2010年2月4日木曜日

イチゴ・つられ咲き?

立春の今日は、とても冷え込んだ朝からはじまりました。立春とは、本当に新しい年が始まる日だそうです。あまりに寒かったからなのか、いつも決まった時間に庭にあそびに来るメジロは遅刻していました。

グロウ・ルームの「ジャンボいちご・まんぷく2号」です。
先日収穫したプラントとは別のまんぷくです。太い花茎が伸びてきていて花がたくさん咲きました。
花茎に一番始めの方に咲く花は大きいものが多いようです。大きなイチゴの実は、おおきな花にしかなりません。「花が小さくとも、その後の気合いで巨大な実に肥大するかも」という夢の大逆転は残念だけどありません。

なので、大きな花についた実がもっと肥大するために、ちいさなツボミは摘み取ってしまうことも多いようです。






大実イチゴです。
今日食べてみました。糖度が14で硝酸イオン濃度は120ppmでした。
中には空洞もなく、おいしかったです。
すこしずつしか収穫できないせいか、ほんとにおいしく感じます。
春になれば、もっともっと穫れるようになると信じています。







昨日、なにげなくイチゴたちの席替えをしました。
すると今朝、生育障害のイチゴにでっかい花が咲いてました。横には絶好調のまんぷくがいます。葉が小さいうちは、あんまり大きな花も咲きにくいのですが、思わずつられて咲いてしまったのでしょうか?














植物の「 つられ咲き 」は、ほんとにあるかもしれないと勝手に思っています。挿し木でとったタイニー・ティムトマトのうち、さかんに花が咲いているマザープラント(親株)の枝の下においた挿し木だけ、まだ根がほとんど伸びていないうちから花が咲きました。

植物は、テレパシーで情報交換をしているそうです。
というか、植物ホルモンや揮発性の物質が空気中に拡散するので、誰かひとりが出した植物ホルモンや免疫物質などを感じると、まわりの植物も害虫避けの成分なんかを分泌しはじめるそうです。










メロンとスイカは一緒におくなと果物屋さんで言われるのはメロンが出す植物ホルモンでスイカがまずくなっちゃうからだそうです。
カーネーションとリンゴもダメですよね。リンゴのエチレンでカーネーションはツボミのまま咲こうとしなくなっちゃうそうです。

となると仲間の誰かが先頭を切って花を咲かせたら「 よし,咲いても平気だ!! 」と安心して、次々に他のみんなも花を咲かせようとするということもあるのかもしれません。

スーパーで見切り品を熱心に見ていたら、必ず人が集まってくるのと同じ感覚でしょうか?? ( しかも気づけば、群れから押し出され欲しかったものは買えずじまいということが多々あります。 )