2010年1月14日木曜日

横須賀・ソレイユの丘

南仏・プロヴァンス地方の香り漂う緑の丘「 ソレイユの丘 」に行ってきました。
横須賀の荒崎海岸近くの風通しのよい丘の上にある施設で、子どもも大人も楽しめるところです。( ペットは入場できないようです。入場は無料ですが駐車場が1000円かかります。 )
この施設内のビニールハウスでトマトとイチゴを育てているので、定期的に見学に行ってます。














イチゴは、高床ベンチシステムです。


思ったより葉っぱがでかかったです。
子どもの顔くらいありました。












何種類ものトマトは、すべてロックウール栽培です。
全体をとった写真がなくてわかりづらいですが、全長で3メートルくらいになってました。












ココを訪れるもうひとつの楽しみ、動物たちとのふれあいです。
「アメリカン・クォーター・ホース」というカウボーイがよく乗っている馬たちや、かわいい牛たちがいます。


この子牛は愛想が良くて、私の顔面のニオイをかぎまくっていました。鼻息が甘いニオイがして、かわいかったです。





でもどうやらお目当ては、100円で売られている「ニンジンをもってこい」ということらしかったです。

施設内のハーブ園では春から夏にかけていろいろなハーブが楽しめます。お弁当を広げるのにおススメな場所なんですが、頭上をひっきりなしに「 トンビ 」が飛びかっているので、盗られそうでこわいです。

( ちなみにこの写真は、初夏のベストなシーズンのハーブ園です )














ソレイユの丘をでて、その辺をぶらぶらすると「荒崎海岸」にでます。冬に来たのは始めてでした。「 鵜-う- 」が魚をGETしていました。














この辺りはほとんどが畑で、夏はスイカ・冬は有名な三浦大根がズラーーーっと作付けされてます。夏は道ばたでウットリするほどおいしいスイカの直売がおこなわれていたり、近くの漁港では通年を通して新鮮な海の幸も手に入ります。
漁を終えた漁師さんたちが道ばたに集まって一杯やってたりなんかして、和やかでほんとにいい場所です。

2010年1月13日水曜日

ココ栽培のコーヒー・オベーションとイチゴたち


昨年の秋から育てているミニバラの「コーヒー・オベーション」です。
にょきーんと新しいシュート( 太く長い枝 )が一本でてきました。
自宅の同じバラは接ぎ木してある苗で、ひとつのトップにたくさん咲く房咲き( ふさざき )です。

このコはまだ一輪咲きです。少ないながらもコンスタントに花が咲いてくれる愛嬌のよいコです。






こちらは現役2年目の「 大実イチゴ 」です。このコは、わりとタフで手がかからないので存在を忘れがちです。ふと気がつくと、いつの間にか実がいっぱいなっていたりして、うれしくなります。

お手軽CO2添加法、「 重曹とクエン酸 おそうじ」をほぼ毎日やってしまっています。( シュワシュワーがおもしろくてたまりません。 )



そのおかげか、葉っぱや実がひとまわり大きくなってきたりクラウン( 根もと )がますます充実してきたりしてます。
とにかく、なんか元気です。

でもそのせいで湿気が実のあたりに溜まってカビてしまわないように、茶色くなった古い葉を残して湿気取りをしてもらってます。








「 ジャンボイチゴ・まんぷく2号 」です。
これも現役続行テスト中です。

大実イチゴよりも根っこが弱いらしく濃い肥料をあげられないので、なかなか手のひら大の実にはお目にかかれません。
でも、2週間ほどまえに「 ハーピン・タンパク 」を葉面散布してから大きな実が期待できそうな立派な花芽がつきました。





はやく手のひら大のイチゴができるといいなー、と楽しみにしています。

2010年1月12日火曜日

たまらなくおいしいビール


植物とは関係ないのですが、私はビールが好きです。
「ビールのプールで泳いでみたい・・・」ささやかでおおきな私の夢です。

無濾過の地ビールが大好きなのですが、さすがに地ビールでは毎日飲むには勇気のいるお値段。そんななか手頃なお値段で、とびっきりおいしい手作りビールを飲ませてくれるお店を見つけてしまいました!! 
「 Craft Beer Moonlight 」さんです。

( お店の許可をいただいて撮影しました )











こちらは生粋のビール屋さんでCOD( セルフサービス )システムです。

酵母がそのままはいったペイルラガーは、きめ細かな泡と香りがたまりません。
また、こちらのビターを飲んで始めてビターファンにもなりました。














ビール酵母がそのまま入っているのでビタミンなどが豊富で身体にもいいし、悪酔いしません。こちらのお店は、小田急または南武線の「 登戸 」駅からテクテク歩いて10分ほどの商店街にあります。もともと「 地方で問題になってるシャッター街 」を活性化するアイデアとして、小ロットでおいしい地ビールづくりはいかがですか? との意向で始められたそうで
各地で取り入れられているとのことです。

ほんとうにいいもの、おいしいものは、人の心を動かす力があると、私も思います。

2010年1月8日金曜日

大ヒットの水耕システム" AERO GARDEN "

アメリカでミリオンセラーとなった、ホビーグロウ用水耕システムの
" AERO GARDEN 〜エアロ・ガーデン〜 "です。
循環式の水耕システムで、高さを調節できるグロウランプと一体式になってます。
このランプの高さには限界があるので葉もの野菜やハーブ、タイニー・ティムなど矮性のトマトなどを育てるのにぴったりです。
昨年秋から「 エアロガーデン 」でサラダ菜を育てています。ほんとは真夏から幾度となく他の種類のレタスを実生から挑戦しましたが、夏の暑さがたたって失敗をくり返しました。











そのためレタスに対して、すっかり苦手意識が根づきました。家のベランダで放置してるレタスは何ともないのに・・・
このサラダ菜は根ぐされもせず、ここまで育ちました。

あーよかった。

このサラダ菜の根っこの様子です。ふつう水耕栽培では「 根毛 」が出ないといわれています。ちゃあんと、「 根毛 」が発生してます。
「 根毛 」は、リン酸など肥料成分を吸収したり植物ホルモンをつくり出す大切な役割をします。













水耕栽培専用の液体肥料と有機活力剤をあげています。水耕栽培では、無機の肥料( =化学肥料と呼ばれてます )しか意味がないと考えられていました。

でも根っこは、分子の大きい有機成分もちゃんと吸えるし、むしろそっちのほうが好きな場合もあるし、たくさん収穫できるし、なによりも「 水分と肥料が過多でおいしくない・日持ちが悪い 」などの水耕栽培作物のデメリットをカバーできることがわかって、いろいろと常識が変わってきてるんですよ。

「 根毛 」は有機成分があると出るんですが、根っこが水にすっかり浸っている状態では発生しません。このエアロガーデンのように循環型ハイドロ・システムだと培養液につかっていない根っこの部分には「 根毛 」がちゃあんとでるんです。
その辺も考えられてデザインされているとしたら、さすがハイドロポニックス発祥の地、アメリカの大ヒットシリーズだけありますね。
首都圏の各家庭に一台ある勢いで売れたそうです・・・ほんとかどうか、わかりません。

2010年1月7日木曜日

メジロたちとツボミ

今日は、七草がゆの日ですね。お正月のあとに胃腸を休めるための風習です。家のまわりには、七草のひとつ「 芹 」がたくさん生えてくるので、一草は確実にGET可能です。



ハイドロの循環システムで育てているエアルーム・トマトの「 グリーン・ゼブラ」です。
気温が低いので育ちは遅いですが、害虫も寒がって出てこないのでストレス・フリーです。
そろそろグロウ・ルームにうつして本格的にグングン育てようと思います。
育てる楽しみも大きいですが、実が収穫できなければ、さみしいですよね。







新しい年が明ける頃、ますます寒さが厳しくなるとメボしい食べ物がなくなるようで、このところ毎朝「 メジロ 」がエサの催促に遊びにきます。


若干のカメラ目線がニクいです。










うっかり傷んでしまったミカンやリンゴの切れハシを柿の木の枝にさしてあげると、ささやくような「 ピーピーピーピー 」という鳴き声とともに、あっというまにやってきます。


相棒がやってくるのをじっと待ってるところです。
いつも二羽そろってから食べはじめます。












夜に散歩すると、顔が痛くなるほど寒い季節ですが近所の桜にはもうツボミがついていました。

春が待ち遠しいです。

2010年1月6日水曜日

お掃除ついでにCO2添加

年末の大掃除のついでに、かねてから試したかったエコなCO2添加方法を実験してみました。

ココ培地で野菜や果物を育てる場合も水耕栽培と同じ培養液をスプレーや「じょうろ」なんかであげますが、どうしても水受けトレイの溝が排液で茶色く汚れてしまうので歯ブラシなんかでキレイにします。が、メンドクサイので、ついつい放置でした。

年末の大掃除特集で大活躍の「 松居一代さん 」のエコ掃除方法・・
「 重曹 」と「 クエン酸 」を使えば、なんと「 炭酸ガス 」が汚れを浮かせて地球にやさしく簡単にきれいになると知り、「 そりゃあ一石二鳥!! 」とさっそく試してみました。














トレイ上の白いものが「 重曹 」です。
ふつうは重曹に、半量程度のクエン酸粉末を振りかけて水で発泡させ、その後流します。

粉末どうしだとムダが多くもったいないので、クエン酸は水に溶かしてスプレーで少しずつ重曹に振りかけてじわじわと発泡させました。
松居様のおかげで重曹が大流行して安く買えるようになったためバサバサ使えます。しかしクエン酸はまだまだお高目だし、水に溶かせば重曹の半量もいりません。

クエン酸水をスプレーしていくとシュワーっと発泡し炭酸ガスが発生します。














家庭用CO2メーターというものがあったで、炭酸ガスがどのくらい発生するのか試してみましたよ。
クエン酸水散布前です。CO2=980ppmです。














クエン酸水をまいてから・・・あっというまに2230ppmです。














さらにクエン酸水をまき続けたら・・・ Hi 表示に!! このCO2メーターは5000ppmまで計測できます。

室温も2℃上がりました。
プチ地球温暖化です。










クエン酸水は酸性なので、ちょうどスプレーのノズルのお掃除にもなりました。一石三鳥ですね。

「 炭酸ガス=CO2 」は下に溜まるのでファンをまわして葉に吸わせますが、密閉しないと10分くらいで散ってなくなってしまいます。CO2が逃げないように工夫すればもっと長持ちすると思います。水受けトレイには重曹が溶け残ってしまいましたが、翌日にクエン酸水をスプレーした後で計ったら、ちゃんと炭酸ガスがでてました。

炭酸ガスは1500ppm程度が一番ベストだそうです。( 多すぎると植物にも人にも危険!! でも重曹とクエン酸程度なら、よほどのことがないかぎり危険な濃度にはならないと思います )

植物は一日中CO2を欲しがってるわけではなく青色光が多い午前中に太陽を浴びて葉の葉孔が開くと「 CO2吸うぞー 」となります。夜は要りません。なので朝日がのぼってお昼くらいまでのタイミングに1500ppmほどあれば十分なのです。
また、CO2は炭素源なので、吸われた後は水と反応して炭水化物になって葉に蓄えられます。なのでもしも窒素や微量ミネラルが足りないと炭水化物からタンパク質へと合成できなくなります。
ただ水耕栽培では窒素が多すぎるくらいなので、その心配はないと思います。むしろ窒素が残りやすいので作物の味がマズくなったりアクが多く日持ちが悪くなったりすることが多いです。ちょうどいい量のCO2添加は窒素過剰を解消してくれるのでオイシくなるし、とっても意味があると思います。

長日植物と短日植物でも炭酸ガスをあげるタイミングはちょっとちがうそうですよ。長日植物は生長段階がくっきりと分かれていないので、根がしっかりはって肥料をたくさんあげられるようになったらコンスタントにCO2をあげていいそうですが、イチゴなど短日処理で花芽がつくものは、花が見えはじめた「 開花初期 」にあげるのが一番効果があるそうです。

で、カンジンのトレイのお掃除ですが、なかなかきれいになりましたー。

2010年1月5日火曜日

謹賀新年

いよいよ2010年です。
お正月三が日はお天気に恵まれて何よりでした。きれいに雪化粧した富士山のてっぺんが川崎からも見ることができました。
この写真は東名富士川インターのお気に入りスポットから見える富士山です。













横浜市の神社までテクテクと初詣に歩いて出かけることにしました。
なんとラッキーなことに、年明け早々のど根性くんとばったり!!

これはニンジンですね。すばらしい!!
( えー・・・ディルかも? )










お正月は、空がすんでいて空気もきれいで交通量も少なく、ど根性マニアには格好のお散歩日和でした。