培養土の奥深くに入れてしまうと、根っこが酸欠を起こすケースのCO2ガスや腐敗菌が発生してしまうので、土の表面にかるく置くのが無難です。)
今年は、テディ・ベアというミニバラが、よく咲きました。
このバラもピエールドロンサールとおなじく、フランスのメイアン社がブリーダーです。
ちなみに、ツルバラのテディ・ベアは、わが日本の斉藤実氏がブリードされたそうです。
このバラもピエールドロンサールとおなじく、フランスのメイアン社がブリーダーです。
ちなみに、ツルバラのテディ・ベアは、わが日本の斉藤実氏がブリードされたそうです。
5・6年ほど、同じ鉢に植えっぱなし! というズボラをしてしまったら去年からまっったく花をつけずシュートも伸びてこず・・・という末期症状だったので、去年の秋に、やっと植えかえました。