3年ほど前にストロベリーポットに植えて以来、まったく植えかえもせず、たまに減ったココ培地を足すことくらいしかしていないアウトドア植えっぱなし栽培の「あかねっ娘」たち、収穫の時を迎えました。
与えている肥料といえば、有機液体肥料と有機活力剤などなどをお風呂の残り湯で薄めてたまに与えてるだけですが、イチゴたちはそれで大満足のようです。
ラズベリーも、放置栽培しはじめてやっと「これでもか!」と実をつけてくれました。「今年はたまたまマグレで実がたくさんなった!」、とは商売がら言いたくはありませんので、一応言っておくと、花が咲いてからはチョクチョクと「PK肥料」を葉面散布してあげてました! イチゴやラズベリーは、バラ科のベリーです。
「フルーベリー」の花です。おなじく「ベリー」とつきますが、ブルーベリーは「ツツジ」の仲間です。葉っぱを見ると、ツツジとよく似ていることに気がつきます。
受粉する前は、スズランのようなバルーン型の花が下を向いています。
ブルーベリーの花が結実すると、このように雌しべだけが残り、ギュウウンッッッと上を向きはじめます。
ちなみに、ブルーベリーの苗は、主に「挿し木苗」と「接ぎ木苗」の2種類が多く流通されてますが、「接ぎ木苗」の方が大きく育ち、圧倒的に収穫量が増えますが、そのかわりお値段が少しお高めです。「挿し木苗」は、お値段がお手ごろですが、丈があまり大きくなりません。それでも、季節の剪定時などに、切った枝からカンタンにたくさんの苗を増やすことができる手軽さが大きなメリットです。ブルーベリーは、ある日突然枯れくさったりするので、お気に入りの品種などには「挿し木苗」で増やしておくと便利で、それを丈夫な「ラビットアイ」系の品種に接ぎ木すれば確実・・・ということになりそうです。
今年はこのブルーベリーのポットに、まさに「うじゃうじゃ」と数えきれないほどのテントウムシの幼虫が住み着きました。エアロポットのケバケバ感が気に入ったようです。
現在は、サナギになったり羽化したりして、みんな思い思いの時を過ごしています。
ガーデニング好きならば、知らないおヒトはあまりいないとは思いますが、これが「テントウムシ」の幼虫です。成虫よりもたくさんのアブラムシを補食してくれて、今ごろは道ばたに勝手に生えてる雑草バラ「ノイバラ」にアブラムシがたくさんいるので、ノイバラをシゲシゲと探していれば見つかると思います。
「チョコレートの宇宙」という名前を持つ「チョコレート・コスモス」。今年は花のついていない苗から育てはじめて、やっと花が咲きました。水やりひかえめが好きな性質のようです。
クレマチスを育ててるマダムならば、誰もが一度は口にせずにはいられないであろうダジャレ。「ちょっと待ってクレマチス!」
さて、フラッド&ドレイン・システム「タイタン」で育つトマトたちは、もう収穫まっさかりな段階です。
葉っぱをどんどん葉かきしているので、トマトの果房だけがゴロゴロと目立ちます。
最近のミニトマトたちは、フルーツのように甘くなってきたので、つまんでそのまま食べることができます。
あかねっ娘が、どうも先祖帰りしはじめてしまったようなので、次回の室内栽培からイチゴの品種を変えることにしました。桃の風味がするイチゴ「桃薫」です。いま「桃薫」の苗たちからはランナーがニョキニョキでているので、秋まで手間ひまかけて子苗を一人前の大きな苗にしてきます・・・ということで、イチゴ栽培はほぼ一年間気が抜けないってことになるかと思います。農家の方はホントに大変ですね。
「桃」が死ぬほど好きなのですが、「果樹」をそだてる余裕はございませんっっっ。そこで、桃とイチゴがヒトツブで楽しめるこの品種にしました。