今朝も大きなシャクトリムシを見つけて、草むらに強制退去してもらいました。茶色く枯れた枝のフリをしていましたが、もうだまされません!
バラの葉っぱは、もう穴だらけです。が、バラの芽を整理していたら、ブ〜ン・・・と羽音がしました。
アシナガバチです。このコのガラから見るに、どうやらフタモンアシナガバチという種類みたいです。すぐ近くで私がバラの手入れをしていても、おかまいなしでバラの葉のウラを丹念に見てまわっていきます。目的は「オオシロ・オビクロハバチ」の幼虫です。
幼虫を見つけては素早くガシッとつかみ、
幼虫のアタマを噛みちぎっては
ペッッッと吐き出して・・・
両手・両足で小器用にクルクルとダンゴにして、
ブ〜ンと飛び立っていきます。
ホントにありがたい蜂です。
フタモンアシナガバチは、一応スズメバチの仲間です。ちなみに、刺すのはメスだけで、オスは刺さないそうです。
このコはメスだったみたいですが、それでも執拗に攻撃したり驚かしたり、巣を攻撃しないかぎり、いきなり刺すことはありえませんし、むしろ遠隔攻撃で毒毛を飛ばしてきやがるケムシの方が怖いです。
この蜂も、まるで見物するかのように、もの珍しそうに私の顔のまわりを飛びまわっていました。気がすんだら自分の仕事に大人しく戻っていく、いいヤツです。バラの無農薬栽培には、心強い助っ人登場でした。