2011年8月22日月曜日

Brew Your own 味噌! その2

ところで今年始めの寒いある日に、自家製米みそづくりに、しれっと初挑戦していました。
http://desktopfarmer.blogspot.com/2011/01/brew-your-own-miso.html

この時もふれましたが、味噌を熟成してくれる有用菌は、紫外線と酸素が苦手なんだそうです。今回わたしが使ってるガラス瓶は、若干もってのほかです。

キッチリとフタがしまって光を通さない

昔懐かしい茶色い漬け物カメのほうがベターでベストです。













そして、仕込んでから半年もすぎた現在。米味噌の熟成具合をチェックしてみると・・・
熟成を示す深みのある色へと変化しています。

3月くらいまでは、ただただ塩辛く色もほとんど変化しませんでしたが、夏の暑さとともに味噌の熟成がグングンとすすんでいたようです。

フタをあけると、「ポンッ」と軽く炭酸ガスとともに、あま〜く香ばしい香りが・・・




なめてみると、甘くて ウマミもしっかりしていて、おいしかったです。もう一人前のおミソです。


紫外線と酸素、破壊的な高温さえ避けて保管すれば、殺菌処理していないミソには、賞味期限はありません。
ただ、ひたすら熟成がすすみ、プレミアム度が増していくだけなんだそうです。
これが「発酵」と「腐敗」の違いなんだなぁと納得です。






関東では、先週末から暑さが一転、秋のような涼しさがやってきました。このタイミングで、体調を崩す人も少なくないと思います。
自家製ミソには家族を守ってくれる、おウチにすむ常在菌も入るし、仕込みは力仕事ですが、あとは菌まかせで置いとくだけで場所もとりませんから、小さなお子さんがいるご家庭でトライされてみることを、ゼヒお勧めします。
私がトライしたミソならば、とっても簡単です。

手作り米みそセット
http://item.rakuten.co.jp/taiyo-shizen/792248_1/
作り方
http://www.rakuten.co.jp/taiyo-shizen/721060/739454/


発酵食品には、加工食品で圧倒的に不足している酵素・アミノ酸・ビタミン・抗酸化成分・抗がん成分などなど、数えきれないメリットがあります。

お料理が苦手な女性や、食育系男子を目指している男性に、ゼヒおすすめの料理家の方がこちらです。日本料理の奥深さとともに、日本語の豊かさと美しさにも、触れることができます。
「辰巳芳子さんオフィシャルサイト」
http://www.tatsumiyoshiko.com/

アマゾンの辰巳芳子さん著書一覧
http://www.amazon.co.jp/辰巳-芳子/e/B004L1SC0E/ref=ep_sprkl_at_B004L1SC0E?pf_rd_p=97771389&pf_rd_s=auto-sparkle&pf_rd_t=301&pf_rd_i=辰巳芳子&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=1MZKAJ80ZQJDERK3KR7Q

かれこれ20年も前、一応料理はできてもすべて自己流だったので、なんとなく自信がもてなかった時に出会った本は、いまでも愛読書となっています。






















辰巳先生がでで〜んと表紙を飾ってらっさる、このクロワッサンの特集号は、アマゾンでは売り切れですが、コンビニや書店ではGETできるチャンスありです。ちなみに以前紹介した「塩麹」のつくりかたも紹介してくれていました。
http://www.amazon.co.jp/クロワッサン-2011年-4-10号-雑誌/dp/B004QIWX9I/ref=sr_1_10?ie=UTF8&qid=1313979695&sr=8-10

ということで、辰巳さんの本を読むと、
人も植物も滋養の高い栄養をとることが、
病気や悪い菌にまけずに健康に生きる/育つ秘訣だと、しみじみと思ってしまうのです・・・