室内栽培のイチゴたちのおかげで、
先週は「プチイチゴ狩り」が堪能できました。
今年の新苗たちになったランナーを出してくれた親株は、2年目の苗ですが、4cmくらいの果実を3つも実らせてくれました。
葉っぱが小さくて、この親株から出たランナーの子株も不調気味だったので、「ダメなやつ・・・」扱いしたのを激しくゴメンナサイでした。
とはいえ、葉っぱも根はりもイキオイがある親株からそだった子株の果実は、こんなにでかくなりました。↓
ベタな自慢ですが、計ってみたら5cmほど。
小さな花をツボミのうちに摘花(てきか)して、大きな花だけ残すようにするのも、大きなイチゴに育てる秘訣だそうです。
←イチゴの花房には、複数のツボミがつきますが、花房の一番最後のほうに「おまけです〜」的にでた、ちっちゃなちっちゃなツボミは、見つけ次第つんでしまって、大きめな花だけ残すようにしました。
摘花したツボミと、残した花をくらべると、大きさに差があります。ツボミの大きさは、まんま果実になった時の大きさに、つながるんだそうです。
植物にとって、花を咲かせて維持するのは、ものすんごい体力がいるので、イチゴを始め、リンゴとかミカンとか果実系の栽培では、見込みのうすい花や果実を間引いてしまう「摘花 or 摘果」をするんだそうで。
ところで、育ててるイチゴの苗は全部「あかねっ娘」なんですが、去年の親株からとれた、
↓右側の大きいイチゴの方が、色素が薄いピンクで、味も「桃」っぽさがあります。
↓左側が今年の新苗から穫れた「あかねっ娘」です。イチゴはランナーで増やした場合、カンペキなクローンなはずですが、培地とか肥料とか生育環境が違うと、出てくる特徴も変わるんでしょうか・・・?
それにしても室内イチゴ栽培をはじめてから、3年目。今回は「おウチでイチゴ狩り」が、ぽつぽつと楽しめそうです。
どんなに資材がそろっていても、やっぱし何度も試行錯誤しながら育ててみないと、「なんとかウマく育てる勘どころ」というのは身につかないものだなと、しみじみ思いました。