2011年4月6日水曜日

放射線対策と被災地へのピンポイント援助

桜の花がどんどん開きそうな、あたたかな日が今日も続きます。
うちの椿の花も咲いてきました。














あたたかな陽気になるのは、風が南の方から吹いているからですが、ちょっと心配なのは先月末からの風向きで福島からの放射性物質が南下したようで、数日前から放射性物質がまた南風とともにこちらへと、もどってきてしまってるようです。ちょうど今日は、東北や関東、東海地方だけでなく関西や九州まで拡散してしまっています。

神奈川県で検出されてる放射能数値も、平均で0.06μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)と、今月はじめからすこし上がっています。もしこの数値が1年間つづいてしまうと、非現実的な最悪のケースで積算被爆量が安全な数値を超えてしまいます。1日中外にいないにしても、ここ最近は気をつけた方がいい数値だと思いました。

今週末は雨が降りそうなので、一時的に水道水の放射性物質の数値がまた上がってしまうかもしれません。ここ最近のながれだと、神奈川の水道水では放射性物質が検出されていないので、今のうちに空いたペットボトルに水道水を溜めておこうと思いました。

各都道府県で観測された環境・水道水などの放射能数値をまとめてくださっているサイトは、こちらです。(このサイトは、個人の方がボランティアでアップして下さっているようです。ご迷惑がかかっては申し訳ないので、計測結果などについては、公の機関へお問い合わせされたほうがいいかと思います。また、水道局による計測結果は、数日前までの数値のようなので、風向きや雨の予報を見ながら水対策をした方がいいかもしれません。)

「全国の放射能数値一覧」
http://atmc.jp/

アウトドアで育てているイチゴも、


いよいよ一番花が咲き始めています。














わが家の頼もしいグリーンカーテンの「西洋カラハナソウ=ホップ」です。ちょうどいま、アスパラガスのような新芽がさかんにニョキニョキと登場しています。ホップは宿根草で、種よりも、主に根っこで増えていきます。今年は思いがけない所から新芽がでてきました。毎年毎年、確実にテリトリーをひろげているようです。














福島の第1原発の事故から目がはなせない状況がつづきますが、ようやく被災地へ直接手が差し伸べられる環境もできてきたようです、というよりボランティアの方々のご尽力で、被災地の方々が必要とされてる物資や情報がピンポイントで知れて、援助できるシステムができていました。これはスゴいことだと思います。
早稲田大学大学院の専任講師「西條剛央」さんによる、画期的な援助システムです。
赤十字や各機関への募金も、とても重要ですが、被災地や被災した方へダイレクトに届くまでに、なにかと時間がかかるようです。

「被災した人を思うと、メシくってても、タバコ吸ってても、ビール飲んでても、いてもたってもいられねぇ!」という日本全国の江戸っ子気質な方は、こちらのサイトでの支援はいかがでしょうか?
私もこれからできることをしていきたいと思います。



ピンポイントな「送ってください最新情報」

物資だけではなく、ボランティアの募集もなさっています。

ふんばろう東北支援プロジェクト
https://sites.google.com/site/fjm201104/
ふんばろう南三陸+石巻雄勝プロジェクト
http://sakananomiura.blog.fc2.com/

西條先生のお話をまとめると「現在、未曾有(みぞう)の災害が起こったことによって、未曾有の事態が起こっています。こんな時には、被災地を助けるために誰しもが未曾有な行動を起こしてもいいんじゃないかと思います。」「だからといって、ひとりひとり事情がちがうのだから、あの人は貢献ができていないとか、こんなことをしているのは、どうなんだ、という個人批判が起こるのは、違うと思うので、あくまでもできることをできる範囲でしたらいいと思います。」とのことでした。

今後世界のどこかで災害がおこってしまった時、このような活動がさらに進化していったり、広まっていったらいいなと思いました。