ようこそ!!!
私のお庭に・・・
と、言いたいところですが、川崎市にある「生田緑地ばら苑」です。この膨大なバラの株数!! おもにボランティアの方達がお世話していらっしゃるそうです。
生田緑地のばら苑は、バラのシーズンとなる春と秋に、一般公開してくださいます。
天気のいい週末には、ものすごい来苑者の数で、たどり着くまではヒタスラ上り坂なので、飲み物持参をおすすめします。
まだ開ききっていないバラのツボミの香りを嗅いでまわるのも、タノシミのひとつです。それにしても、バラの色数と品種の多さといったら気が遠くなります。
どのバラが一番好き?
と聞かれてもヒトツだけ選べるわけもありません。
こうしてばら苑を訪れるたび、
ついつい新たにバラをGETしたくなる誘惑に
打ち勝つのは至難の業です。
でもバラは、日当りと風通しが命!
密植は、枯らすために植えるようなもの・・・
建て込んだ住宅街では、なかなかベストな場所が確保しにくくもあります。
首が重たそうに垂れ下がったバラを見つけました。
家のバラも、これとおんなじことになったことがあります。
花が開く時に水切れになったか、肥料のあげすぎか、どちらかが原因みたいです。
ひたすらタクマシく、ささやかな一重咲きの「ノイバラ」です。
ばら苑のまわりの木が生い茂る斜面でも、ノイバラがいくつも元気に咲いてましたが、バラだと気がつく人も少なかったようです。
バラにしちゃあ見た目が地味だもんな〜。
日本のノイバラや、中国のコウシンバラなどは、プラントハンターの手によって海を渡り
欧州のバラたちに劇的な品種改良をもたらしました。
そんなアジア原産のバラたちの面影がのこる「ミニチュア・ローズ」たちは、丈夫で育てやすく、ツルがよく伸びるので、スクリーン仕立て(垣根仕立て)になってました。
ばら苑の片隅のグリーンハウスでは、挿し木などで繁殖されたバラ苗の販売もされています。