やっとのことで、DR240の生長期用セッティングがほぼ完了しました。後々になって実がついて根が張って培地が乾く速度が早くなったら、底面給水で管理する予定です。
種子からスタートさせたトマト3種、「アイコ」「レッド・オレ」「イエロー・ミミ」は、定番のTERRA培地、COCO培地・・・
そして今年は炭酸ガスでpH値をコントロールするハイドロ・システムの3種類の栽培方法で室内秋冬トマト栽培にトライします。
まだ2号鉢でじゅうぶんな丈のTERRA栽培とCOCO栽培のトマトたちです。左側のハイドロ・システムは、自作カーボネーターでCO2をダイレクトに培養液に吹き込んでpH値を5.5〜6.5ほどにおさまるようにした、いわば本来の「Sodaponics」です。ハイドロ・システムのトマトたちは、たった一週間前から循環式システムにセットしましたが、ヤッパリ生長速度が早いです。アレヨアレヨという間に、新芽が展開してきます。
ちなみにTERRA培地、COCO培地、ハイドロ・システムのうち、ダントツに生長がはやく大きく育ってるのがTERRA(左と後方まん中)です。COCO(右と前方まん中)のトマトたちは普通の生長です。TERRA、COCOの有機培地に共通しているのは、「節間が間延びせず、ガッチリとブッシィな理想的な苗に育ってる」ってことです。
「あかねっ娘」たちです。アブラムシが出てきてる苗もありますが、とってもゲンキです。イチゴの方もTERRA培土で育ててる方が新葉の展開が早く、茎が太くなってます。
いまのところ、トマトもイチゴもTERRA培土の苗が、もっとも生長がはやく、いい感じで育ってます。その理由はハッキリしていて、「ガーデン・ピートがベース原料のTERRA培土は植物にとって、ものすごく根っこが張りやすい!」というメリットのおかげです。COCO培地は、後半根っこがびっしり張ってからが本領発揮!となります。くわしくは、トマトたちの生長とともに、おいおい説明していきます。
現在グロウルーム内の室温は、ピーク時に25℃程度になります。湿度は60%を切らないように管理しています。今後、グロウルーム内の温度が22℃以上にならなくなったら、本格的な植物育成ランプのMHランプかHPSランプにチェンジしていこうと思っています。
今週から、ハイドロ・システムの培養液に1時間毎に10分ほどCO2を吹き込むようにして、そこからもれただようCO2がグロウルーム内全体に流れるようにファンをまわしてみました・・・そのおかげなのか、TERRA培土のトマトたちの生長がさらに早くなったので、とっとと6Lポットに植えかえることにしました。