神奈川県の三浦半島にある「横須賀」は、古くは「黒船ペリーの来航」でも有名で、東京湾の入り口を守る「海軍のまち」として長い歴史を持ちます。
江戸時代からすでにインターナショナルだった横須賀ですが、アメリカ海軍の横須賀基地のほどちかくにある繁華街「どぶ板通り」は、ヨコスカ・ベースと昭和の日本文化がごちゃ混ぜになった独特の結界があり、いついっても「日本語? 英語? どっちのほうが通じるんだろう?」と一瞬ためらってしまいます。
先日、横須賀駅前でお祭りがあり、まったりとした空気ただよう週末の「どぶ板通り」は、ますますカオスな世界に・・・
「ヨコスカジャンパー」、略して「スカジャン」の看板がそこかしこに・・・夏はアロハ、冬はスカジャン、これこそ「どぶ板通り」の定番ファッションアイテムです・・・米兵さんには、やはり「和彫りタトゥープリント」が人気な様子。
どぶ板通りで、「ヨコスカネイビーバーガー」か「よこすか海軍カレー」で腹ごしらえをしたら、今度は我が日本国の海上自衛隊施設のほどちかくにある「長井海の手公園 ソレイユの丘」で南仏プロヴァンス風のカゼに吹かれてピクニックです。
「ソレイユの丘」では、現在ポピーの開花がマックスになっていて、それはそれは見応えがあります。
↑ちなみに、咲き乱れるポピーの背景に写りこんでいる巨大なアンテナは、なにげに国際刑事警察機構「ICPO=インターポール」の短波受信アンテナ!!!だそうで・・・ディープ・ヨコスカ。
ソレイユの丘のアイドル? ミニぶたの「かいくん」。名前をよぶと「まずはエサをもってきなさい」という意図の返事をするか、ゴロンとねっころがって「腹をナデたまえ」と要求されます。(無礼に手を出すと噛まれます)
指でさわってるのに、おかまいなしに蜜を探しつづけるミツバチたち・・・
「ハンノキ」に実がなっていました。ということで、海軍のまちとして長い歴史をもつ「横須賀半島」は、いろんな意味で非日常を味わえて、「デイ・トリップ/日帰り旅行」にぴったりなスポットです。
2013年5月27日月曜日
2013年5月24日金曜日
青い季節と、ホップの開花
5月になってから、カスケードホップは急に生長しはじめ、3メートルほどの高さにまで伸びていました。
イチバン奥のツルがカスケードホップ、まん中がセンテニアル・ホップ、手前の小さなヤツがチヌーク・ホップです。
固形の有機肥料をたくさんあげすぎて、チヌーク・ホップはやや肥料焼けを起こしました。葉のフチが黄色く焼けてきた時点で、土壌のpH値を計ってみるとアルカリ性に傾きすぎていたので、根元のまわりの土を入れかえてから弱酸性にした水でジャージャーと洗い流しましたが、その後2週間ほどは変化がみられず、生長ストップ。週末の雨でやっと新芽が伸びてきました。
春になってから、新芽の生長がイチバン早かったセンテニアル・ホップです。このホップは、ウチで育てているホップのマザープラント(親株)ですが、ウチのほうのは葉っぱが人の顔ほどにもデカクなっています。
↓ウチで育てているセンテニアルホップです。葉っぱが異常にデッカく育ちました。ヤツデの葉っぱかと思うほどの大きさです。

このホップを地植えしたすぐ近くに,野菜クズなどを処理するためのミミズコンポストが置いてあります。そのため養分、水分、そして落ち葉などの腐植質がものすごく豊富にある土になっているため、葉っぱが巨大化したようです。しかし、常にシットリと湿った土のため,水やりはしていません。
本来ホップは、砂質土など水はけのよい土壌が適した植物ですが、水分、養分、腐植質がたっぷりある土壌では、根っこが太くながく伸びやすくなるので、シュートもたくさんでで早く大きく育つようです。ただし、このような土壌環境でホップを育てる場合は、葉っぱが萎れないかぎり、水やりをガマンしたほうがよいかと思います。
ちなみに日本の蒸し暑い夏でも、水やりさえウマく管理できればホップはちゃんと育ちます。うまく育たない場合は、水を与えすぎて根っこが伸びなくなってたり、蒸れて傷んだりしているのではないでしょうか?
「 早く大きく育ってほしい! 」と強く思うほど、ヒンパンに水をあげたくなりますが、ホップをはじめ多くの植物は、土がちょっと乾いてきたタイミングで根っこがイチバン伸びるので、葉っぱがやや萎れるまで水やりを控えたほうが活着がよくなりますし、気温が高くなれば数日で1〜2メートルは平気でのびます。
なので、ホップの苗をグリーンカーテンにする場合,植え込んだ時にたっぷりと水をあげたら、次の水やりは葉っぱがしおれ気味になるまでガマンします。しおれる前に、水やりしすぎると、ヘロヘロとした2〜3mmほどの細さのツルしか伸びなくなります。
↓5mm以上の太さがあるツルがでてくるようになれば、葉っぱが手のひらほどになり、大きな花が、たくさんつきます。
ホップを地植えにするにしても、プランターで育てるにしても、土の表面にマルチングすることをおススメします。マルチング材は腐葉土やバーク材などの有機質のものが無難です。
しかし、尿素や油かすなど有機肥料をホップの肥料にする場合、土が酸欠になるとアンモニア態窒素やアンモニアガスの障害が出やすくなるので(↑まさに一番上の写真です。)、有機酸をたくさん含むピートモスや、空気をたくさん含めるココ培地などをマルチング材にするとGoodかと思います。
固形や粉末の化学肥料は、土が徐々に酸性へ傾くので、アルカリ性のモミガラくん炭や完熟堆肥を腐葉土にまぜてマルチング材にして、その上から化学肥料を追肥していくと、すべての肥料成分がまんべんなく吸収されやすくなります。
水耕栽培用の肥料を土壌栽培に使う場合は、土壌のpH値が5.8〜6.8の範囲になるように培養液を与えます。
どんな肥料を使うにしても、水やりしてから30分くらい経った時の根っこの深さの土のpH値が6.8くらいなら問題は起きないと思いますが、もしpH値が酸性になりすぎていれば、モミガラくん炭(主にカリウムとケイ酸)、カキガラ石灰(主に炭酸カルシウム)などをマルチング材に混ぜ込めば、pH値を改良するだけでなく病気にも強くなります。
一方、土のpH値が上がりすぎていれば、pH値を5.5ほどにした水をタップリと含ませるか、成分無調整のピートモス(pH3ほど)をマルチング材に多めに混ぜ込んでもOKです。
一週間で2メートルのびたカスケード・ホップの根元です。左側のポットは40cmほどの高さです。
根茎からスタートしたホップは、1年目でも7メートルくらいは余裕で伸びるそうです・・・わずかな根っこの切れ端だけでオニのように伸びるとは、ドクダミなみの生命力です。しかし、挿し木苗のホップだと本格的な収穫は2年以降となることが多いです。(管理次第ではありますが)
カスケードホップのひとつのツルにはもう「毛花」が出はじめていました。
根元からだいたい1.5メートルのびた所で展開した葉っぱの付け根から左右対称に「毛花」が出はじめています。
毛花が咲き始めたツルのトップ(茎頂部)です。一定の間隔で主茎からペアの葉っぱが展開し、葉っぱの付け根から毛花が咲き始めていますが、すべてのツルがそうではありません。
↓今シーズンに、もっとも早く出て伸びた新芽のツルは、どの葉っぱの付け根からも「横枝」しかのびていません・・・が!!!
根元から1.5メートルほどの位置では、葉っぱの付け根から出た「横枝」から、「毛花」が咲き始めています。
↑のアップです。先端にヒゲのような雌しべが見えたら「毛花」で、ヒゲが見当たらなかったら「横枝」です。このようにホップの花は、新たに伸びたツルにしか咲きません。
なので、低い位置で花を咲かせつづけたい場合は、手に負えなくなった高さでツルを切るか、えんえんと横方向へと誘引するしかありません。そして新しい横枝か、根元から登ってくる新しいツルを活かして花を咲かせるということになります。
(苗が一年目だったり、ツルが数本しか出てこないうちは、横方向に誘引がおススメです。)
ということで、いちばん早くのびた新芽のツルたちは、天に向かってひたすら伸びる「生長期型」の生長傾向が強く、5月になってからやっと伸びはじめたツルは、すぐに花を咲かせる「開花期型」の生長傾向が強かったのですが、それには太陽光に含まれる波長の変化にも大きな理由があるのでは ? ? ? と思っています。
5月になると,そこかしこで「 紫外線が増える季節です。そろそろUV対策をはじめましょう!!! 」という紫外線警報をよく耳にするようになります。「5月には、太陽光のなかに紫外線UV-AとUV-Bが急に増えるから、UV対策をしないと肌や髪がダメージを受けますよ」ということは,多くの人がすでに知ってることだと思います。
ところで、波長が短い紫外線が増えるのだから、その近くにある青色の光も同じようにふえるわけで、反対に長い波長の赤色の光が弱まります・・・ってことは、多くの人が「5月は、風と青空がサワヤカだ!」と感じるのは、「紫外線と青い光が増えてるから! 」なんでしょうか???
んで、この紫外線〜青色の短い波長の光(290nm〜480nm)とは、夏を中心に繁殖する夏野菜や短日植物の茎の伸長や、開花を促進する結果がでています。(秋から冬にかけて育つ植物では、逆の効果がでています。)
イチバン奥のツルがカスケードホップ、まん中がセンテニアル・ホップ、手前の小さなヤツがチヌーク・ホップです。
固形の有機肥料をたくさんあげすぎて、チヌーク・ホップはやや肥料焼けを起こしました。葉のフチが黄色く焼けてきた時点で、土壌のpH値を計ってみるとアルカリ性に傾きすぎていたので、根元のまわりの土を入れかえてから弱酸性にした水でジャージャーと洗い流しましたが、その後2週間ほどは変化がみられず、生長ストップ。週末の雨でやっと新芽が伸びてきました。
春になってから、新芽の生長がイチバン早かったセンテニアル・ホップです。このホップは、ウチで育てているホップのマザープラント(親株)ですが、ウチのほうのは葉っぱが人の顔ほどにもデカクなっています。
↓ウチで育てているセンテニアルホップです。葉っぱが異常にデッカく育ちました。ヤツデの葉っぱかと思うほどの大きさです。

このホップを地植えしたすぐ近くに,野菜クズなどを処理するためのミミズコンポストが置いてあります。そのため養分、水分、そして落ち葉などの腐植質がものすごく豊富にある土になっているため、葉っぱが巨大化したようです。しかし、常にシットリと湿った土のため,水やりはしていません。
本来ホップは、砂質土など水はけのよい土壌が適した植物ですが、水分、養分、腐植質がたっぷりある土壌では、根っこが太くながく伸びやすくなるので、シュートもたくさんでで早く大きく育つようです。ただし、このような土壌環境でホップを育てる場合は、葉っぱが萎れないかぎり、水やりをガマンしたほうがよいかと思います。
ちなみに日本の蒸し暑い夏でも、水やりさえウマく管理できればホップはちゃんと育ちます。うまく育たない場合は、水を与えすぎて根っこが伸びなくなってたり、蒸れて傷んだりしているのではないでしょうか?
「 早く大きく育ってほしい! 」と強く思うほど、ヒンパンに水をあげたくなりますが、ホップをはじめ多くの植物は、土がちょっと乾いてきたタイミングで根っこがイチバン伸びるので、葉っぱがやや萎れるまで水やりを控えたほうが活着がよくなりますし、気温が高くなれば数日で1〜2メートルは平気でのびます。
↓5mm以上の太さがあるツルがでてくるようになれば、葉っぱが手のひらほどになり、大きな花が、たくさんつきます。
ホップを地植えにするにしても、プランターで育てるにしても、土の表面にマルチングすることをおススメします。マルチング材は腐葉土やバーク材などの有機質のものが無難です。
しかし、尿素や油かすなど有機肥料をホップの肥料にする場合、土が酸欠になるとアンモニア態窒素やアンモニアガスの障害が出やすくなるので(↑まさに一番上の写真です。)、有機酸をたくさん含むピートモスや、空気をたくさん含めるココ培地などをマルチング材にするとGoodかと思います。
固形や粉末の化学肥料は、土が徐々に酸性へ傾くので、アルカリ性のモミガラくん炭や完熟堆肥を腐葉土にまぜてマルチング材にして、その上から化学肥料を追肥していくと、すべての肥料成分がまんべんなく吸収されやすくなります。
水耕栽培用の肥料を土壌栽培に使う場合は、土壌のpH値が5.8〜6.8の範囲になるように培養液を与えます。
どんな肥料を使うにしても、水やりしてから30分くらい経った時の根っこの深さの土のpH値が6.8くらいなら問題は起きないと思いますが、もしpH値が酸性になりすぎていれば、モミガラくん炭(主にカリウムとケイ酸)、カキガラ石灰(主に炭酸カルシウム)などをマルチング材に混ぜ込めば、pH値を改良するだけでなく病気にも強くなります。
一方、土のpH値が上がりすぎていれば、pH値を5.5ほどにした水をタップリと含ませるか、成分無調整のピートモス(pH3ほど)をマルチング材に多めに混ぜ込んでもOKです。
一週間で2メートルのびたカスケード・ホップの根元です。左側のポットは40cmほどの高さです。
根茎からスタートしたホップは、1年目でも7メートルくらいは余裕で伸びるそうです・・・わずかな根っこの切れ端だけでオニのように伸びるとは、ドクダミなみの生命力です。しかし、挿し木苗のホップだと本格的な収穫は2年以降となることが多いです。(管理次第ではありますが)
カスケードホップのひとつのツルにはもう「毛花」が出はじめていました。
根元からだいたい1.5メートルのびた所で展開した葉っぱの付け根から左右対称に「毛花」が出はじめています。
毛花が咲き始めたツルのトップ(茎頂部)です。一定の間隔で主茎からペアの葉っぱが展開し、葉っぱの付け根から毛花が咲き始めていますが、すべてのツルがそうではありません。
↓右側が「毛花」が咲き始めたツルです。このツルに展開した葉っぱの付け根からは、すべて「毛花」だけです。「横枝」はでてきません。
↓左側のツルでは、葉っぱの付け根から発生しているのは「横枝」です。「毛花」ではありません。↓今シーズンに、もっとも早く出て伸びた新芽のツルは、どの葉っぱの付け根からも「横枝」しかのびていません・・・が!!!
根元から1.5メートルほどの位置では、葉っぱの付け根から出た「横枝」から、「毛花」が咲き始めています。
↑のアップです。先端にヒゲのような雌しべが見えたら「毛花」で、ヒゲが見当たらなかったら「横枝」です。このようにホップの花は、新たに伸びたツルにしか咲きません。
なので、低い位置で花を咲かせつづけたい場合は、手に負えなくなった高さでツルを切るか、えんえんと横方向へと誘引するしかありません。そして新しい横枝か、根元から登ってくる新しいツルを活かして花を咲かせるということになります。
(苗が一年目だったり、ツルが数本しか出てこないうちは、横方向に誘引がおススメです。)
ということで、いちばん早くのびた新芽のツルたちは、天に向かってひたすら伸びる「生長期型」の生長傾向が強く、5月になってからやっと伸びはじめたツルは、すぐに花を咲かせる「開花期型」の生長傾向が強かったのですが、それには太陽光に含まれる波長の変化にも大きな理由があるのでは ? ? ? と思っています。
5月になると,そこかしこで「 紫外線が増える季節です。そろそろUV対策をはじめましょう!!! 」という紫外線警報をよく耳にするようになります。「5月には、太陽光のなかに紫外線UV-AとUV-Bが急に増えるから、UV対策をしないと肌や髪がダメージを受けますよ」ということは,多くの人がすでに知ってることだと思います。
ところで、波長が短い紫外線が増えるのだから、その近くにある青色の光も同じようにふえるわけで、反対に長い波長の赤色の光が弱まります・・・ってことは、多くの人が「5月は、風と青空がサワヤカだ!」と感じるのは、「紫外線と青い光が増えてるから! 」なんでしょうか???
んで、この紫外線〜青色の短い波長の光(290nm〜480nm)とは、夏を中心に繁殖する夏野菜や短日植物の茎の伸長や、開花を促進する結果がでています。(秋から冬にかけて育つ植物では、逆の効果がでています。)
2013年5月20日月曜日
バラとのび太と岡本太郎
今年も、「生田緑地ばら苑」の開苑期間となりました。
初夏を思わせるような暑さとなったゴールデンウィーク中にピークを迎えてしまったバラも少なくなかったようですが、右を見ても左を見ても満開のバラに囲まれていると、まるで天国に来てしまったかのような気分になります。
雲が多かったこの日は日射しがやわらかく、赤いバラがひときわ鮮やかに見えました。
お天気によって「うわぁ、キレイな色〜!!!」「この色のバラもいいなぁ!!!」と感じるバラが変わるのかもしれません。
オレンジやピンクが少し入った、やわらかな白いバラも、ギラギラとした日射しよりも曇りの日に、クラシカルな雰囲気が引き立つと思います・・・というか、これだけの花数を我が家でも咲かせることができたとしたら、もうそれだけで大感激の大満足です。
水が好きなわりに、葉っぱが濡れるとカビ病がつきやすいバラには、土の保水性を保ちつつ葉っぱをカビ菌から守ってくれる「マルチング(バーク、腐葉土、専用シートなどで根まわりの表土をおおうこと)」が欠かせないかと思いますが、なんともかわいいマルチング材をめっけました・・・松ぼっくりです!!!
↑松ぼっくりのマルチングは、見た目もかわいいし、バークや腐葉土みたいに強風でヘロヘロと飛ばされて、いつのまにか消えていたり・・・ということもなさそうです。しかも松ぼっくりの構造は、保水性も通気性もヨサゲで、好気性の有用菌もふえそうですねぇ。
ちなみに、このばら苑がある「生田緑地」には、入館前の期待感をかるく上回るディープな世界が広がる「川崎市岡本太郎美術館」があったり、いつ通りかかっても長蛇の列ができている「藤子・F・不二雄ミュージアム」もお隣にあります。
歩いてたどり着ける小田急or南武線登戸駅前には、おいしいラーメン屋さんもたくさんあるし、日本のクラフトビールブームに多大なる貢献をなすってこられた「クラフトビア・ムーンライト」もあります。酵母が生きてる非加熱処理のゴクうまクラフトビールが、ワングラス300円から飲めてしまうココロにもおサイフにもありがたいパブレストランです。
初夏を思わせるような暑さとなったゴールデンウィーク中にピークを迎えてしまったバラも少なくなかったようですが、右を見ても左を見ても満開のバラに囲まれていると、まるで天国に来てしまったかのような気分になります。
雲が多かったこの日は日射しがやわらかく、赤いバラがひときわ鮮やかに見えました。
お天気によって「うわぁ、キレイな色〜!!!」「この色のバラもいいなぁ!!!」と感じるバラが変わるのかもしれません。
オレンジやピンクが少し入った、やわらかな白いバラも、ギラギラとした日射しよりも曇りの日に、クラシカルな雰囲気が引き立つと思います・・・というか、これだけの花数を我が家でも咲かせることができたとしたら、もうそれだけで大感激の大満足です。
水が好きなわりに、葉っぱが濡れるとカビ病がつきやすいバラには、土の保水性を保ちつつ葉っぱをカビ菌から守ってくれる「マルチング(バーク、腐葉土、専用シートなどで根まわりの表土をおおうこと)」が欠かせないかと思いますが、なんともかわいいマルチング材をめっけました・・・松ぼっくりです!!!
↑松ぼっくりのマルチングは、見た目もかわいいし、バークや腐葉土みたいに強風でヘロヘロと飛ばされて、いつのまにか消えていたり・・・ということもなさそうです。しかも松ぼっくりの構造は、保水性も通気性もヨサゲで、好気性の有用菌もふえそうですねぇ。
ちなみに、このばら苑がある「生田緑地」には、入館前の期待感をかるく上回るディープな世界が広がる「川崎市岡本太郎美術館」があったり、いつ通りかかっても長蛇の列ができている「藤子・F・不二雄ミュージアム」もお隣にあります。
歩いてたどり着ける小田急or南武線登戸駅前には、おいしいラーメン屋さんもたくさんあるし、日本のクラフトビールブームに多大なる貢献をなすってこられた「クラフトビア・ムーンライト」もあります。酵母が生きてる非加熱処理のゴクうまクラフトビールが、ワングラス300円から飲めてしまうココロにもおサイフにもありがたいパブレストランです。
2013年5月17日金曜日
トマト、サビダニへの勝利の予感!?
道ばたの石垣で、野良の木いちごがカワイイ花を咲かせていました。「ナワシロイチゴ」という低木性の木いちごだそうです。毎年ツルがのび葉が展開していますが、花を咲かせたのを見るのは、もう数年ぶりです。
さて、植物にとってカンペキな環境がつくりやすい室内栽培ですが、いっぺん病害虫がでてしまうと100%の駆除というものがなかなかムズカしくなるというデメリットもあります。
それは、植物の生長にとって適度な温度や湿度,養分などが病害虫の繁殖にも有利な環境になってしまうことと、ライバルや天敵がいないので「病害虫の繁殖パラダイス」となってしまいやすいからです。
トマトを育てているおヒトにとっては、「栽培エリアに定着してほしくない害虫トップ3位」内に確実に入ると思われる「サビダニ」。
「サビダニ」がついた特徴のひとつとして、水が足りないわけでもないのにトマト苗の下の葉っぱが、くしゃっと萎れはじめる・・・ということがあげられるかと思います。
そして、今年の秋冬室内栽培のトマトたちは、あわれサビダニ牧場と化し強制終了させられてしまったので、「今回は、なにがなんでもサビダニに勝つぞ!」と心に強く誓います。
今回はデンプン系自然農薬「アーリーセーフ」をセレクトしましたが、その効果は・・・?
クシャッと萎れてしまった葉っぱだけを部分的に取りのぞき、萎れた部分がでた葉っぱを中心に300倍希釈した「アーリーセーフ」をまんべんなくスプレーしました。下部の葉っぱから症状が強く出やすいようなので、下の葉っぱを中心にしっかりとスプレーし、部分的に葉っぱの萎れがでなくなるまで、これを日に一度、毎日くり返しました。(だいたい3日連続で行うと、葉っぱの萎れが止まります。)
その後は、下部の葉っぱをよく観察して萎れる葉っぱが出はじめたら、アーリーセーフ300倍希釈液スプレーをくり返しました。これで、トマトのサビダニ牧場化はかなり防げると思います。
いまのところ3日連続スプレーで薬害がでたことはありませんが、「アーリーセーフ」の使用説明には「ダニ類が大量発生した場合は、数日おきに散布が望ましい」と書いてありますので、もしトライされる方は自己責任でお願いしたいのと、あくまでも葉面散布なので、直射日光があたらない早朝や夕方、または日陰条件下で風通しがよい場所でスプレーしたほうが無難のは言うまでもごさまいせんっっっ。
ちなみに、バラの葉っぱを食害する幼虫類は、50℃温水スプレーで減らすことに成功しています。50℃温水スプレーは高温に耐性がある病害虫の駆除には向いていないと思いますが、ウドンコ病や炭疽病などのカビ病や、アブラムシとかチュウレンジバチの幼虫類をサッパリと落とすことができるように思います。
ち・な・み・に・・・・
ココ培地やポッティング・ミックス培土など有機固形培地で、植物を育てているとちょっと不便なのが「培地のpH値の測定」だと思います。「1:1.5分析法」で培地のpH値とEC値を計ることはできますが、ちょおっっっっとメンドクサイ!!!
↓のような土壌の水分/酸度メーターは、pH値に関してはかなりアバウトな数値しかでませんが、それでも水やりのタイミングや培地のpH値管理などを大きく間違えてしまわないためには、とっても役に立ちます。
このような、リーズナブルな土壌酸度メーター、使っていると感度がニブってきてしまうことがあります。そんなときは、ザラザラした食器用スポンジなどで先端部分をかるくこすって洗ってあげると感度がよみがえりますが、くれぐれぐれも自己責任でトライなすってください。
さて、植物にとってカンペキな環境がつくりやすい室内栽培ですが、いっぺん病害虫がでてしまうと100%の駆除というものがなかなかムズカしくなるというデメリットもあります。
それは、植物の生長にとって適度な温度や湿度,養分などが病害虫の繁殖にも有利な環境になってしまうことと、ライバルや天敵がいないので「病害虫の繁殖パラダイス」となってしまいやすいからです。
トマトを育てているおヒトにとっては、「栽培エリアに定着してほしくない害虫トップ3位」内に確実に入ると思われる「サビダニ」。
「サビダニ」がついた特徴のひとつとして、水が足りないわけでもないのにトマト苗の下の葉っぱが、くしゃっと萎れはじめる・・・ということがあげられるかと思います。
そして、今年の秋冬室内栽培のトマトたちは、あわれサビダニ牧場と化し強制終了させられてしまったので、「今回は、なにがなんでもサビダニに勝つぞ!」と心に強く誓います。
今回はデンプン系自然農薬「アーリーセーフ」をセレクトしましたが、その効果は・・・?
クシャッと萎れてしまった葉っぱだけを部分的に取りのぞき、萎れた部分がでた葉っぱを中心に300倍希釈した「アーリーセーフ」をまんべんなくスプレーしました。下部の葉っぱから症状が強く出やすいようなので、下の葉っぱを中心にしっかりとスプレーし、部分的に葉っぱの萎れがでなくなるまで、これを日に一度、毎日くり返しました。(だいたい3日連続で行うと、葉っぱの萎れが止まります。)
その後は、下部の葉っぱをよく観察して萎れる葉っぱが出はじめたら、アーリーセーフ300倍希釈液スプレーをくり返しました。これで、トマトのサビダニ牧場化はかなり防げると思います。
いまのところ3日連続スプレーで薬害がでたことはありませんが、「アーリーセーフ」の使用説明には「ダニ類が大量発生した場合は、数日おきに散布が望ましい」と書いてありますので、もしトライされる方は自己責任でお願いしたいのと、あくまでも葉面散布なので、直射日光があたらない早朝や夕方、または日陰条件下で風通しがよい場所でスプレーしたほうが無難のは言うまでもごさまいせんっっっ。
ちなみに、バラの葉っぱを食害する幼虫類は、50℃温水スプレーで減らすことに成功しています。50℃温水スプレーは高温に耐性がある病害虫の駆除には向いていないと思いますが、ウドンコ病や炭疽病などのカビ病や、アブラムシとかチュウレンジバチの幼虫類をサッパリと落とすことができるように思います。
ち・な・み・に・・・・
ココ培地やポッティング・ミックス培土など有機固形培地で、植物を育てているとちょっと不便なのが「培地のpH値の測定」だと思います。「1:1.5分析法」で培地のpH値とEC値を計ることはできますが、ちょおっっっっとメンドクサイ!!!
↓のような土壌の水分/酸度メーターは、pH値に関してはかなりアバウトな数値しかでませんが、それでも水やりのタイミングや培地のpH値管理などを大きく間違えてしまわないためには、とっても役に立ちます。
このような、リーズナブルな土壌酸度メーター、使っていると感度がニブってきてしまうことがあります。そんなときは、ザラザラした食器用スポンジなどで先端部分をかるくこすって洗ってあげると感度がよみがえりますが、くれぐれぐれも自己責任でトライなすってください。
2013年5月14日火曜日
ベランダで育つ植物たち
ベランダまでツルが伸びたセンテニアルホップに「毛花」が咲き始めました。
秋に横枝をカットしたセンテニアルの挿し木苗を、その冬のあいだ水耕栽培で太らせて昨年の今頃に地植えしたまま、すっかり忘れていた挿し木苗です。
基本的にホップという植物は、日が短くなると花を咲かせる「短日植物」ですが、ホップは5月頃に初夏の陽気がつづいてツルが2m以上にのびると次第に花を咲かせはじめるようです。短日植物は日の長さよりも、日射しのなかに青い波長がふえてくるとフロリゲンが作られはじめるといいますが、その通りなのかもしれません。短日とは逆に、長い昼で花を咲かせるアブラナ科などの「長日植物」は、日光に赤い光が多い冬に開花が促進されるとも言われています。
センテニアルホップは、カスケードやチヌークよりもかなり早く新芽を出し生長が早かったので、どちらかといえば涼しい気候のほうが好きなんだろうと思います。昨年のセンテニアルは、暑さのピークとなる8月にはあまり花が咲かなくなり、9月すぎから再びツルを伸ばしはじめて花が咲きました。
このホワイトセージたちも挿し木苗で増やしました。
ずっとベランダで育ててます。春から秋までは生い茂った柿の葉っぱたちのせいで、ベランダに日射しは短時間しかあたりませんが、暑さで蒸れるより100倍マシなようです。挿し木にしてから2年目になりました。
それにしても、枝が横にのびます。ほふく性のクリーピングセージが少し入ったホワイトセージかもしれません。
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html
ベランダのブルーベリーたち。左が「ティフブルー」で右が「バルドウィン」の果実です。枝の数がすくないバルドウィンのほうが実のつきが少ないので果実の肥大が早いようです。
枝数がすくないバルドウィン。数少ない実を落とさないように管理したいと思います。
横に長く広く枝がのびたティフブルー。これでもかと花が咲き、80%ほどは結実してくれました。
秋に横枝をカットしたセンテニアルの挿し木苗を、その冬のあいだ水耕栽培で太らせて昨年の今頃に地植えしたまま、すっかり忘れていた挿し木苗です。
基本的にホップという植物は、日が短くなると花を咲かせる「短日植物」ですが、ホップは5月頃に初夏の陽気がつづいてツルが2m以上にのびると次第に花を咲かせはじめるようです。短日植物は日の長さよりも、日射しのなかに青い波長がふえてくるとフロリゲンが作られはじめるといいますが、その通りなのかもしれません。短日とは逆に、長い昼で花を咲かせるアブラナ科などの「長日植物」は、日光に赤い光が多い冬に開花が促進されるとも言われています。
センテニアルホップは、カスケードやチヌークよりもかなり早く新芽を出し生長が早かったので、どちらかといえば涼しい気候のほうが好きなんだろうと思います。昨年のセンテニアルは、暑さのピークとなる8月にはあまり花が咲かなくなり、9月すぎから再びツルを伸ばしはじめて花が咲きました。
このホワイトセージたちも挿し木苗で増やしました。
ずっとベランダで育ててます。春から秋までは生い茂った柿の葉っぱたちのせいで、ベランダに日射しは短時間しかあたりませんが、暑さで蒸れるより100倍マシなようです。挿し木にしてから2年目になりました。
それにしても、枝が横にのびます。ほふく性のクリーピングセージが少し入ったホワイトセージかもしれません。
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html
ベランダのブルーベリーたち。左が「ティフブルー」で右が「バルドウィン」の果実です。枝の数がすくないバルドウィンのほうが実のつきが少ないので果実の肥大が早いようです。
枝数がすくないバルドウィン。数少ない実を落とさないように管理したいと思います。
横に長く広く枝がのびたティフブルー。これでもかと花が咲き、80%ほどは結実してくれました。
2013年5月8日水曜日
みかんの花が咲きました。
今年のみかんの木は、3月に布製ポットに植えかえました。みかんの木の剪定や植えかえなどの春支度は関東地方では3月がよいそうです。
初夏の気候となったGW連休中に、暖かさにつられて「みかんの花」がつぎつぎに開花しはじめました。
なかなかの満開ぶりです。元肥には魚や油カスなどの有機肥料にしました。「この花つきのよさは通気性のよい布製ポットと有機活力剤のコンビネーションのなせるワザだ!!!」と鼻高々でしたが・・・畑やハウス栽培のみかんの木では標準的な花つきのようです。
みかんの花の香りをかぐと少しビックリします。ジャスミンやユリのような「いかにもフローラル!」といった香りで、フレッシュな果実の香りとはまるで違います。
とても高価で女性に大人気の精油「ネロリ」は「ビターオレンジの花」から採られますが、みかんの花は「ネロリ」よりもクセがないように感じます。
「びわの花」も、試しに嗅ぐとその香りのよさにかなりビックラさせられるのですが、みかん花の香りにもよく似ています。
「キャラメル・アンティーク」が咲きました。寒さというか管理ベタで多発したブラインドシュートからはまだツボミが上がりませんが、それでもひとつ目の花が開けばうれしいものです。
昨年秋にやってきた「アンブリッジローズ」もひとつめの花が開きました。アンブリッジローズのほうは、ブラインドシュートを摘み取った後、そこから順調にツボミが見え始めています。
室内栽培のトマトたち・・・ひとまずゲンキですが、いよいよ病害虫との勝負のシーズン到来です。室内栽培でも露地栽培でも同じですが、病害虫が発生するときは植物体内で肥料が過剰になってるケースがとても多いです。
室温がグングン上がってくるシーズンなのに、強いランプのままだったりランプの光にトップを近づけすぎたり、室内がカラッカラに乾燥していたり、培養液の水温も高くなるのに濃い肥料の培養液をあげて根っこも傷めてしまった・・・このような、ひとつひとつの小さな要因が重なって、植物体内でチッ素過剰がおこって病気や害虫にやられやすくなります。
初夏の気候となったGW連休中に、暖かさにつられて「みかんの花」がつぎつぎに開花しはじめました。
なかなかの満開ぶりです。元肥には魚や油カスなどの有機肥料にしました。「この花つきのよさは通気性のよい布製ポットと有機活力剤のコンビネーションのなせるワザだ!!!」と鼻高々でしたが・・・畑やハウス栽培のみかんの木では標準的な花つきのようです。
みかんの花の香りをかぐと少しビックリします。ジャスミンやユリのような「いかにもフローラル!」といった香りで、フレッシュな果実の香りとはまるで違います。
とても高価で女性に大人気の精油「ネロリ」は「ビターオレンジの花」から採られますが、みかんの花は「ネロリ」よりもクセがないように感じます。
「びわの花」も、試しに嗅ぐとその香りのよさにかなりビックラさせられるのですが、みかん花の香りにもよく似ています。
「キャラメル・アンティーク」が咲きました。寒さというか管理ベタで多発したブラインドシュートからはまだツボミが上がりませんが、それでもひとつ目の花が開けばうれしいものです。
昨年秋にやってきた「アンブリッジローズ」もひとつめの花が開きました。アンブリッジローズのほうは、ブラインドシュートを摘み取った後、そこから順調にツボミが見え始めています。
室内栽培のトマトたち・・・ひとまずゲンキですが、いよいよ病害虫との勝負のシーズン到来です。室内栽培でも露地栽培でも同じですが、病害虫が発生するときは植物体内で肥料が過剰になってるケースがとても多いです。
室温がグングン上がってくるシーズンなのに、強いランプのままだったりランプの光にトップを近づけすぎたり、室内がカラッカラに乾燥していたり、培養液の水温も高くなるのに濃い肥料の培養液をあげて根っこも傷めてしまった・・・このような、ひとつひとつの小さな要因が重なって、植物体内でチッ素過剰がおこって病気や害虫にやられやすくなります。
2013年4月26日金曜日
満月に小麦の出穂
昨日から、小麦たちが出穂(しゅっすい)しはじめました。お米の穂よりもプックリしてます。今日は満月です。やっぱり月の満ち欠けは、植物の生長に作用しているように思います。
しかし同時に、バラたちにも「オオシロオビクロハバチ」がまたまたタマゴを産みにやってきていました。数日後に幼虫たちが葉っぱを食べはじめるので,要注意です。
ところでこの「秋まき小麦」は、昨年秋からイチゴに発生したアブラムシを食べてくれる天敵農薬「アブラバチ」たちの別荘として・・・つまりバンカープランツとして育てはじたもので、まさか穂が出るとは思ってなかったので、ちっちゃなポットのまま一度も植えかえてあげてません。
ギュウギュウな密植状態ですが、こんなに大きくなりました。
小麦などイネ科の植物、雑草にはアブラムシがつきやすいので、アブラムシにタマゴを産みつけて殺してしまう益虫「アブラバチ」にとってナイスなバンカープラントとなります。ほんの数ミリの黒くてちっちゃな虫がいたら益虫のアブラバチです。
一見「コバエ」にも見える「アブラバチ」ですが、葉っぱのウラに「マミー」がついてるかどうかで判断できます。アブラバチにタマゴを産みつけられて、パンパンに丸くなったアブラムシの「マミー」が葉っぱのウラに引っついてれば、コバエではなくアブラバチってことです。
アブラムシでお困りのおヒトは、そのへんの道ばたでピンピンと生えてて、いかにも猫が好きそうな感じの雑草をチェックしてみて葉っぱに「マミー」がついてたら、自宅のお庭にお持ち帰りするのもナイスかもしれません。
それにしても小麦の出穂を発見したとき、そのようすは「まるで、かぐや姫のようだ!!!」と感じました。
しかし同時に、バラたちにも「オオシロオビクロハバチ」がまたまたタマゴを産みにやってきていました。数日後に幼虫たちが葉っぱを食べはじめるので,要注意です。
ところでこの「秋まき小麦」は、昨年秋からイチゴに発生したアブラムシを食べてくれる天敵農薬「アブラバチ」たちの別荘として・・・つまりバンカープランツとして育てはじたもので、まさか穂が出るとは思ってなかったので、ちっちゃなポットのまま一度も植えかえてあげてません。
ギュウギュウな密植状態ですが、こんなに大きくなりました。
小麦などイネ科の植物、雑草にはアブラムシがつきやすいので、アブラムシにタマゴを産みつけて殺してしまう益虫「アブラバチ」にとってナイスなバンカープラントとなります。ほんの数ミリの黒くてちっちゃな虫がいたら益虫のアブラバチです。
一見「コバエ」にも見える「アブラバチ」ですが、葉っぱのウラに「マミー」がついてるかどうかで判断できます。アブラバチにタマゴを産みつけられて、パンパンに丸くなったアブラムシの「マミー」が葉っぱのウラに引っついてれば、コバエではなくアブラバチってことです。
アブラムシでお困りのおヒトは、そのへんの道ばたでピンピンと生えてて、いかにも猫が好きそうな感じの雑草をチェックしてみて葉っぱに「マミー」がついてたら、自宅のお庭にお持ち帰りするのもナイスかもしれません。
それにしても小麦の出穂を発見したとき、そのようすは「まるで、かぐや姫のようだ!!!」と感じました。
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