メイワクな台風4号の暴風が、いまにも屋根を吹き飛ばしてしまいそうで、ハラハラ・ドキドキな夜を過ごしました。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
今年もゲンキにツルツルと育ちすぎの「エビヅル」が、しなっっっと萎れてしまいました。
エビヅルは、ヤマブドウの仲間なので、実がつけば食べられます・・・が、雄株と雌株にわかれる雌雄異株です。
勝手に生えてきたこのエビヅルが、オスなのか、メスなのかまだ不明です。
ちなみに、エビヅルとよくにた葉っぱをつける「ノブドウ」というブドウの仲間がいます。
エビヅルとノブドウは、見れば見るほど、葉の様子もよく似ているのですが、エビヅルは葉の裏に白い毛が生えていて、風になびいたりすると、チラチラッと白い葉ウラが見えます。
そして、これまた勝手に生えてきたカボチャですが、今朝になって、雌花が開花してました!
なぜこんな、どこもかしこもベシャベシャしてる台風の翌日に、わざわざ咲いたのか? と恨めしくも思いますが、急いで雄花を摘んで受粉させてみました。
さて、自慢できることじゃありませんが、Xソ暑くなった日曜日のせいで、室内栽培のエアロ・ガーデンのチャイブが、ほぼ茹だってしまいました・・・オレガノはゲンキですが、チャイブは、お見せできる状態ではありません。現在新芽が展開してきて、なんとか生き残れそうなチャイブが数名います。
チャイブは暑さに弱いことをキチンと学ばずに栽培しはじめた私の落ち度をタナに上げ、「これだから、夏場にハイドロは・・・やりたくな・・・」と、口に出してはならぬことを思わず言いそうになります。
「日本の夏にハイドロがあんまし向かないんなら、どうしたらいいのさ?」と、思いますが、ココヤシ殻繊維を利用した「ココ培地」などの有機質の培土は、培養液とくらべて温度の上昇が抑えられて酸素もたくさん含めるので、養液栽培を日本の夏場にトライするならば、ココ培地はGOODなチョイスだと思います。
いくらココ培地がハイドロ・システムよりも夏場に強いとはいえ、もちろん破壊的な高温や濃い肥料、カラッカラに水切れを起こさせてしまったら、植物はダメージを受けますが、今回ハイドロ・システムで、たった1日様子を見ないだけで、うだってしまったチャイブのように、イッパツでアウト!!! という状態には、ココ培地は、なりにくいといえます・・・ただ水やりの手間は、かかりますよね。
しかし、今回はちょっと違った視点から「ヤシ殻繊維」のスゴさを再発見しました。
ヤシの木の生命再生パワーは、ものすごいものがあり、亀の子だわしを海水に浸しておけば、ヤシの新芽が発生してくるという情報・・・
「 亀の子タワシから、ヤシの木を育てよう 」
http://portal.nifty.com/2010/04/01/uso09/
・・・は、さくっとエイプリルフールのネタでした。ザンネン!!!
さて、本命のヤシ繊維のスゴさですが、「亀の子タワシは、油を分解する!」のです。
あまりに大量の油は、きちんと処理して可燃ゴミに出さねばなりませんが、調理後のフライパンや食後のお皿にベットリとついた油分くらいなら、亀の子タワシでクルクルッとこすれば、あっというまに油がサラサラになります。
しかし、夏場はタワシやスポンジなどに雑菌が増えやすいので、油汚れをおおかた落とした後の食器は、洗剤で軽く殺菌がてら洗った方が安心かもしれません。あと、汚れがたまったタワシは、お鍋でグツグツ煮ていますが、タワシをゆでたお湯には、油は浮きませんが、汚れや雑菌などで黒っぽくなります。
いまのところ、なぜヤシ繊維が油汚れをサラサラに分解できるのかは、たぶん繊維にスキマがたくさんあるからかな? と思われますが、先日お豆を買わせていただいたショップさんが、この情報を教えてくださってました。
ちなみに、油がついてベタベタした手肌まで、タワシで軽くこすると、不思議とサラサラに落ちてしまいました・・・