2020年3月27日金曜日

咲きみだれる3月の果樹たちと、室内栽培のジャンボピーマン。

東京オリンピック2020の延期が決定したものの、新型コロナの影響がおもいのほか長引きそうで、収束どころか封じ込めすら、できる気がしなくなってきました。

毎朝メールをひらけば、「新型コロナの影響にともなう業務の遅延につきまして」的なお知らせが多々届きます。中国の港でコンテナが止まっているため、ヨーロッパ各港では、深刻なコンテナ不足が起こっているとのこと。

「荷物の発送が遅れそうだし、後回しにしてきたことを今月中にやっつけてしまおう!!!」ということで、オンラインショップのサーバOSのアップグレードをおこないました。ご不便をおかけしまして、申し訳ございませんでした。


さて、桃の木のおふたりが満開になりました。昨年届いたときは、2年苗だったので今年で3年苗となります。花粉が多く、自家受粉しやすい「白鳳」と「あかつき」です。






「あ! ミツバチが来た!!! 受粉してくれるかな!!!」と喜んでいたら、あっというまに飛び去ってしまいました・・・なぜ?








ミツバチたちは、めでたく満開を迎えた「ミヤマコカブ」の菜の花に夢中になっていました。

 





ミヤマコカブは自家採種できる固定種なので、もちろん種がとれたらうれしいのですが、ミツバチたちにおかれましては、できれば桃の花の受粉をまっさきにしていただきたい気持ちでいっぱいです。







こちらも満開をむかえているブルーベリーたち。サザンハイブッシュ系のブルーリッジです。「こんなに咲かせちまって、大丈夫なのか?」と不安な気持ちになるほど、たくさんの白い花を咲かせています。







おなじくサザンハイブッシュ系の「サンシャイン・ブルー」の花は、ピンク色をしています。今年こそ、ヒヨドリどもに横取りされる前に、収穫していこうと思います。







秋冬(しゅうとう)室内栽培では、ジャンボピーマン「とんがりパワー」が収穫をむかえています。まったく摘花をしなくても、大人の手のひらほどの大きさのピーマンが収穫できました。開花初期(ツボミが見えたとき)にTama PK、そして後半にはトップ・ブルーマーであるアドバンスドPKで仕上げました。






普通のピーマンよりも苦味が少ないので、生で食べてもおいしいです。千切りにして塩もみしてから、ヌクマム+お酢+砂糖+チューブのにんにく少々とあえ、刻んだピーナッツをほおりこんだソムタム的なサラダにすることにハマっています。
トマトやパプリカなど完熟させて収穫する夏野菜は、一般的なグロウ・スケジュールの通り開花から5〜8週間ほどですが、ピーマンやキュウリのように青いまま収穫する夏野菜は開花から1〜3週間ほどになります。


2020年3月17日火曜日

すらんじばーる! 2020年セントパトリックスデー!!!

本日3月17日は、セントパトリックスデーですね。

新型コロナのせいで どこもかしこも自粛ムードですので

せめておウチでパレード気分を味わいたいな、ということで

踊れるケルティックな曲を探してみました。






「これを聴いていたのは、一体何年前だったかな? 」にわかに思い出せないほど、なつかしすぎて、かなり遠い目をしてしまいます。





今年収穫したホップたちは、無事お嫁入りをしました。
みなさま、どうぞコロナにめげず、ホップ栽培をお楽しみください。









さて、2月のよく晴れた とある土曜日に、梅の花を愛でに横浜三渓園を訪れました。ちんたら午後遅く到着したにもかかわらず、すぐに車を停めるとができましたので、やはりコロナの影響で人出がやや少なかったように感じました。










園内の古民家では、桃の節句のお飾りがしつらえてありました。合掌造りの旧矢箆原家住宅は、釘などの金物がいっさい使われておらず、まさに芸術。

 











ダウンジャケットを羽織っていられないほど気温が高かったこの日、
シジュウカラの家族が気持ちよさそうに水浴びをしていました。









・・・と思えば、先週の土曜日は、バサバサと派手に雪がふり、まさにダブルホワイトデーとなりました。寒さ暑さも彼岸までといいますが、ちょうど本日は、彼岸の入りでもあります。温かな雨が降る日は、土の匂いがします。春のガーデニングシーズン到来ですね。











2020年3月9日月曜日

ローメンテナンスでインドア・アウトドアどちらもOKなリーフプランツの寄せ植え

コロナ・ウイルスのせいで、トイレットペーパーが2週間買えずにいます。・・・ウォシュレットでなんとか乗り越えようと思います。一方、消毒用エタノールがなくなったら、炭酸水とミルトンでこしらえた「炭酸次亜水」を使おうと思います。

炭酸水で、除菌消毒液!?


「殺菌効果が高い200ppmの次亜塩素酸水1Lをつくるには、炭酸水0.02%濃度のミルトンをいれればOKなので・・・「 炭酸水980ml + ミルトン 20ml 」で、「次亜塩素酸除菌水200ppm」が1Lできます。」

塩素は抜けやすいので、つくったら冷暗所に置いて、2〜3日以内に使い切った方が良いと思います。あと、口腔内の殺菌には使えません。ちなみに、もっともローコストで場所をとらず、自宅で炭酸水を作る方法はこちらです : 



コロナコロナと騒いでいる間に、すっかり3月です。桃の花が満開になっていました。通勤中に撮りましたが、いつまでもいつまでも眺めていたい景色でした。









「ウチの多肉どもも、衣替えしてあげよう・・・」ということで、リサイクルした木材から作られたエコでリーズナブルなうえ、スタイリッシュなポットたちをめっけました。
Made in おフランス でございあす。







「毎日いそがしくて、植物の植えかえなんてムリムリ・・・でも、買ったままのプラ鉢で飾るのはちょっと虚しい・・・」アーバンガーデニングにありがちなジレンマは、気に入った鉢カバーを見つけておけば、サクッと解消します。








ご年配のお宅にと、春のおとずれを感じさせる寄せ植えを作ることにしました。

寄せ植えは、花の根鉢をかなりコンパクトに切り落としてしまうので、植え替えなどのショックにも、もっとも即効性が高い「スーパースライブ」と「アドバンスド・アミノ」の培養液を使います。両方とも希釈率が非常に高く経済的なのもベリーナイスなおすすめポイントです。水1L に対して、それぞれを0.2-0.3ml ずつ加えて、水やりするか葉っぱにスプレーするだけで十分に効果があります。









「とにかく、ほったらかしでも日当たりが悪くても、青々とした葉っぱが美しく保てる。しかも冬でも出しっぱなしOK!!!」な、インドア・アウトドア両用いけるリーフプランツの寄せ植えは、高齢者のお宅にもおすすめです。
ビカクシダ、クロコダイル・ファーン、グリーンネックレス、そしてリシマキアでこしらえました。ここ川崎で、2年間軒先に出しっぱなしでも枯れなかったシダ系が中心です。冬の間、葉色はやや悪くなりますが秋になるまでにきちんと根張りをさせておいたシダ類は、0℃くらいまで大丈夫でした。むしろ、クーラーのない真夏の室内の方がサバイバル率は低かったです。










植え終わったあとは、「スーパースライブ」と「アドバンスド・アミノ」の培養液を葉っぱ全体にたっぷりとスプレーして仕上げました。







根鉢を小さくしたり、植えかえで葉っぱや根っこがちぎれてしまったら、必ず日陰で24時間以上休ませて、プラントどものストレス・ケアをしてあげましょう。






2020年2月28日金曜日

アーバンガーデニングは、がんばらずに維持することがプライオリテー。

うちの梅は、遅咲きです。多くの梅の花が散るころになってやっと咲きはじめます。17年前にゴミ捨て場で見つけたので、いまだ品種はわかりませんが、6月頃には大きな大きな梅が実ります。








昨年の秋、「土壌のセンチュウ対策に」と市販のマスタードシードを蒔いたところ、冬の間は黄色い菜の花を咲かせ、冬が終わろうといている今、収穫を迎えています。





マダムにありがちな失敗である「激安業務スーパーで、コリアンダーやマスタードシードなどのスパイスや豆の大袋を買ったものの、使い切れずに賞味期限を迎えてしまった。」というときは、プランターや畑に種まきしてしまえば、わりとちゃんと育ちます。そういうときのために、なるべく冷凍庫で保管しておけば発芽率を保てます。(しかしカルダモンは、まったく発芽しませんでした。)

しかも食材用に流通しているスパイスや豆類は、薬剤殺菌処理をしていないので、水に浸して芽を動かしてスプラウトとして食べられます。ひよこ豆は、エアレーションをした多めの水に浸しておけば、数日で発芽します。発芽したら食べることも蒔くこともできます。9月にエアレーションでプライミング処理したヒヨコ豆は、現在花を咲かせています。









2年ほど前にGETしたチランジア「コットンキャンディ」が花を咲かせています。週に一度ほど、毎朝飲んでいるバナナラッシーをつくったあとのミキサーをすすいだ水をあげてます。











自作のラッシーは、ヨーグルトメーカーでつくった自家製の甘酒とヨーグルトをはじめ、その日にある果物とハチミツでつくってます。飲み終わったコップやミキサーをすすいだ水は、さらに50倍程度に薄めてから、鉢植えのバラやレモンユーカリをはじめ、時々キング・プロテアどもにもあげます。暖冬のおかげもあって、ビニールテントで育てているプロテアに新芽がでてきました。











下界でバケツやホウキ、剪定バサミを両手にたずさえて、せわしなく植物どもの世話やら落ち葉そうじをするワタクシを 優雅に見下ろすことが、彼女たちに課せられた大切な仕事です。家の外から、まどろむ彼女たちを見つけることが、私にとって最高のご褒美だからです。











種まきも施肥もしないのに、毎年春になれば自然と花を咲かせてくれる「オオイヌノフグリ」。早春のキラキラした陽の光がとてもよく似合います。このように、勝手に出てくきてくれる山野草を活かすために、除草剤をつかわずにクローバーなどの緑肥で雑草を抑制しています。

2020年2月21日金曜日

LEDやCMHなど強い光ストレスを解決! Advanced Hydro 新発売

19世紀アメリカが輸出するリーズナブルな農作物に対抗しようとドイツやフランスが鎖国的な農業政策をとったなか、オランダだけは「よ〜し、安いアメリカ産が売れるから輸入してあげるけど、ワシらの国は、もっと安くたくさん農作物つくれるようにするもんねぇ〜!!!」としたたかに、したたかに農業技術の研究、開発、そして教育をシステム化し、「農業大国オランダ」と呼ばれる、現在にいたるとのことです。


そしてご存知の通り、日照時間が短いオランダでは、
Assimilation Light(炭酸同化促進照明)
とよばれる栽培用ランプによる補光栽培がさかんです。










Assimilation Light(炭酸同化促進照明)」??? 光合成効率のよい光を放射する照明のことですが、ようするに「グロウランプ」です。

そしていま「グロウランプ」のメインストリームは、一昔前のHPSから、フルスペクトルな光を放射できるLEDやCMHランプとなりつつあります・・・が、植物にたいして作用が強い光のため、自然光やHPSランプのときにはあまり見られなかった光阻害症状がでやすくもあります。

フルスペクトルなLEDやCMHは、光合成効率が高いので、花付き、実付きはパーフェクト、しかし葉が傷む・・・葉緑素は刺激の強い光で壊れやすいため、とくにLEDの光は、葉っぱを変色、変形させやすいことが知られています。












農業大国オランダが、この新たな問題をスルーしたままにするはずがありません。 

ということで、「アドバンスド・アミノ」、アドバンスド・シリカ」、「アドバンスドPK」の3つがアドバンスド・ハイドロポニックスからニューリリースされました。



アドバンスド・アミノは、ひとことでいえば、今話題の「バイオ・スティミュラント」。吸収性がそれはそれはよい水溶性のアミノ酸が、ストレスを受けた植物をすみやかにリカバリーして、内側から元気に健康にします。









アドバンスド・シリカは、ものすごい高濃縮でピュアなケイ酸活力剤なので、10,000倍希釈でOKです。しかもアルカリ処理していない食品グレードの「オルソケイ酸」なので、肥料のバランスを壊したりせず、ものすごく吸収性が高いのです。


ケイ酸活力剤は、ご存知の通り、pHull Spectrum CMH315W」の光に含まれる近紫外線を受けた植物は、紫外線ダメージから細胞を守ろうとしてビタミン類、テルペン類、アントシアニン、フラボノイドなどの抗酸化成分をさかんに生産します。「ケイ酸」がこの働きを促進するので、「アドバンスド・シリカ」は、CMHランプとの相乗効果が非常に非常に高いのです。










葉っぱに光ストレスがでてしまっていたジャンボピーマンに「アドバンスド・アミノ」と「アドバンスド・シリカ」を与えて見たところ、あっというまに効果がでました!!! 
pHull Spectrum CMH315W」の光の作用で、すこし葉っぱが疲れ気味だったジャンボ・ピーマンに昨日与えたところ、茎間がすくっと伸び、葉っぱも元気になりました。











アドバンスド・アミノ」とアドバンスド・シリカを与える前の画像を撮影しておかなかったことが悔やまれます。「ちょっと葉っぱがお疲れぎみだから、試しにあげてるかな〜」くらいの軽い気持ちだったからです。

なので、正直こんなに早く効果がでるとは、思っておりませんでした。 












葉の色が悪くなると、「カルマグが足りない!!!」と思われがちですが、葉緑素のもとはタンパク質・・・つまりアミノ酸なので、植物が葉緑素をたくさん生産できるようにするためには、アミノ酸を補ってあげることが近道なのですねぇ。しかも、アミノ酸ならなんでもいいわけではなく、吸収されやすい低分子化されたアミノ酸がベリーベストなので、「アドバンスド・アミノ」は、LEDやCMHなど、いまどきの栽培効果が高いランプに最適なのです。とはいえ、症状がでている時はカルシウムとマグネシウムも不足するので、カルマグルトなどの、いわゆるカルマグ資材も与えた方がよいです。







そして、つぎに「アドバンスドPK」です。 重金属や軽金属など不純物が入っていないピュアなPK肥料というのは、じつはものすごく少なく、オランダ国以外のメーカーでは、ほとんど見つけられないのが事実です。











ハダニにやられて、伸び悩んでいたイチゴどもに「アドバンスドPK」を与えたのが今週の日曜日のことでした。昨日「あれ?  目に見えて葉が立ってない?」と気がつきました。







花芽も大きく太りました。「不純物が入っていないPK肥料は、すぐ効果がでるんだ!」と再確認できました。






ジャンボ・ピーマンの花がワンサイズ大きくなり、実ったピーマンもサイズアップしてきました。「不要な成分が入っていない=高吸収」 与えてからすぐに目でみて効果を実感できるのは、感動です。