Xソ暑い日が続きすぎだった8月も、今日で終わりです。そして今月2度目のフルムーンな日となりました。
満月の頃は「開花期生長」よりに植物がうごくよ、とのことで、春にはあれだけツボミがポロポロポロポロと、キリがないほど落ちまくってガクッッッとさせられた「アンティーク・レース」というバラが、花を咲かせました。
咲かすのが難しいバラという通説で、春には、たくさん付いたツボミたちは、風が吹いただけでポロリンと落ちてしまいました。
ところが真夏の今、水やりのシャワーがあたっても、ツボミはビクともしません。
夏で土が乾きやすくなって、根っこがたくさんのびたのか? それとも水道水の塩素で、植物繊維が固くなって丈夫になったのか? わかりません。
「アンティーク」つながりとなりますが、キャラメル・アンティークというバラに、新たにのびたシュートからも、大きなツボミがつきました。
大きな花を咲かせてくれそうですが・・・
問題は、コヤツ!
今年はカマキリが住み着いてくれなかったので、バッタが大量繁殖しています。
朝、バラやイチゴ、ラベンダーたちに水やりをすると、ポンポンポンポンと、まるでポップコーンでも作ってるかのように、バッタがあっちへこっちへ跳ね回ります。
さても明日から9月、そろそろ今秋からの室内栽培に向けて、種まきやら、土づくりやら・・・もろもろの準備をそろそろ始めることにしています。
秋からのガーデニング準備として、まず取りかかったのが、なぜか「ブルーベリーの緑枝挿し」、ひらぺったく言えば「ブルーベリーの挿し木とり」です。
春夏ものの苗木セールがはじまった今、「テュフブルー」と「バルトウィン」というの2種類のブルーベリーの苗をGETしてしまいました。枝が混み合っていて虫が付きはじめたので、軽く剪定したついでに、挿し木を取ってみました。
ラビットアイという系統のブルーベリーは、関東の暑さにも強く、家庭でそだてやすいとのことです。(育てにくいけど、味はラビットアイより勝るといわれるハイブッシュでも、ラビットアイを台木にした接ぎ木苗ならば、比較的夏に強いそうです。)
ブルーベリーは、自家受粉しにくい果物なので、同系統のちがう品種を2本以上一緒に育てる必要があるそうです。つまりどちらか一方の品種が枯れてしまったら、また買い足さないとならない・・・ということでエンドレスにハマるはめになる予感がしています。
発根しやすい挿し木用の枝とは、「チッ素」が少なく「炭水化物=デンプン」を多く含むことがあげられます。( C/N比が高い枝のほうが、発根しやすいということです。)
グロウランプをつかった室内栽培で育つプラントならば、安定した光量が確保され光合成もさかんだし、有機活力剤などの糖分のおかげで、葉っぱや茎のC/N比は高めだと思います。特にC/N比が高い根元ちかくの下枝を挿し木にすれば、さらに発根しやすいと思います。
しかしこのブルーベリーの挿し木のマザーたちは、日射しの弱いところで管理していたので、挿し木のなかの余分な窒素を流転してあげる必要がありそうです。ということで、お得意の「炭酸水のミスト」を挿し木に当てて、C/N比をあげようというモクロミです。
しかも、炭酸ミストで湿度が60%〜80%ほど確保できれば、葉っぱは気孔をとじないので、発根促進効果のある活力剤を葉面スプレーしてあげると、葉うらで、養分をよく吸収して発根速度も発根量もさかんになります。