リッパな「もちあわ」の穂を昨日見つけたばかりでしたが、今朝気がついたらバケツ栽培の「キヌヒカリ」が出穂していました。
じつは少し「 ヤッテもうた! 」感があります。
出穂する約一ヶ月前に、きちんと肥料濃度をあげなくてはならなかったのですが、暑さにかまけて、培養液のEC値をまぁ〜っっったく気にかけていなかったのです。
「キヌヒカリ」ではご法度の10本以上をまとめて密植してしまうというミスをすでにしてしまっているのに、
中干しもEC値管理も怠ったせいで、なんとも寂しげな「スカスカな穂」になってしまいそうです。
それにしても「栽培の本気度」が、ここまで結果を左右するってのは、いまさらながら身にしみて理解しました。
悪い意味でテキトーに育てた植物は、そのとおりテキトーにしか育ちませんよね。とくに養液栽培や水耕栽培は土壌からの養分がほとんどアテにできないので、グロワーの培養液管理の成果が、収穫量そのものにズバリあらわれます。
「キヌヒカリ」を育ててているバケツは、下の部分に穴をあけてホースを差し込んでいて、ホースを抜くか、ホースのトップ部分を地面に向ければ、古い培養液が抜けるようになっています。
ち・な・み・に!!!
水抜きできるようにしたこのバケツは、ハイドロ用システムに応用することができます。バケツのフタに、手元のネットポットと同じ径の穴をあけてのせるだけで、シンプルなハイドロシステムができることになります。