ベランダまでツルが伸びたセンテニアルホップに「毛花」が咲き始めました。
秋に横枝をカットしたセンテニアルの挿し木苗を、その冬のあいだ水耕栽培で太らせて昨年の今頃に地植えしたまま、すっかり忘れていた挿し木苗です。
基本的にホップという植物は、日が短くなると花を咲かせる「短日植物」ですが、ホップは5月頃に初夏の陽気がつづいてツルが2m以上にのびると次第に花を咲かせはじめるようです。短日植物は日の長さよりも、日射しのなかに青い波長がふえてくるとフロリゲンが作られはじめるといいますが、その通りなのかもしれません。短日とは逆に、長い昼で花を咲かせるアブラナ科などの「長日植物」は、日光に赤い光が多い冬に開花が促進されるとも言われています。
センテニアルホップは、カスケードやチヌークよりもかなり早く新芽を出し生長が早かったので、どちらかといえば涼しい気候のほうが好きなんだろうと思います。昨年のセンテニアルは、暑さのピークとなる8月にはあまり花が咲かなくなり、9月すぎから再びツルを伸ばしはじめて花が咲きました。
このホワイトセージたちも挿し木苗で増やしました。
ずっとベランダで育ててます。春から秋までは生い茂った柿の葉っぱたちのせいで、ベランダに日射しは短時間しかあたりませんが、暑さで蒸れるより100倍マシなようです。挿し木にしてから2年目になりました。
それにしても、枝が横にのびます。ほふく性のクリーピングセージが少し入ったホワイトセージかもしれません。
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html
ベランダのブルーベリーたち。左が「ティフブルー」で右が「バルドウィン」の果実です。枝の数がすくないバルドウィンのほうが実のつきが少ないので果実の肥大が早いようです。
枝数がすくないバルドウィン。数少ない実を落とさないように管理したいと思います。
横に長く広く枝がのびたティフブルー。これでもかと花が咲き、80%ほどは結実してくれました。
2013年5月14日火曜日
2013年5月8日水曜日
みかんの花が咲きました。
今年のみかんの木は、3月に布製ポットに植えかえました。みかんの木の剪定や植えかえなどの春支度は関東地方では3月がよいそうです。
初夏の気候となったGW連休中に、暖かさにつられて「みかんの花」がつぎつぎに開花しはじめました。
なかなかの満開ぶりです。元肥には魚や油カスなどの有機肥料にしました。「この花つきのよさは通気性のよい布製ポットと有機活力剤のコンビネーションのなせるワザだ!!!」と鼻高々でしたが・・・畑やハウス栽培のみかんの木では標準的な花つきのようです。
みかんの花の香りをかぐと少しビックリします。ジャスミンやユリのような「いかにもフローラル!」といった香りで、フレッシュな果実の香りとはまるで違います。
とても高価で女性に大人気の精油「ネロリ」は「ビターオレンジの花」から採られますが、みかんの花は「ネロリ」よりもクセがないように感じます。
「びわの花」も、試しに嗅ぐとその香りのよさにかなりビックラさせられるのですが、みかん花の香りにもよく似ています。
「キャラメル・アンティーク」が咲きました。寒さというか管理ベタで多発したブラインドシュートからはまだツボミが上がりませんが、それでもひとつ目の花が開けばうれしいものです。
昨年秋にやってきた「アンブリッジローズ」もひとつめの花が開きました。アンブリッジローズのほうは、ブラインドシュートを摘み取った後、そこから順調にツボミが見え始めています。
室内栽培のトマトたち・・・ひとまずゲンキですが、いよいよ病害虫との勝負のシーズン到来です。室内栽培でも露地栽培でも同じですが、病害虫が発生するときは植物体内で肥料が過剰になってるケースがとても多いです。
室温がグングン上がってくるシーズンなのに、強いランプのままだったりランプの光にトップを近づけすぎたり、室内がカラッカラに乾燥していたり、培養液の水温も高くなるのに濃い肥料の培養液をあげて根っこも傷めてしまった・・・このような、ひとつひとつの小さな要因が重なって、植物体内でチッ素過剰がおこって病気や害虫にやられやすくなります。
初夏の気候となったGW連休中に、暖かさにつられて「みかんの花」がつぎつぎに開花しはじめました。
なかなかの満開ぶりです。元肥には魚や油カスなどの有機肥料にしました。「この花つきのよさは通気性のよい布製ポットと有機活力剤のコンビネーションのなせるワザだ!!!」と鼻高々でしたが・・・畑やハウス栽培のみかんの木では標準的な花つきのようです。
みかんの花の香りをかぐと少しビックリします。ジャスミンやユリのような「いかにもフローラル!」といった香りで、フレッシュな果実の香りとはまるで違います。
とても高価で女性に大人気の精油「ネロリ」は「ビターオレンジの花」から採られますが、みかんの花は「ネロリ」よりもクセがないように感じます。
「びわの花」も、試しに嗅ぐとその香りのよさにかなりビックラさせられるのですが、みかん花の香りにもよく似ています。
「キャラメル・アンティーク」が咲きました。寒さというか管理ベタで多発したブラインドシュートからはまだツボミが上がりませんが、それでもひとつ目の花が開けばうれしいものです。
昨年秋にやってきた「アンブリッジローズ」もひとつめの花が開きました。アンブリッジローズのほうは、ブラインドシュートを摘み取った後、そこから順調にツボミが見え始めています。
室内栽培のトマトたち・・・ひとまずゲンキですが、いよいよ病害虫との勝負のシーズン到来です。室内栽培でも露地栽培でも同じですが、病害虫が発生するときは植物体内で肥料が過剰になってるケースがとても多いです。
室温がグングン上がってくるシーズンなのに、強いランプのままだったりランプの光にトップを近づけすぎたり、室内がカラッカラに乾燥していたり、培養液の水温も高くなるのに濃い肥料の培養液をあげて根っこも傷めてしまった・・・このような、ひとつひとつの小さな要因が重なって、植物体内でチッ素過剰がおこって病気や害虫にやられやすくなります。
2013年4月26日金曜日
満月に小麦の出穂
昨日から、小麦たちが出穂(しゅっすい)しはじめました。お米の穂よりもプックリしてます。今日は満月です。やっぱり月の満ち欠けは、植物の生長に作用しているように思います。
しかし同時に、バラたちにも「オオシロオビクロハバチ」がまたまたタマゴを産みにやってきていました。数日後に幼虫たちが葉っぱを食べはじめるので,要注意です。
ところでこの「秋まき小麦」は、昨年秋からイチゴに発生したアブラムシを食べてくれる天敵農薬「アブラバチ」たちの別荘として・・・つまりバンカープランツとして育てはじたもので、まさか穂が出るとは思ってなかったので、ちっちゃなポットのまま一度も植えかえてあげてません。
ギュウギュウな密植状態ですが、こんなに大きくなりました。
小麦などイネ科の植物、雑草にはアブラムシがつきやすいので、アブラムシにタマゴを産みつけて殺してしまう益虫「アブラバチ」にとってナイスなバンカープラントとなります。ほんの数ミリの黒くてちっちゃな虫がいたら益虫のアブラバチです。
一見「コバエ」にも見える「アブラバチ」ですが、葉っぱのウラに「マミー」がついてるかどうかで判断できます。アブラバチにタマゴを産みつけられて、パンパンに丸くなったアブラムシの「マミー」が葉っぱのウラに引っついてれば、コバエではなくアブラバチってことです。
アブラムシでお困りのおヒトは、そのへんの道ばたでピンピンと生えてて、いかにも猫が好きそうな感じの雑草をチェックしてみて葉っぱに「マミー」がついてたら、自宅のお庭にお持ち帰りするのもナイスかもしれません。
それにしても小麦の出穂を発見したとき、そのようすは「まるで、かぐや姫のようだ!!!」と感じました。
しかし同時に、バラたちにも「オオシロオビクロハバチ」がまたまたタマゴを産みにやってきていました。数日後に幼虫たちが葉っぱを食べはじめるので,要注意です。
ところでこの「秋まき小麦」は、昨年秋からイチゴに発生したアブラムシを食べてくれる天敵農薬「アブラバチ」たちの別荘として・・・つまりバンカープランツとして育てはじたもので、まさか穂が出るとは思ってなかったので、ちっちゃなポットのまま一度も植えかえてあげてません。
ギュウギュウな密植状態ですが、こんなに大きくなりました。
小麦などイネ科の植物、雑草にはアブラムシがつきやすいので、アブラムシにタマゴを産みつけて殺してしまう益虫「アブラバチ」にとってナイスなバンカープラントとなります。ほんの数ミリの黒くてちっちゃな虫がいたら益虫のアブラバチです。
一見「コバエ」にも見える「アブラバチ」ですが、葉っぱのウラに「マミー」がついてるかどうかで判断できます。アブラバチにタマゴを産みつけられて、パンパンに丸くなったアブラムシの「マミー」が葉っぱのウラに引っついてれば、コバエではなくアブラバチってことです。
アブラムシでお困りのおヒトは、そのへんの道ばたでピンピンと生えてて、いかにも猫が好きそうな感じの雑草をチェックしてみて葉っぱに「マミー」がついてたら、自宅のお庭にお持ち帰りするのもナイスかもしれません。
それにしても小麦の出穂を発見したとき、そのようすは「まるで、かぐや姫のようだ!!!」と感じました。
2013年4月24日水曜日
ミス・ミー、ブラインド。
週末は、これでもかと寒さがぶりかえしました。例年なみの暖かさがもどった週明け、道ゆく人々は、晴れやかな表情をしているように見えました。お天気がよい日は、気分もウキウキしますが、冷えこんだ日が続いたあとにポカポカな陽気になると、ウキウキ加減がさらに加速します。お散歩する人々をたくさん見かけました。
いつのまにか、モッコウバラのアーチと化した外階段。モッコウバラは開花のピークです。ウチのモッコウバラの咲き誇るさまを見て,思わずおなじバラをGETしてしまったご近所さんさえ、いらっしゃります。( そのお宅は管理がお上手で、毎年ウチよりも満開になるのです )
長年の雨風でボロボロと崩れゆく屋根と壁の波板も、ボリューミーなバラの花々におおわれる期間だけはまったく目立ちません。ナイスなアラ隠しです!!!
半年ほど前に、顔にバシバシあたるツルを避けながら受けながら、屈強なモッコウバラのツルをなんとか誘引した苦労がむくわれました。
アウトドア栽培の「あかねっ娘」、元気です。今年はでっかい葉っぱが常に4〜5枚になるように葉かきをして、果実に養分をまわすように管理してみようと思います。
ブルーベリーの受粉が、思いのほかウマくいってニンマリです。花が茶色いまま残ってしまうと受粉失敗だと思ってましたが、雌しべが上を向いてきたので多分受粉できてるんだと思います。
いつぞやファーマーズ・マーケットでGETした宮崎産のブルーベリーの夢のようなウマさが忘れられません。不定期なご出店なので、今度いつ食べられるかもわからないし、かといって輸入品を食べる気が二度と起こらないほど、ほんっっっとうにおいしかったので、自分で育てることにしました。 こんな農産物が作れるんだから、ニッポンの農業はまちがいなく世界一です。
一方、週末の寒さで大変な事態が起きたバラたちです。新芽が茶色くいじけて「ブラインド・シュート天国」と化してしまいました。
↓芽かきしたブラインドシュートたち(ブラックティー)。
中央から顔をのぞかせてた新芽の先が茶色く変色してしまってます。ブラインドシュートからは、よいツボミがでないので見つけしだい芽を摘みます。
寒さか、肥料過剰が原因となることが多いそうです。
放置しておけば新芽がのびることも多々あるそうですが、よい花が咲かないんだそうで。その一言でグズグズしてないで芽をつむことにしました。
↓これもブラインドシュートのようですが、摘むべきだったかどうかまだ迷ってます。多分よい花が咲かないんだろうと思わせる貧弱な芽です。まったく同じ状態の芽を残してあるので、今後どうなるか見ていきます。
アンブリッジローズにも、ブラインドシュートっぽい芽が続出です。「 あやしい芽をゼンブ芽かきしたら、トップがなくなっちゃうわよ! 」と、ついボヤキがでるほど、ブラインドシュートがふんだんな状態です。
ピンチしようかどうしようか、とものすごく悩んで残した芽です。いまのところ、伸びてますが、ツボミがつくのか?よい花が咲くのか?観察していこうと思います。
生長展開が早い野菜とか穀類の管理ポイントは、なんとなくわかってきましたが、バラだのミカンだのブルーベリーだの、繊細で気の長い管理が必要な樹木類などは・・・まだまだこれから勉強が必要です。
いつのまにか、モッコウバラのアーチと化した外階段。モッコウバラは開花のピークです。ウチのモッコウバラの咲き誇るさまを見て,思わずおなじバラをGETしてしまったご近所さんさえ、いらっしゃります。( そのお宅は管理がお上手で、毎年ウチよりも満開になるのです )
長年の雨風でボロボロと崩れゆく屋根と壁の波板も、ボリューミーなバラの花々におおわれる期間だけはまったく目立ちません。ナイスなアラ隠しです!!!
半年ほど前に、顔にバシバシあたるツルを避けながら受けながら、屈強なモッコウバラのツルをなんとか誘引した苦労がむくわれました。
アウトドア栽培の「あかねっ娘」、元気です。今年はでっかい葉っぱが常に4〜5枚になるように葉かきをして、果実に養分をまわすように管理してみようと思います。
ブルーベリーの受粉が、思いのほかウマくいってニンマリです。花が茶色いまま残ってしまうと受粉失敗だと思ってましたが、雌しべが上を向いてきたので多分受粉できてるんだと思います。
いつぞやファーマーズ・マーケットでGETした宮崎産のブルーベリーの夢のようなウマさが忘れられません。不定期なご出店なので、今度いつ食べられるかもわからないし、かといって輸入品を食べる気が二度と起こらないほど、ほんっっっとうにおいしかったので、自分で育てることにしました。 こんな農産物が作れるんだから、ニッポンの農業はまちがいなく世界一です。
一方、週末の寒さで大変な事態が起きたバラたちです。新芽が茶色くいじけて「ブラインド・シュート天国」と化してしまいました。
↓芽かきしたブラインドシュートたち(ブラックティー)。
中央から顔をのぞかせてた新芽の先が茶色く変色してしまってます。ブラインドシュートからは、よいツボミがでないので見つけしだい芽を摘みます。
寒さか、肥料過剰が原因となることが多いそうです。
放置しておけば新芽がのびることも多々あるそうですが、よい花が咲かないんだそうで。その一言でグズグズしてないで芽をつむことにしました。
↓これもブラインドシュートのようですが、摘むべきだったかどうかまだ迷ってます。多分よい花が咲かないんだろうと思わせる貧弱な芽です。まったく同じ状態の芽を残してあるので、今後どうなるか見ていきます。
アンブリッジローズにも、ブラインドシュートっぽい芽が続出です。「 あやしい芽をゼンブ芽かきしたら、トップがなくなっちゃうわよ! 」と、ついボヤキがでるほど、ブラインドシュートがふんだんな状態です。
ピンチしようかどうしようか、とものすごく悩んで残した芽です。いまのところ、伸びてますが、ツボミがつくのか?よい花が咲くのか?観察していこうと思います。
生長展開が早い野菜とか穀類の管理ポイントは、なんとなくわかってきましたが、バラだのミカンだのブルーベリーだの、繊細で気の長い管理が必要な樹木類などは・・・まだまだこれから勉強が必要です。
2013年4月19日金曜日
いろんな挿し木が発根、そして50℃温水駆除。
にっくき「サビダニ」にやられた秋冬トマトのリベンジに、新たに栽培をスタートさせた「千果」は、いまのところとっても元気です。
夏になると、いつ枯れ腐ってしまうか不安な「ホワイト・セージ」。念のため,今のうちに挿し木をとることにしました。
そして発根しました。挿し木取り成功です。
毎年春に大量にでてくるカスケードホップの「新芽」。そのまま残してしまうと大変なことになります。なので、よぶんな新芽を「芽欠き」せねばならんのですが、新芽で挿し木ができるような気がして、試しに欠いた新芽を何本かココ培地に挿してみました。
2週間ほどすると芽かきした新芽から根っこが発根しました。やってみるもんですね。
発根するまで、日々炭酸水をスプレーしたり、週に一度うっす〜い肥料の培養液をあげたりしてました。
ちなみに、挿し木取りにつかったココ培地には、挿し木をスタートさせた時から「バグ・フロスタ」を撒いたので、モワモワとした白い菌糸のなかに挿し木があったわけですが、ホップ,トマトの挿し木で問題は起こりませんでした。(短すぎる新芽と弱々しかった枝は、バグ・フロスタを撒いても撒かなくてもダメになりました。)
ところで・・・
先週の水曜日4月10日は「新月」でした。地球上の生物は「満月」に産卵や出産のピークが来る,と言われてますが、種族保存本能が働くので「満月」とは真逆に、月がすっかり隠れて暗い夜になる「新月」に産卵や出産をする個体も必ずいるそうです。
そうやって産卵や出産時期のピークをずらすことで、病気や災害で全部がやられてしまわないようにしてるんだそうで。
ということで、「先週の新月には、ぜっっったい害虫たちもタマゴを産みつけてるはず!!!」という思惑が見事にあたりました。
去年の年末に私のモトに来てから、大事に大事に大事に大事に育ててきた「アンブリッジローズ」です。
葉っぱにちいさなプツプツした穴が!!! 「オオシロオビクロハバチ」の幼虫がタマゴから孵って葉っぱを食べはじめたサインです。
「キャラメルアンティーク」というバラです。とっても丈夫で育てやすいです。このバラにも「オオシロオビクロハバチ」がではじめたサインがみつかりました。
ポツポツポツポツポツポツ・・・と葉脈に葉脈にそって茶色く穴があいてます。
無農薬栽培が難しいといわれるバラでも、植木鉢や培養土を工夫したりpH値を整えたり、肥料や活力剤で丈夫に育てていれば、カビなどの病気はほぼ100%防ぐことができるか,大事にはいたりません。しかし葉っぱや花を食害する害虫は、なかなかふせぐことができずにいました。
ということで、さっそく50℃温水で害虫駆除に挑戦してみました・・・
〜 室内栽培 〜 病害虫にも50℃温水マジック!?http://desktopfarmer.blogspot.jp/2012/11/50.html
おかげさまで翌日には害虫のお子サマたちは、キレイさっぱりと、いなくなりました!!! めでたしめでたし。
勢いよく水をスプレーできる「加圧ポンプ式散布スプレー」に56℃くらいのお湯を入れて、バラの苗の上部から葉っぱの裏面にスプレーしてみました。
温水をスプレーされた幼虫は,熱さでポタポタと下に落ちるので、上から下へスプレーしていったほうが効果的だと思いました。
56℃という温度は植物にとって少し熱めで、限界ギリギリなんですが、水をスプレーすると外気と混ざり水温が下がってしまうので、56℃くらいにしておくと葉面に届くとき,ちょうどよい水温になります。葉っぱにスプレーする前には、念のため手にスプレーしてみて、ちょっと熱いけどガマンできる水温がイチバン幼虫がポタポタと落ちました。
もし試される場合は、いつまでも葉っぱが濡れていたり、暑さでムレてしまうと病気が出やすくなるので、なるべく涼しい時間か,風通しのよい場所で温水スプレーをしたほうがよいと思います。あと,農薬ではないので駆除する効果は持続しません。なるべく害虫が出はじめたサインを見逃さず、被害が広がらないうちに50℃温水スプレーすると、ベストだと思います。また、温水をあてる時間の限界は一カ所につき2分までが限度で、葉っぱにふれて効果がある水温は45℃以上55℃以下となっています。
食害する幼虫駆除のほかにも、ウドン粉病や炭疽病などの防除に大きな効果があるそうですが、昨年試した結果では、バラの黒点病にはあまりよい結果は出ませんでした。しかし、あくまでも防除のために週に一度ほど50℃温水スプレーをするのは、よいアイデアかもしれません。
室内栽培のアブラムシ対策にGETした「アブラバチ」。屋外栽培のバラの葉っぱにも、ちゃんと移住してくれていました。
夏になると、いつ枯れ腐ってしまうか不安な「ホワイト・セージ」。念のため,今のうちに挿し木をとることにしました。
そして発根しました。挿し木取り成功です。
毎年春に大量にでてくるカスケードホップの「新芽」。そのまま残してしまうと大変なことになります。なので、よぶんな新芽を「芽欠き」せねばならんのですが、新芽で挿し木ができるような気がして、試しに欠いた新芽を何本かココ培地に挿してみました。
2週間ほどすると芽かきした新芽から根っこが発根しました。やってみるもんですね。
発根するまで、日々炭酸水をスプレーしたり、週に一度うっす〜い肥料の培養液をあげたりしてました。
ちなみに、挿し木取りにつかったココ培地には、挿し木をスタートさせた時から「バグ・フロスタ」を撒いたので、モワモワとした白い菌糸のなかに挿し木があったわけですが、ホップ,トマトの挿し木で問題は起こりませんでした。(短すぎる新芽と弱々しかった枝は、バグ・フロスタを撒いても撒かなくてもダメになりました。)
ところで・・・
先週の水曜日4月10日は「新月」でした。地球上の生物は「満月」に産卵や出産のピークが来る,と言われてますが、種族保存本能が働くので「満月」とは真逆に、月がすっかり隠れて暗い夜になる「新月」に産卵や出産をする個体も必ずいるそうです。
そうやって産卵や出産時期のピークをずらすことで、病気や災害で全部がやられてしまわないようにしてるんだそうで。
ということで、「先週の新月には、ぜっっったい害虫たちもタマゴを産みつけてるはず!!!」という思惑が見事にあたりました。
去年の年末に私のモトに来てから、大事に大事に大事に大事に育ててきた「アンブリッジローズ」です。
葉っぱにちいさなプツプツした穴が!!! 「オオシロオビクロハバチ」の幼虫がタマゴから孵って葉っぱを食べはじめたサインです。
「キャラメルアンティーク」というバラです。とっても丈夫で育てやすいです。このバラにも「オオシロオビクロハバチ」がではじめたサインがみつかりました。
ポツポツポツポツポツポツ・・・と葉脈に葉脈にそって茶色く穴があいてます。
無農薬栽培が難しいといわれるバラでも、植木鉢や培養土を工夫したりpH値を整えたり、肥料や活力剤で丈夫に育てていれば、カビなどの病気はほぼ100%防ぐことができるか,大事にはいたりません。しかし葉っぱや花を食害する害虫は、なかなかふせぐことができずにいました。
ということで、さっそく50℃温水で害虫駆除に挑戦してみました・・・
〜 室内栽培 〜 病害虫にも50℃温水マジック!?http://desktopfarmer.blogspot.jp/2012/11/50.html
おかげさまで翌日には害虫のお子サマたちは、キレイさっぱりと、いなくなりました!!! めでたしめでたし。
勢いよく水をスプレーできる「加圧ポンプ式散布スプレー」に56℃くらいのお湯を入れて、バラの苗の上部から葉っぱの裏面にスプレーしてみました。
温水をスプレーされた幼虫は,熱さでポタポタと下に落ちるので、上から下へスプレーしていったほうが効果的だと思いました。
56℃という温度は植物にとって少し熱めで、限界ギリギリなんですが、水をスプレーすると外気と混ざり水温が下がってしまうので、56℃くらいにしておくと葉面に届くとき,ちょうどよい水温になります。葉っぱにスプレーする前には、念のため手にスプレーしてみて、ちょっと熱いけどガマンできる水温がイチバン幼虫がポタポタと落ちました。
もし試される場合は、いつまでも葉っぱが濡れていたり、暑さでムレてしまうと病気が出やすくなるので、なるべく涼しい時間か,風通しのよい場所で温水スプレーをしたほうがよいと思います。あと,農薬ではないので駆除する効果は持続しません。なるべく害虫が出はじめたサインを見逃さず、被害が広がらないうちに50℃温水スプレーすると、ベストだと思います。また、温水をあてる時間の限界は一カ所につき2分までが限度で、葉っぱにふれて効果がある水温は45℃以上55℃以下となっています。
食害する幼虫駆除のほかにも、ウドン粉病や炭疽病などの防除に大きな効果があるそうですが、昨年試した結果では、バラの黒点病にはあまりよい結果は出ませんでした。しかし、あくまでも防除のために週に一度ほど50℃温水スプレーをするのは、よいアイデアかもしれません。
室内栽培のアブラムシ対策にGETした「アブラバチ」。屋外栽培のバラの葉っぱにも、ちゃんと移住してくれていました。
2013年4月15日月曜日
モッコウバラとブルーベリーの受粉
先週は、空一面が満開の八重桜におおわれ、現在は路上が桜の花びらで絨毯ができています。なんと贅沢な気分にひたれる季節でしょう!!!
八重桜は、「里桜」ともよばれるそうです。
我が家の「モッコウバラ」、ただいま7分咲きといったところです。
今年はよく咲きそうです。
日がよく当たる壁面から、フサフサと花が広がります。
「アシブトハナアブ」というアブだそうです。花を育てていなければ、蜜を吸いにきてくれる虫たちそれぞれに、ちゃんと名前があることすら知らなかったんじゃないかと思います。
ベランダで育てている「ブルーベリー」です。「ティフ・ブルー」を2株GETしたあと、受粉用に「バルドウィン」をGETしました。どちらの品種も育てはじめて1年足らずなので何とも言えませんが、ティフブルーのほうが枝が横に広く伸び、収穫量は多くなりそうです。
ティフ・ブルーもバルドウィンも花がたくさん咲きましたが、日当りがあまりよくないので、ちゃんと実がなるかハラハラしていましたが「養分と酸素が足りてれば、多分ちゃんと実がなるだろう」と思っています。
昨年の夏から秋にかけて、弱酸性に調整したポッティング・ミックス培土と、エアロポットに植え込みました。肥料は水耕栽培用の水溶性肥料と有機活力剤を培養液をあげています。
ゆっくりと効く緩行性の固形肥料や根酸で溶かして吸わせるク溶性肥料と比べると、水耕栽培用の液体肥料はお値段が少々お高めにはなりますが、pH値をベストな範囲に管理しやすくパーフェクトな肥料配合になっていて即効性が高いので、果実や野菜などの成りもの栽培では確実に収穫量が多くなり味も相当オイシくなる、しかもチョ〜安心、新鮮な果実が食べられるので、結果的には相当なアドバンテージがあります。(栽培スキルにより差がありますが・・・)
花が咲きはじめてから、週に一度「PK肥料」を2000倍にして午前中に葉面スプレーしています。
受粉に成功したブルーベリーの花は、雌しべだけが残って、その後は雌しべが上を向いてくるそうです。
植物は(とくに果実がなるもの)、花が咲きはじめると「P=リン酸」と「K=カリウム」の要求量が増えます。「PK肥料」は、水やりでもいいんですが、葉っぱにスプレーして与えると、エネルギーが必要な場所にショートカットでスピーディーに供給できるので、即効性があって、着果率が上がります。
※ちなみに、PK肥料をはじめ有機活力剤の葉面スプレーは、葉っぱに水分量が多くなっている明け方か、日が沈む夕方がもっとも吸収性が高くて,ベストなタイミングです。しかし、スプレーする肥料や活力剤の濃度が濃すぎると、花がいじけてダメになってしまうこともあります。
左側の雌しべだけが残って白い花が落ちたものは、きちんと受粉できたようです。右側の花びらが茶色く残ってしまった花は、受粉に失敗したサインのようです。
手前の茶色い花は、結実失敗! その奥で雌しべだけになった花は、このあと上を向いてくれば結実に成功のようです。茶色くなってしまった花を指でつまんでみると、雌しべもポロッと落ちてしまいます。
ティフブルー開花後から、バルドウィンの花が開くまで一週間以上かかったので、そうとう気をもんでいましたが、ティフブルーは受粉した花が多く見られるようになってきました。ちなみに、人工的な受粉作業は全くしていません。
植物が花を咲かせる時は、「生命の危機を感じて次の世代を残さなくては!!! と感じたとき」ともいわれますが、オイシい果実をたくさん、たくさん、たくさん実らせたいなら、やっぱり基本は、「肥料、酸素、水」をたくさん吸えて健康な植物に育てることだと思います。
八重桜は、「里桜」ともよばれるそうです。
我が家の「モッコウバラ」、ただいま7分咲きといったところです。
今年はよく咲きそうです。
日がよく当たる壁面から、フサフサと花が広がります。
「アシブトハナアブ」というアブだそうです。花を育てていなければ、蜜を吸いにきてくれる虫たちそれぞれに、ちゃんと名前があることすら知らなかったんじゃないかと思います。
ベランダで育てている「ブルーベリー」です。「ティフ・ブルー」を2株GETしたあと、受粉用に「バルドウィン」をGETしました。どちらの品種も育てはじめて1年足らずなので何とも言えませんが、ティフブルーのほうが枝が横に広く伸び、収穫量は多くなりそうです。
ティフ・ブルーもバルドウィンも花がたくさん咲きましたが、日当りがあまりよくないので、ちゃんと実がなるかハラハラしていましたが「養分と酸素が足りてれば、多分ちゃんと実がなるだろう」と思っています。
昨年の夏から秋にかけて、弱酸性に調整したポッティング・ミックス培土と、エアロポットに植え込みました。肥料は水耕栽培用の水溶性肥料と有機活力剤を培養液をあげています。
ゆっくりと効く緩行性の固形肥料や根酸で溶かして吸わせるク溶性肥料と比べると、水耕栽培用の液体肥料はお値段が少々お高めにはなりますが、pH値をベストな範囲に管理しやすくパーフェクトな肥料配合になっていて即効性が高いので、果実や野菜などの成りもの栽培では確実に収穫量が多くなり味も相当オイシくなる、しかもチョ〜安心、新鮮な果実が食べられるので、結果的には相当なアドバンテージがあります。(栽培スキルにより差がありますが・・・)
花が咲きはじめてから、週に一度「PK肥料」を2000倍にして午前中に葉面スプレーしています。
受粉に成功したブルーベリーの花は、雌しべだけが残って、その後は雌しべが上を向いてくるそうです。
植物は(とくに果実がなるもの)、花が咲きはじめると「P=リン酸」と「K=カリウム」の要求量が増えます。「PK肥料」は、水やりでもいいんですが、葉っぱにスプレーして与えると、エネルギーが必要な場所にショートカットでスピーディーに供給できるので、即効性があって、着果率が上がります。
※ちなみに、PK肥料をはじめ有機活力剤の葉面スプレーは、葉っぱに水分量が多くなっている明け方か、日が沈む夕方がもっとも吸収性が高くて,ベストなタイミングです。しかし、スプレーする肥料や活力剤の濃度が濃すぎると、花がいじけてダメになってしまうこともあります。
左側の雌しべだけが残って白い花が落ちたものは、きちんと受粉できたようです。右側の花びらが茶色く残ってしまった花は、受粉に失敗したサインのようです。
手前の茶色い花は、結実失敗! その奥で雌しべだけになった花は、このあと上を向いてくれば結実に成功のようです。茶色くなってしまった花を指でつまんでみると、雌しべもポロッと落ちてしまいます。
ティフブルー開花後から、バルドウィンの花が開くまで一週間以上かかったので、そうとう気をもんでいましたが、ティフブルーは受粉した花が多く見られるようになってきました。ちなみに、人工的な受粉作業は全くしていません。
植物が花を咲かせる時は、「生命の危機を感じて次の世代を残さなくては!!! と感じたとき」ともいわれますが、オイシい果実をたくさん、たくさん、たくさん実らせたいなら、やっぱり基本は、「肥料、酸素、水」をたくさん吸えて健康な植物に育てることだと思います。
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