2010年1月8日金曜日

大ヒットの水耕システム" AERO GARDEN "

アメリカでミリオンセラーとなった、ホビーグロウ用水耕システムの
" AERO GARDEN 〜エアロ・ガーデン〜 "です。
循環式の水耕システムで、高さを調節できるグロウランプと一体式になってます。
このランプの高さには限界があるので葉もの野菜やハーブ、タイニー・ティムなど矮性のトマトなどを育てるのにぴったりです。
昨年秋から「 エアロガーデン 」でサラダ菜を育てています。ほんとは真夏から幾度となく他の種類のレタスを実生から挑戦しましたが、夏の暑さがたたって失敗をくり返しました。











そのためレタスに対して、すっかり苦手意識が根づきました。家のベランダで放置してるレタスは何ともないのに・・・
このサラダ菜は根ぐされもせず、ここまで育ちました。

あーよかった。

このサラダ菜の根っこの様子です。ふつう水耕栽培では「 根毛 」が出ないといわれています。ちゃあんと、「 根毛 」が発生してます。
「 根毛 」は、リン酸など肥料成分を吸収したり植物ホルモンをつくり出す大切な役割をします。













水耕栽培専用の液体肥料と有機活力剤をあげています。水耕栽培では、無機の肥料( =化学肥料と呼ばれてます )しか意味がないと考えられていました。

でも根っこは、分子の大きい有機成分もちゃんと吸えるし、むしろそっちのほうが好きな場合もあるし、たくさん収穫できるし、なによりも「 水分と肥料が過多でおいしくない・日持ちが悪い 」などの水耕栽培作物のデメリットをカバーできることがわかって、いろいろと常識が変わってきてるんですよ。

「 根毛 」は有機成分があると出るんですが、根っこが水にすっかり浸っている状態では発生しません。このエアロガーデンのように循環型ハイドロ・システムだと培養液につかっていない根っこの部分には「 根毛 」がちゃあんとでるんです。
その辺も考えられてデザインされているとしたら、さすがハイドロポニックス発祥の地、アメリカの大ヒットシリーズだけありますね。
首都圏の各家庭に一台ある勢いで売れたそうです・・・ほんとかどうか、わかりません。