なんてウソを言ってしまう自分が悲しくもありますが、現実は、ウダウダと3時間強の渋滞にはまりながら近郊の植物園めぐりをしました。千葉の道の駅「南房パラダイス」内の植物園が民営の「アロハガーデンたてやま」に生まれ変わったあと、はじめてここに訪れました。
民営になってから、施設の建物は大きくは変化していませんが、植物たちのディスプレイが、すごくスタイリッシュになっていて、見応えがあります。
「トロピカルな植物を置いて、リゾート感あふれる住まいにしたい」というおヒトが訪れたら「この仕立てで、この大きさならば、この木はン万円もするなぁ・・・」などとヤラシイ勘定をしまくりそうな、ステキなディスプレイになってました。
冬を乗り越えても、夏場にかならずムレ腐らせてしまう「エアープランツ」は、なかば「鑑賞期間が短い切り花」として考えることにしました。インテリア的な植物として売られることの多いエアープランツですが、栽培環境の選り好みの大きさに、いつもいつもアタマを抱えてしまいます。私の栽培スキルがいつまでたってもアップしないので「ここに置いたのはすぐ枯れた、ここのは半年以上生きてた・・・」という消去法で室内の置き場所を決めるザマです。
表皮が気根のシダ類。夢に出てきたら、うなされそうです。このビッシリ気根が、いつのまにか体毛に変化し、動物へと変化したにちがいありません(ウソです)。
民営になっても、トロピカルな鳥たちはゲンキでした。口笛をピーピー吹くと、さえずり返してくれることもありましたが、この日はノーレスポンスでした。
ちなみに、「アロハガーデン館山」のほど近くにある「ポピーの里 館山ファミリーパーク」内の園芸ショップさんは、かなり穴場です。「さすが観葉植物、花卉栽培がさかんな南房総!」とホクホクしてしうような掘り出しモノが見つかります。そしてこの時に見つけたのは、100円のホワイトセージ! ゼンブ買い占めたい気持ちを抑えて、管理しきれる数だけGETしました。
・・・さて、こらちは横浜市のフラワーセンター大船植物園です。
そして、これは秋になると必ずただよう、ただならない臭気を放つ「銀杏の実」。周辺の公衆トイレの手洗い場には、ほぼ100%の確率で「ここで銀杏の実を洗わないでください」という注意書きが貼られているはずです。
最近、お花屋さんでよく見かけるようになった「リューコスペルマム」や「プロテア」などアフリカ原産の植物が、ロックガーデン内のオーストラリアのコーナー的なところにたくさん育ってました。人目を引く鮮やかな色に不思議なカタチをした花と、つい二度見してしまうお値段にベックラさせられる憧れの植物です。栽培難易度がとても高い植物なんだそうですが、私のプロテアたちは、今のところココ培地+酸度未調整のピートモスという培養土で、ゲンキに育ってます。
「トーチジンジャー」という 、華やかな正絹お着物の柄のような花をつける植物。世界にはまだまだファンタジー感あふれる花をつける植物がたくさんあるんですねぇ。いつか原産国各国をめぐりまくって、自生しているところをゼヒ見てみたいものです。